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【レビュー】スマートタグ「Tile Slim 2020」と旧型Mateを購入 | ADHD気味な人向けガジェット

【レビュー】スマートタグ「Tile Slim 2020」と旧型Mateを購入 | ADHD気味な人向けガジェット ガジェット

スマートタグとして有名なTileシリーズより2020年新型Slimと旧型Mateを購入したので使い勝手をご紹介します。

実は先日のベトナム旅行で財布を機内に置き忘れました。

現金やカードたっぷりと入った状態だったのでかなり冷や汗をかきました。コトの顛末は記事にはしているのですが、海外で財布を失くすという経験はいままでになく、

瞬間的な絶望感は筆舌に尽くしがたい状況でした

まぁ、それはそれとして(リンクは最後に入れておきます

なんとか日本への生還を果たしすっかり日常には戻っていますが、あの忌まわしい経験をもうしたくはないので、この忘れっぽいクセをどうにかしないといけないと思いつつ、忘れ物防止タグなるガジェットを購入してみました。

財布や鍵、IDカードの類にキーホルダー的につけてスマホと連携します。

最初に新型カードタイプのTile Slim 2020を購入し、まぁ使えそうかなと判断したなので小さいプレートタイプ(旧型Tile Mate)を複数買い足しました。

海外でお財布を紛失したくない人向けに記事投稿します(苦笑

ドンちゃん
ドンちゃん

あんただけよ

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スマートタグとは(=忘れ物防止タグ)

スマートタグとは、財布や鍵、IDカード、USBキーなど身の回りの小さいアイテムにつけてスマートフォンと連動させることのできる小さなタグです。忘れ物防止タグ、アイテムトラッカーなどとも呼ばれます。

ひと昔前に、「IoT (Internet of Things)」などという言葉が流行りましたよね。

モノとインターネットがつながるという意味でスマートタグはそれそのものです。

スマートタグといえばTileシリーズ

種類豊富なTileシリーズ
種類豊富なTileシリーズ

スマートタグの代表格と言えるのがTileシリーズ。Tileは、シリコンバレーはカリフォルニア州サンマテオに拠点を持つ企業です。

10秒で把握するTileの特徴
  • 最も売れているBluetoothトラッカー
  • 世界中で20億以上のTileが売れている
  • アメリカではスマートタグのシェア80%を誇る
  • 世界最大230ヵ国にわたる遺失物発見コミュニティを持つ
  • 毎日300万アイテムが見つけられている
  • Tileとのコラボ製品があるらしい(Bose, HPなど)

Tileを使ってできること

TileはスマホとBluetoothを使って連携します。

アイテムやスマホを音で見つけ出す

  1. Tileをつけたアイテムを見つけるにはスマホアプリから音を鳴らします。
  2. 逆にスマホが見つからない時はTileを使ってスマホを鳴らします。

最後に検知した場所を記憶する

スマホとTileはBluetooth(ブルートゥース)を使って接続されています。最後に通信が途切れた場所をスマホアプリが記憶しており、地図表示することでその場所がわかります。

世界最大のTileコミュニティに参加

Tileは所有者の間でコミュニティを形成しています(個人情報とかは特定されないらしい)。

モノをなくしたときの見つける手段の1つとしてこのコミュニティが使われます。自分のTileのそばをコミュニティ利用者が通過すると場所をアプリに知らせてくれるみたいです。

Tileシリーズの種類と違い

小さなプレートタイプ、カードタイプ、シールタイプがありアイテムの特性で使い分けることが出来ます。

項目 Tile Mate Mate (2020) Pro (2020) Slim (2020) Sticker (2020)
商品画像 Tile Mate(電池交換式)
商品詳細
Mate(2020, 電池交換式)
商品詳細
Pro(2020, 電池交換式)
商品詳細
Slim(2020, 電池交換式)
商品詳細
Sticker(2020, 電池交換式)
商品詳細
カラー ホワイト ホワイト ホワイト&ブラック ブラック ブラック
電池タイプ 交換可能(CR1632) 交換可能(CR1632) 交換可能(CR2032) 交換不可 交換不可
電池寿命 約1年間 約1年間 約1年間 約3年間 約3年間
最大接続距離 約45m 約60m 約120m 約60m 約45m
商品サイズ(mm) 35.0×35.0×6.2 35.0×35.0×6.2 41.6×41.6×6.5 85.5×53.9×2.7 27.0×7.3
防水機能 防滴(IP55) 防滴(IP55) 防滴(IP55) 防水(IPX7) 防水(IPX7)
音量 より大きい より大きい 最も大きい より大きい 大きい
重さ 7.5g 6.0g 12.0g 14.0g 5.0g

