DJI Osmo Mobile2専用のアプリ「DJI Goアプリ」の使い方をまとめます。専用アプリがなくてもスマートフォン標準のカメラで撮影は可能です。しかし、専用アプリがあるとOsmo独特の機能で周りの人とは一味違う動画が撮れちゃいます。
タイムラプスを撮りたい
特に、モーションタイムラプスが使えると楽しいです。
この記事を読むことで、次のことが理解できます。Osmoハードウェアの操作説明書はPDFで公開されていますけど、アプリの操作説明書って見当たらない….
この記事では、次の内容を投稿します。
- DJI Goアプリのダウンロードから使い始めるための流れ
- DJI Goアプリを使った基本的な撮影方法
- DJI Goアプリを使ったタイムラプス系の応用的な使い方
Osmo Mobile2のレビュー、ハードウェアの使い方は以下の記事にしています。はじめての方はこの記事の前にお読みください。
スマートフォン標準アプリでも撮影できます
ジンバルにスマートフォンを取り付けて、カメラアプリを立ち上げると撮影が可能です。iPhoneでもアンドロイドでも標準アプリで動画の撮影が可能です。Osmo独自の機能が不要であれば、使いなれたスマホ標準のアプリを使うのも良いでしょう。
Osmo専用アプリを使うと以下のことが可能です。
- ジンバルの細かい動作の変更
- ジンバルと連動したタイムラプス(ハイパーラプス、モーションタイムラプス)
- 対象物を追いかけるアクティブトラック
特別な理由がなければ、Osmo専用のアプリを使いましょう。
DJI GOアプリのダウンロードから使い始めるまでの流れ
撮影をする際に、アプリをダウンロードしてから使えるようにするまでの流れは次の通りです。
- ステップ1アプリをダウンロードしてインストールする
- ステップ2アプリを立ち上げて必要な権限をアプリに許可する
- ステップ3DJI用のアカウントを作成する
- ステップ4ジンバルにスマートフォンを取り付ける
- ステップ5アクティベーションする
- ステップ6ファームウェアをアップデートする
ステップ1: アプリをダウンロードしてインストールする
iPhoneの場合はApp Store、アンドロイドの場合はGoogle PlayからDJI GOアプリをダウンロードします。検索すると2種類「DJI GO」「DJI GO4」と出てきますので「DJI GO」を選択して下さい。
DJI GO
DJI無料posted withアプリーチ
ステップ2: アプリを立ち上げて必要な権限をアプリに許可する
アプリを立ち上げます。
▲ 「使用許諾(Terms of Use)」とか出てきますので「ハイハイ」としておきましょう。
▲「写真」「位置情報」の権限をアプリに付与するか聞かれます。ジンバルを使うために必要なため許可します。日本語、または英語などで権限付与が何度か聞かれますが全て許可して下さい。
ステップ3: DJI用のアカウントを作成する
アプリの利用には、アカウントが必要になります。画面の案内に従ってアカウントを作成してください。
ステップ4: ジンバルにスマートフォンを取り付ける
冒頭にも貼り付けていますが、取り付けがわからない方はこちらを参考にして下さい。取り付け方法に加えて効果的なジンバルのアングルとか書いてます。
ステップ5: アクティベートする(アクティベーション)
▲ はじめて起動する場合:
ジンバルの電源を入れて、アプリを起動すると機器を選択する画面になります。「Osmo Mobile2」を選択して接続します。(これがアクティベーションになります)
無事にアクティベートが完了すると、DJI様より歓迎していただけます。Welcome!
