2020年のコロナ禍で海外旅行に行けずに悶々と過ごす中、増えた時間を活かして生活の質を上げることに努めました。
先日、買ってよかったもの記事を投稿したのですが、実際のところ物品購入に並ぶくらい数多くのWebサービスを使っていました。
スポットで購入するもの、サブスクで継続するものなど形式は様々ですが、食事、エクササイズ、日用品、ブログに役立つサービスなどをよく利用しました。
一般的に「固定費はあげないほうがよい」と言われる世の中において、サブスクはどこか敬遠されがちです。しかし、娯楽ではなく自己投資や効率を上げられるものにお金を費やすと自分の時間が増えたり、生産性が上がったりします。
数多くのサービスを使った中で、QOL/生活の質が実際に上がったもののみをご紹介します。
2020年に使って満足したQOL/生活の質を上げるサービス・アプリ9選
運動習慣を獲得できるエクササイズアプリ
新型コロナウィルスの蔓延で春先には外出自粛という状況に陥りました。私は技術職なので仕事はテレワークが推奨となったため、自宅で仕事する機会が増えました。
積年の苦痛であった通勤から解放されたのは感極まりないものの、困ったのが運動量の低下。加えて通いのジムも営業停止状態となり、なかなか思うように運動することができませんでした。
ジョギングやウォーキングだけだと筋量低下は免れないので自重でできる範囲のトレーニングをしようと取り入れたのが、「Nike Training Club(NTC)」というアプリ。
この手のアプリで質の高いプログラムを提供するものは有料が多い中、このアプリは 無料 ということで大変助かりました。今でも自宅勤務の合間に体を動かしています。
Nike Training Club
Nike, Inc無料posted withアプリーチ
▲ なんだか最近の音楽アプリのように気分に応じたトレーニングを提案してくれるAI型アプリのようです。トレーニングも随時追加されているようなので飽きがこなそう。
器具あり・なしが選べて縄跳び、ダンベル、メディシングボール、フラットベンチ(のようなもの)があるとバリエーションが増えます。スマホからテレビへ投影(キャスト)できるデバイスがあれば、テレビに移すこともできます。
生活必需品はサブスクで
ガレイドのT字カミソリ・電動歯ブラシ
生活の中で欠かすことのできない消耗品の一部をサブスクにしてみました。
男性なら誰でも行わないといけないのが髭剃り。
髭を伸ばす趣味はないので、2, 3日に一度は剃らなければいけません。私は電気シェーバーよりはT字カミソリ派で、シャワーついでにささっと剃ってしまいます。
カミソリの替え刃ってしっかりしたものだと結構いい値段がします。だからついつい購入や交換時期を先延ばしにしがちになり、結果自分の肌を痛めることも多々…
ガレイドのカミソリ定期便の特徴
- 本体(手に持つ部分)は初回無料
- 手軽なポスト投函、送料込み
- カミソリ1つあたりは166円〜
- 購入金額10%ポイント還元
- 替刃が余ったらスキップ(休止)が可能
何気なくインターネットを見ていて時に見つけた ガレイドのカミソリ定期便。
値段が安い上、ポスト投函なので受取の手間もない。品質的には絶賛するほどではないけど、無難な剃り心地で特に不自由はない。
替え刃がいつでもある状況になったので、替えたくなった時に替え刃がないというあの小さなストレスから解消されたという意味で使ってよかったサービス。
ガレイドは、カミソリがきっかけで同種の定期便である電動歯ブラシも使っています。
体型を維持してくれる宅食サービス
こちらもコロナ禍で始めた食事サービス。運動機会をなんとか確保したので次に考えるのは食事です。
普段のランチは、職場で栄養管理されたお弁当を注文しています。しかし、自宅だと食材選びや調理が面倒です。加えてコンビニやスーパーのお弁当・お惣菜はどれもカロリーが高め。
脂質や糖質、塩分過多にならないようにするにはどうしたら良いかと考えて、結果的には宅食サービスに落ち着きました。
一日のうちに、昼か夜に宅食の健康食を挟むことで太りづらくなったという実感があります。
マッスルデリ
まず初めにマッスルデリ。
マッスルデリではPFCバランスが最適化された食事が提供されます。タンパク質が多い割に糖質・脂質は控えめです。筋トレ、ジム通いなど日頃から体を動かしている方に向いたサービスと言えます。
PFCバランスとは、摂取カロリーのうち三大栄養素の「P=たんぱく質」「F=脂肪」「C=炭水化物」がどれくらいの割合を占めるかを示した比率のこと。