利用シーン

Tile Mateを鍵に装着
Tile Mateを鍵に装着

プレートタイプのTile Mate, Mate 2020, Pro 2020はキーホルダー程度の大きさで何かに括り付けられるように穴がついており、万能的に使えます。

Tile Slimはお財布に
Tile Slimはお財布に

Slimはカードタイプなのでお財布や定期券など相性が良さそうです。

スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(Sticker)
持ってないけどSticker

Stickerははりつけるタイプ。これはプレートタイプやカードタイプを使えない「何か」に貼り付けて使います。

無くなったら困るものということでリモコンとか、パソコンとかにつけておくと良い感じでしょうか。

うーん、そこまでお金は使わないか。

購入したTile開封レビュー

Tile Slim 2020

まず最初に購入したTile Slimから。お財布を取り戻し、日本へ帰国した私は戒めの意味を込めてこの製品を思考ゼロでポチっていました。

スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(外箱外観)
スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(外箱裏側)
スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(外箱を開いたところ)
スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(Tile Slimが1つ入ったシンプルな梱包)
Tile Slimが1つ入ったシンプルな梱包
スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(Tile Slimとクレジットカード)
Tile Slimとクレジットカード

▲ 大きさは本当にクレジットカードと同じくらいです。触り心地はマット感がありスベスベしています。気持ち厚みがあります(感覚的に1.5倍くらい)。

スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(財布のカード入れに入れてみた)
財布のカード入れに入れてみた

▲ 私の財布は紙幣とカードのみを入れるタイプ、小銭は持たないようにしています。Tileはカード入れに入りました。ちょっときついかな。

財布はお尻のポケットに入れていますが、たまに椅子と干渉すると物理ボタンが押されてアラームがなることがありました。モバイルPASMOのiOS版が出れば財布もカバンに入れられるんですけどね(待ち遠しい

Tile Mate

続いて、穴あきで万能型・小物に合うTile Mate(これは旧型)です。

スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(今度はTile Mate)
今度はTile Mate

▲ 2つ購入しました。どうやら2個、3個とまとめ買いすると値段が下がるようです。鍵と社員証用に購入しました。

スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(鍵に装着)
鍵に装着

▲ 鍵は出かけの際に「鍵〜っ鍵〜っ、どこどこ〜?」ってよくなるので。

スマートタグ「Tile Slim 2020」「Tile Mate」レビュー(もう1つはIDカードで使っています)
もう1つはIDカードで使っています

▲ 実際の社員証ではないけれど、イメージとして。社員証の紛失防止対策を自分で行う鏡のような社員です。

Tileを使い始めるまで

初期セットアップ
  • 手順1
    アプリのダウンロード
  • 手順2
    アカウント登録
  • 手順3
    ペアリング
  • 手順4
    位置情報の設定と動作確認

アプリのダウンロード

TileアプリはAppStore、Google Playからそれぞれダウンロード可能です。

Tile - Find lost keys & phone

Tile – Find lost keys & phone

Tile, Inc.無料posted withアプリーチ

アカウント登録

最初の登録の際に、アカウント登録があります。メールアドレス・パスワードを設定すればOKです。

スマートタグTileの設定(アカウント登録)
スマートタグTileの設定(アカウント登録)
スマートタグTileの設定(アカウント登録)
スマートタグTileの設定(メールアドレスとパスワードで設定)
メールアドレスとパスワードで設定

ペアリング

スマートタグTileのペアリング設定(プラスボタンでTileを追加する)