アクティベーションできない場合
- 1台目でアクティベーションできない場合、スマホ側のBluetoothがOFFになっていないか確認してください。
- もし2台目とかでアクティベーションできない場合、1台目にBluetoothが接続されている場合があります。その場合は、1台目のBluetoothをオフにして2台目でやり直して下さい。
ステップ6: ファームウェアをアップデートする
アクティベーション後、ファームウェアのアップデートが聞かれる場合、時間あるときにアップデートしちゃって下さい。忘れていざ撮影という場面で、誤ってファームウェアアップデートをタップしてしまうと貴重な撮影の場面を失うハメになります。
さてと、撮影です。
最初はチュートリアル
アクティベート後、最初に画面上部にチュートリアルが表示されます。オフにしなければ立ち上げる度に、何らかのチュートリアルが表示されます。
消しても良いのですが、慣れるまでは素直に案内通りに操作してみると良いと思います。
画面メニュー
一通りの画面メニューを説明します。
左側のアイコン上から
- 写真、動画の切り替え( / )
- タイムラプス切り替え
- 撮影ボタン(●)
- インカメラ/アウトカメラ切り替え()
- 撮影済み写真/動画ライブラリ()
右側のアイコン上から
- ホーム()
- カメラ設定()
- ジンバル設定
- 一般設定()
基本的な使い方
動画/写真を撮影する
- 左上に「カメラ/ビデオカメラ( / )」アイコンがあります。立ち上げ時は「ビデオカメラ()」がデフォルトなので左真ん中の(●)を押すと撮影がスタートします。
- 写真を撮る場合、「カメラ/ビデオカメラ( / )」アイコンをタップして、「カメラ()」に切り替えます。撮影は、ビデオ同様に(●)を押します。
アウトカメラ、インカメラを切り替える
- 最初に接続したときはアウトカメラになっています。
- 切り替えのアイコンを押すと、インカメラに切り替わります。
- もう一度切り替えのアイコンを押すと、アウトカメラに戻ります。
撮影した写真や動画を見る
画面左下の「」アイコンを押すと、写真や動画のライブラリが閲覧できます。
タイムラプス
タイムラプスは3種類あります。
タイムラプス | 三脚など固定状態でのタイムラプスを想定した使い方。 |
---|---|
ハイパーラプス (HyperLapse) | ジンバルを手に持って動きながらのタイムラプス撮影を想定した使い方。 |
モーション タイムラプス |
ジンバルが動きながらタイムラプスを撮影します。これはスマホだけでは絶対できない機能です。Osmoの目玉機能の一つ。 |
文章だけだとイマイチ伝わりづらいので、DJI公式の動画をご覧ください。上記の順番でデモンストレーションされます。
動画でイメージがついたでしょうか。
タイムラプス動画の動きは、
の設定で決まります。設定内容は多岐にわたるので一つずつ試して見ると良いでしょう。
ただし、時間設定を長くすればするほど撮影の所要時間が増します。SNSに投稿するのであれば、完成品は30秒以内にした方が良さそうです。
インターバル | 秒単位で:0.5, 1〜10, 20, 30, 45, 60 |
---|---|
持続時間 | 分単位で:Free, 1〜10, 20, 30, 40, 50, 60, 120, 180, 240, 300 |
動画を出力中 | インターバルと持続時間の組み合わせで出来上がる動画の時間 |
アクティブトラック
Osmoに置けるアクティブトラックとはターゲットにした被写体を追いかける機能です。
撮影前にターゲットを決めて撮影をスタートさせます。ジンバルを固定させたほうが良いので三脚があると撮影しやすいです。
私は、もともとマンフロットのミニ三脚を持っていたのでそれを使っています。
最後に
以上、DJI Osmo Mobile2専用のアプリ「DJI Goアプリ」の使い方のご紹介でした。私もたまにしか使わないのでまだまだ不慣れ。
ちょっと自分の備忘録的なところもあるのですが、使うたびに使用上の「気づき」などあればアップデートします。
Osmo Mobile2 記事一覧
Osmo Pocketが出ましたね… これはかなりの物欲をそそられます。
まぁ、Osmo Mobile 2はスマホが変わっても使えるわけだし誘惑に負けずしばらく使います。Osmo Mobile 2はPocketの価格三分の一、今持っているスマホカメラを利用できるという強みがあるわけですし。