先日フィリピンへ渡航していた際に、いつものように配車アプリのGrabを使いました。
数ヶ月ぶりに使う際、たいてい何か新機能が追加されています。今回も「なんか色々画面変わってるなぁ…」程度にスマホを見ていたのですがよく見るとGrabからフィリピンSIMへロードできるようになっていました。
クレジットカードから直接ロードできるわけではなく、Grabの電子マネー(Grab Pay)を経由する必要があります。毎回、渡比するたびにロード用のカードを購入していたわけですがその必要がなくなりそうです。
今回の記事で配車アプリ GrabからフィリピンSIMへロードする方法をご紹介します。
記事内、現地通貨で表記することがあります。 現在、1フィリピンペソ(PHP) = 円です。1万円を両替すると、 ペソになります。
よく使う通貨・紙幣
- 5ペソ: 円
- 10ペソ: 円
- 20ペソ: 円
- 50ペソ: 円
- 100ペソ: 円
- 500ペソ: 円
- 1,000ペソ: 円
更新日時: (自動取得データ)
東南アジアの配車サービス「Grab」
Grabは、東南アジアを中心に展開されている配車サービスです。スマホのアプリから車が呼べます。
タクシー業界に殴り込みをかけたUberに続いて誕生しました。東南アジアでは以前はUberも展開されていたのですが、Grabにシェアを奪われ撤退しています。
概要は次の記事にしています。
相場についてはタクシーより高いことも低いこともあります。まぁ、交渉する必要がないのがいちばんのメリットです。2018年のマレーシアでは長距離も含めて使い倒しました。相場感はつかめると思います。
まだ使ったことない方は、アプリを使う際に、下記のプロモーションコードを入れると初回のGrab乗車が無料になります。
プロモコード | GRABWJZ522PG |
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アプリのダウンロードはこちら。
Grab App
Grab.com無料posted withアプリーチ
Grabの電子マネー「Grab Pay」
「Grab Pay(グラブペイ)」とは、Grabアプリに備わっている電子マネー機能です。
- クレジットカード情報を使いたくない場合は、Grab乗車中にドライバーに現金を渡してGrab Payクレジットにトップアップ(チャージ)することが出来る。
- Grab Payクレジットは知り合いに渡すことが出来る。
- デビットカードやクレジットカードと連携して、シームレスな支払いを行える。
Grab Pay最大のメリットは、「現金が不要になる」ということにつきます。
Grabがない時代、フィリピンでは小額紙幣を常に保有することを考えていましたが、Grab登場以降はあまり気にしなくなりました。
Grab Payを使ってフィリピンSIMへロードするメリット・デメリット
正直なところ、なんどもフィリピンに行かない人にはメリットはほぼないですね。在住者やフィリピン渡航を繰り返す方々にメリットが大きいです。
注意点としては一旦Grab Payへ入金する必要があること。Grabカーだと通常、クレジットカード連携で自動支払いができてGrab Payへの入金は必要ないのですがロードする場合は入金が必要でした。
- SIMのロードが気軽に出来る。チャージ用カードを探したり、サリサリストアを探す必要がなくなる。
- 割と細かい額でロードを入れられるので、ロードの入金に無駄がなくなる。
- 普通にロードするより若干割安。
- クレジットカードからの直接ロードはできない。一旦、Grab Payへトップアップ(チャージ)する必要がある。
- Grab Pay内の現金が使われないと無駄になる。
- 設定がちょっとメンドクサイ。
GrabからフィリピンSIMへのロード方法(チャージ)
では実際にGrabアプリからフィリピンのSIMへロードを行います。
- ステップ1Grab PayクレジットへトップアップするGrab PayクレジットとはGrabに入金されたマネーのこと。トップアップとは現金をチャージすることです。
- ステップ2Grab PayクレジットからフィリピンのSIMへロードするトップアップされたGrab Payクレジットからフィリピンの携帯番号を指定して入金します。
ステップ1:Grab Payクレジットへトップアップする
簡単に行いたいならGrab乗車時にドライバーにお願いする方法です。トップアップしたお金はもちろんGrabでの支払いにも使えます。
- ドライバーに現金でのトップアップしたい旨を伝える
- 稀にトップアップのやり方を知らない新人ドライバーがいます。探りを入れるため、聞いておいた方が良いでしょう。
- アプリ上でトップアップリクエストを出す
- 移動中であれば、「トップアップしとく?」みたいな通知がアプリ上に出ているはずです。
- ドライバーに現金を渡し、アプリ上での入金を確認する
- 必ず入金を確認した上で下車するようにしてください。
ここからは手の込んだクレジットカードでのトップアップ方法をご紹介します。
Grabの画面で「Top Up」を選択する。
Grab Pay クレジットへの入金方法を選択します。旅行者の場合、現金をドライバーに直接渡すか、クレジットカードでの入金になると思います。
ドライバーに現金を手渡して入金する場合は、必ずドライバーがいるところで入金完了を確認してください。
ここからはクレジットカードを使います。
Grab Payでクレジット連携を指定ればそのカードを選択します。
クレジットカード連携をしていなければ、この場でカード番号をいれて入金します。Grabアカウントにクレジット情報を登録したくない場合は、都度支払いにすると良いでしょう。
クレジットカードを使ってトップアップする場合、最低入金額は「500ペソ」です。
入金が完了した時の画面。
Grab Payクレジット残高に500ペソが反映されました。
ステップ2:Grab PayクレジットからフィリピンのSIMへロードする
Grab Payクレジットへの入金が完了したら、フィリピンのSIMへロードします。
Grabのトップ画面から「Load」をタップします。
フィリピンで使っている携帯番号をいれて、金額を指定して支払いをします。
若干、割引されています。50ペソ入金の場合、47ペソの支払いになりました。
支払い確認画面が表示されるので内容を見た後に支払います。
支払い完了後にレシートみたいな画面が表示されます。
成功すると、SMSでもフィリピンSIMへロード完了のメッセージがきますのできちんと確認しましょう。
最後に
こんな感じで、配車アプリ GrabからフィリピンSIMへロードする方法を記事にしてみました。滅多に行かない人にはオススメできませんが、在住者や渡比リピーターの方には便利なサービスですね。Grabアプリがどんどん拡張されて非常に奥が深いサービスになってきました。全貌が把握しきれない…
今回はGrabを使ったロード方法でしたが、普通に自分でロードできます。Smart、Globeのそれぞれで記事にしています。
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