健康的にダイエットするためには、それぞれの栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
値段はやや高く1,000円程度かかりますが、体重が増えすぎたかな?って時に取り入れると徐々に絞られていく感覚があります。現在は月に一度10食を注文するようにしています。
ナッシュ
つぎにスマホアプリから手軽に糖質制限食が注文できる ナッシュ(nosh)。
アスリート向けのタンパク質が多いものや、ダイエット意識が高い人向けの糖質がしぼられたもの、デザートなどバリエーションが豊富。食事の栄養素もすべて事細かに公開されているので計画的にダイエットを進められます。
▲ ナッシュ(nosh) は価格が抑えられたサービス設計で、継続注文すると1食あたりの価格もリーズナブルになっていきます。私はすでに80食以上注文してダイヤモンド会員になっています。
自己啓発
通勤時間がなくなったことによる可処分時間はなるべく自己啓発へ。
オーディオブック
オーディオブックは、アマゾンが運営するAudible、オトバンクが運営する オーディオブック(audiobook.jp) が有名で最近は「audiobook.jp」の方をよく使っています。
比較的短い時間で聴けるコンテンツが多く、月額750円出せば聴き放題になるサービスがあってウォーキングの合間に聞くようにしています。
個人的には週刊SPAや東洋経済、日経などがお気に入り。肩肘はらずに語彙力と時事ネタのインプットに使える良いサービスだと思います。
オンライン学習
今年に限らずここ数年よく使うようになったサービスがオンライン学習「Udemy(ユーデミー)」。
使い始めたのは職場事情でしたが、幅広いジャンルをオンラインでパソコンでもスマホでもデバイスを選ばずに学習できるのでかなり重宝しています。
プログラミングなどの開発、ビジネススキル、財務会計、マーケティング、自己啓発など数多くのコンテンツが登録されています。
私は、職場事情でBIツールを複数受講、趣味では写真の撮り方、Adobe各種ソフトウェアを学習するために使いました。
私と同様にブログやっている方は、ワードプレスの使い方からWeb集客を行うためのSEO知識などのコンテンツがおすすめかも。
コワーキングスペース
自宅以外にも集中してブログを書く環境が欲しく、コーヒー代 + α を出す感覚でコワーキングスペース「ビズコンフォート」を契約しました。
自宅で集中できない時にはカフェも使っていましたが、座席があったりなかったり、騒音が気になって集中できないこともありました。
月額2,000円〜と始めやすい価格設定で拠点数も全国に広がります。私は、土日を4,000円で自由に使えるプランで地元の神奈川で使っています。
ビズコンフォート の特徴
- 安価で始めやすい
- オシャレな空間が素晴らしい!
- いろんな拠点を楽しめる
- 総じてカフェノマド品質は上回っている
- 拠点によって外部ディスプレイ付き
- 程よいオフィス感で集中できる
コロナ禍でコワーキングスペース、レンタルオフィスなどの需要は増えているそうです。自宅でのテレワークが集中できていない人におすすめできるサービスです。
資産の見直し
家計簿アプリ(マネーフォワードME)
自宅での可処分時間が増えたのでいくらかのお金の勉強をして、つみたてNISAを始めたり、計画的にふるさと納税をすすめたりしていました。
銀行口座や投資口座、クレジットカードなど気づいたら数多くの金融資産・負債が身の回りに散らかった状態に。
これはまずいとついに家計簿アプリなる「マネーフォワードME」を使って所有資産を整理しました。
いままでは感覚で使っていたお金も、グラフや数字で見える化されると自然と使い方が変わってきます。投資効率を見直したり、不要な支出を抑えたりする上でいまではなくてはならないアプリとなっています。
マネーフォワードME の特徴
- パソコン、スマホ双方で使える
- 無料から始められる
- スマホに全ての資産情報を集めて一目でみれる
- 口座連携先が豊富で利便性が高い
- 収支の把握がグラフでわかり、無駄を削減できる
まとめ
コロナ禍で自宅で過ごすことが多くなった2020年。
私だけではなく、多くの人にとって多かれ少なかれ生活に変化があったはず。不自由なことはちょっとしたアイデアや便利なサービスで解決してみてはいかがでしょうか。