梅雨入り早々の越南渡航で遅延にみまわれつつ、深夜にホーチミンシティ・タンソンニャット国際空港におりたちます。
時間も遅いので、タクシー交渉に消耗したくなくクーポンタクシーを手配、乗車口に向かう途中、SIM売店のお兄さんに呼び止められます。市内に入ってからでもいいや、と思っていたのですが「さっさと設定するから」と言うので購入することにしました。
購入したSIMカードは、「Vietnamobile(ベトナモバイル)」のもの。Amazonでも購入できるみたい。3泊ほど使用したので周波数(バンド)、APN設定、通信速度などを記事投稿します。
記事内、現地通貨で表記することがあります。
現在、 1ベトナムドン(VND) = 円です。1万円を両替すると、 ドンになります。
ゼロを二つとって、半分にすると日本円と同じくらいになります。(相場によって±何割か上下します)
よく使う紙幣
ベトナムではコインはないようです。
- 1,000ドン: 円
- 2,000ドン: 円
- 5,000ドン: 円
- 10,000ドン: 円
- 20,000ドン: 円
- 50,000ドン: 円
- 100,000ドン: 円
- 200,000ドン: 円
- 500,000ドン: 円
更新日時: (自動取得データ)
Vietnamobile(ベトナモバイル/ベトナム)
Vietnamobileは、ベトナム通信キャリアの1つ、複数あるキャリアのうち4番目に大きい規模(2012年)のようです。ハノイ・テレコムとハチンソン・グループのジョイント・ベンチャーとして2007年に設立、2009年にHT MobileからVietnamobileに名称変更されました。3Gサービスを2011年より提供。
Viettel(ベトテル) | 40.67% |
---|---|
Vinaphone(ヴィナフォン) | 30% |
MobiFone(モビフォン) | 17.9% |
Vietnamobile(ベトナモバイル) | 8% |
その他 | 残りのシェア |
ベトナムは、国防省傘下のベトテルが最大手、ヴィナフォン、モビフォンとこの3社でシェアは9割に達しているんですね。ベトテルは前回の渡航で使いました。
規格、周波数、バンド(2G, 3G, 4G/LTE)
画像をタップ(クリック)で拡大、スライド可能です。
▲ ホーチミン、ハノイ、ダナン周辺など人口都市部はカバーしているようです。
バンド | 規格 |
---|---|
900(E-GSM) | GSM |
1800(DCS) | |
B1(2100) | UMTS |
B2(1900 PCS) |
APN設定
名前 | Vietnamobile |
---|---|
APN | internet |
プロキシ | 未設定 |
ポート | 未設定 |
ユーザ名 | 未設定 |
パスワード | 未設定 |
サーバー | 未設定 |
MMSC | 未設定 |
MMSCプロキシ | 未設定 |
MMSポート | 未設定 |
MCC | 452 |
MNC | 05 |
認証タイプ | 未設定 |
APNタイプ | defalult |
APNプロトコル | IPv4 |
APNローミングプロトコル | IPv4 |
ベアラー | 指定なし |
MVNOの種類 | None |
MVNOの値 | 未設定 |
ホーチミンシティ・タンソンニャット国際空港で入手
空港内で移動とSIMカードを手配しました。遅延のせいで、国際線ターミナルにつくはずが、国内線ターミナルに到着。お金が全くないので徒歩で国際線側のターミナルに移動しました。
ビル内で両替やSIM売店を見つけます。

夜も12時くらいになっていたので、さっさとホテルに行きたく思考ゼロでお兄さんに従いました。

▲ 料金はこんな感じ。
160,000VNDデータプラン | 4G LTE / 当日は無制限データ |
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180,000VNDデータプラン | 5.5 LTE / 当日は無制限データ |
250,000VNDデータ+コール付き | 7GB LTE、ローカルの電話が15分無料 |
Vietnamobileの気になる速度
一回しか計測していなかった。数字だけみるとあまり良くないですね。と言いつつ動画見るわけでもないのであまり不都合は感じませんでした。

時間帯 | 14:30 |
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PING値 | 258 ms |
下り速度 | 3.22 Mbps |
上り速度 | 3.83 Mbps |
私のスマートフォンとの相性

私は、2019年に発売されたXperia10を愛用しています。ホーチミンシティで、Vietnamobile(ベトナモバイル)の電波を問題なくつかむことができました。
実は日本で準備できるベトナムSIM
今はいろいろ選択肢がある時代。レンタルWiFI、現地SIM、ローミングSIM、そして変なやつも。
前持って用意しておくと「ボラれる」心配はなくなります。ベトナムドンは通貨の桁が多いので、不慣れだと金銭感覚がおかしくなります。彼らもそのことはよく分かっている。最初の渡航の際に、タクシーでボラれそうになりました。通貨コンバーターで確認してびっくり。もちろんお断りしましたが。
初めてベトナムを訪問する、英語でのコミュニケーションも不安という方は予め手配しておくと安心です。
最後に
ベトナム渡航は2回目でした。次はいついこうかな。夏かな、いやバンコクにいこうか。