▲ 左上の「+」ボタンでTileを追加します。既にいくつか連携していますので「鍵」を追加します。

スマートタグTileのペアリング設定

▲ 一番上の「Tile」を選択します。他はコラボ製品でしょうか。

スマートタグTileのペアリング設定(接続するタイプを選ぶ)

▲ Stickerだけ別扱いの模様。今回はプレートタイプなので上を選択します。

スマートタグTileのペアリング設定(Tileを一度押して起動する)

▲ Tile側のロゴを一度押して起動します。

スマートタグTileのペアリング設定(しばらくするとTileが追加される)
スマートタグTileのペアリング設定(しばらくするとTileが追加される)
スマートタグTileのペアリング設定(有効化成功)

▲ しばらくすると有効になります。

スマートタグTileのペアリング設定(カテゴリで分けて何につけたか使い分ける)

▲ どういった持ち物かカテゴリを選びます。複数あるときの区別に便利です。

私は財布、鍵、IDで分けました。

スマートタグTileのペアリング設定(3つのTileとスマホ自身)
3つのTileとスマホ自身

▲ 「鍵」が追加されました。

位置情報の設定

スマートタグTileの位置情報の設定

▲ 初めてTileを鳴らす際に、位置情報の設定を求められます。

スマートタグTileの位置情報の設定(推奨は常に許可の設定)

▲ アプリの特性としては「常に」にしておくのが良いそうです。

スマートタグTileの位置情報の設定(推奨は常に許可の設定)

スマートタグTileの位置情報の設定(推奨は常に許可の設定)

しばらく使ってみましたが、バッテリーが著しく減るということはなさそうです。

Tileを鳴らしてみる

スマートタグTileの動作確認(スマホからTileを鳴らす)

▲ 鳴らしたいTileで「探す」ボタンを押すと音がなります。

スマートタグTileの動作確認(スマホからTileを鳴らす)

▲ 音を止める時はスマホアプリから「完了」ボタンで止めるか、Tile自体の物理ボタンを押します。

画像だと音は真ん中の設定にしていますが、それでも結構大きな音がします。自宅は問題ないですが、静かなところで鳴らすとちょっと焦ります。この時もカフェで設定していたので驚いてしまいました。

スマホを鳴らしてみる

スマートタグTileの動作確認(Tileからスマホを鳴らす)

▲ Tileではなく、スマホが見つからない時もありますよね。そんな時はTileのボタンを二回連続で押します。

スマートタグTileの動作確認(Tileからスマホを鳴らす)

するとスマホが鳴り出します。スマホを触れば音はとまります。

Tileを少し使った感想

ひとまず今回はセットアップまで。本格的な使い勝手の感想はもうちょっと使ってからかな。

良いところ
  • 程よいジャマにならない大きさ
  • シンプルで使いやすい
  • アレ、どこ置いたっけ?という場面であればモノはすぐに見つかる
  • 位置情報を常にONにしてもさほどバッテリーには影響しない
残念なところ
  • 通知機能は定額有料サービス
  • 2020年版は値段がやや高い

鍵や財布を朝の出勤時にすぐに探せず焦ることが結構あります。そんな時はスマホから音鳴らせばすぐに見つかるようになったのでその点はすぐに効果がありました。

この手のツールだと、アイテムが離れた時に通知機能が欲しいかなぁ… と思ったら、サブスクリプションサービス(Tile Premium)の加入が必要とのこと。世の中、サブスクの流れが止まりません(苦笑

所詮、忘れ物に完全な対策なんてないのでどこまで投資するかでしょうが、せっかく購入したので一度は加入します(感想は記事最後に別記事リンクあり)。

Bluetoothの距離は、Tile Slimで60m、Mateで45m。この距離を長いとみるか短いとみるか、長さが足りなければMate Proが選択肢になりますが、その分値段が上がります。

まとめ

ベトナムでの財布事件より自戒を込めてスマートタグを購入したお話でした。半分自分への罰ゲームなので値段が高いとか安いとかそういう問題ではあまり考えてないです。

一世代前のTile Mateは結構値段がかなり落ちてお得になっています。お守り代わりに一つや二つあってもいいのかも。ちなみにMateは、まとめ買いの方が値下がりします。

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