地味にテレワークガジェット沼に片足を突っ込みつつある、チャンビア です
コロナ以降はオフィスワーカーは少なからず、テレワークしなければいけない状況になっているでしょう。通勤しなくてよいので全然ウェルカムなんですけど、困るのは必要備品の買い揃え。
イヤホンはとっかえひっかえしてますね。この前、飛行機に起き忘れて戻ってこなかったし…
今回はモバイルディスプレイに散財です。
自宅はもちろんデュアルディスプレイなんで、こちらで作業する分には必要ないのですが、普段テレワークの半分以上はコワーキングスペースで作業しています。
一旦、13インチで手配していましたが、どうにも小さい気がしてきたのでひとまわり大きい15.6インチを買ってみました。4Kにしようか悩みましたが、値段がまだ高いのでフルHDにするかわりにタッチパネル搭載モデルを選ぶことに。
モバイルディスプレイはいろんなメーカーあるので選ぶのが大変です。今回は知名度のあるEVICIV製にしました。
リモートデスクトップのタッチパネル操作感などご紹介します。
モバイルディスプレイブランドEVICIV
EVICIVは、中国・深圳市に拠点を置くモバイルディスプレイメーカーです(多分)。名前は、「エビシブ」という読み方でいいのか、よくないのか。まぁ、あまり考えないでおきましょう。
中国語で調べないと会社情報はわからなそうですが、楽天に正規直営店に公式情報があります。そこに会社名(Shenzhen dushang technology co., ltd)が記載されていました。
中国でテック系と思われる企業の多くが、深センに拠点を起きます。
深センといえば、中国のシリコンバレーなんて呼ばれ方もするんだとか。HUAWEI、テンセント、ドローン大手のDJIなど世界的に有名な企業が深センから生まれました。
モバイルディスプレイは、アマゾンや楽天で調べると多くのメーカーが似たようなものを販売しています。初めて購入しようと調べるとまずは面食らうでしょう。EVICIVは、ブロガー界隈では愛用者が多く評判もよい製品です。
EVICIV 15.6インチ EVC-1717を選んだポイント
実はEVICIV製の13インチのモバイルディスプレイをすでに持っており、1年くらい使っています。大きさ以外に特段不満がなかったので、今回も同じメーカーにしてみました。
キャビネットバッグにギリ入る15.6インチ
ビズコンフォートとというコワーキングスペースをフルタイム契約しています。ロッカーもオプション契約して必要備品のほとんどはキャビネットバッグに放り込んで預けています。
このキャビネットバッグに入るサイズがひとまずの要件でした。15インチだといけて、17インチだと入らなそうだったので今回は15.6インチにしました。
▲ このキャビネットバッグはたくさんものが入って使わないときは折り畳めます。フリーアドレスのオフィス、コワーキングスペースにそれぞれ一つずつ置いています。
値段は2万円まで
この記事投稿時点で、15.6インチ4Kの相場は、3万円前後。タッチパネルつくとちょっと高くて4〜5万円くらいが相場のようです。
それだと予算にあぶれるので、フルHDにしてタッチパネル搭載のものを探した。
本体価格は、27Kでしたが、楽天ポイントが多少あったので予算内に収まりました。楽天経済圏にいてよかった。
タッチパネル搭載
最近の仕事はリモートワークが主流で会議のほとんどはオンラインとなりました。
思考を表現する手段は多くて困ることはないというのと、Windowsでタッチパネルを本格的に使っては来なかったので今回は興味でタッチパネル搭載モデルを選んでみた。
EVICIV 15.6インチ EVC-1717レビュー
開封の儀
楽天の正規直営店と名乗る店舗より購入しました。
EVICIV製、15.6インチ、タッチパネルでは数種類の製品があります。私はあまり出回りが少ない「EVC-1717」というのを、薄さと見た目で選びました。
詳細なスペックは↓の通り。
基本スペック |
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映像スペック |
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インターフェース |
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▲ ケーブルはTYPE-Cケーブルが2本、ミニHDMIケーブルが1本付属しています。電源はTYPE-C接続のものです。
- HDMI to Mini HDMIケーブル×1本
- USB Type-A to Type-Cケーブル×1本
- USB Type-C to Type-Cケーブル×2本
- PD 18W ACアダプター×1個
- 日本語取説
TYPE-Cケーブルは、両端インターフェースがTYPE-Cであればよいのかというとそうではなく、出力が高い仕様のものが必要となります。
サードパーティでケーブルを購入する場合は、ディプレイ出力可能かよく確認する必要があります。(実はハマったことがある)。
製品保証は直営店ということで3年もの保証カードが含まれていました。これだけあると安心ですね。
一方で、内容物に保護フィルムやケースといった画面を保護するアイテムが付属していません。
保護フィルムは面倒なので貼らないので別に構いませんが、ケースは欲しいかな。すごく薄いディスプレイなので、手持ちしようとすると画面部分に手が触れてしまいます。
とはいえ、思い返すとケース付き13.3インチの方はケースがじゃまで頻繁に外しています。本当はどっちでもいいのかもしれません。
とはいえ、後からケースを買い足し。
外観・大きさ・重量
サイズは15.6インチ、筐体部分は縦 22.3センチ、横 35.6センチ、重量は 750gでした。同サイズの一般的なノートパソコンであれば、2kg超えもざらのレベルなのでかなり軽いです。
厚さは、最も厚みのある箇所で13mm、最も薄いところは5mmとかなりの薄型です。
▲ モニター下部にスタンドが付いています。これを開いて自立させます。
▲ 横から見るとモニターの薄さがよくわかります。
▲ Macとの組み合わせで使う時はサブモニターにしています。タブレットスタンドを使うと手元まで寄せつつ、目線をあげられるので組み合わせて使っています。
モニター単体で自立可・90度まで無段階
ケースは付属しませんが、筐体部分にスタンドが備わっていて単体で自立します。90度までは無段階で調整可能です。
同じメーカーの13.3インチモデルと比較
同じEVICIV製で13.3インチから15.6インチへのスペックアップということで大きさの違いを見てみます。
▲ どうだろう、劇的に大きくは… とお感じになるでしょうけど、私もそう感じています。やはり17インチ以上ないとオフィス感の再現とはいかないのかも。
▲ 今回の15.6インチはケースなしで自立します。13.3インチのほうはスタンドとの組み合わせだと、カバーを邪魔に感じてしまい、よく外しています。
横から見て気づきましたが、15.6インチのほうが厚みがかなり薄いです。
▲ 使わなくなった13.3インチは職場にでも持っていく予定ですので、この後に不毛なステッカー外し作業があったのはご想像にお任せします。
機器との接続
TYPE-Cケーブルなら一本で接続可だが…
パソコン(Mac,Windows)とTYPE-C一本で接続すると、既定では明るさが落ちる仕様のようです。
ディスプレイ設定から明るさを上げることはできますが、あまりあげすぎるとパソコン本体への充電が鈍くなる、あるいは全く充電が進まないことがあります。
出先でなければ、一本での接続に拘らず給電用の充電器を使った方が良いです。
また、私は対応するスマホをもっていないので試せませんが、DP ALTモードに対応したスマートフォンであれば、TYPE-Cケーブルで映像出力することが可能です。
ミニHDMIケーブルは..惜しい仕様
HDMIインターフェースは付属しているものの、標準的なサイズではなく「ミニ」タイプです。色々ガジェット購入してきたものの、ミニHDMIは初めて見るレベルなのでそれほど流通はしていないでしょう。
付属品のケーブルにはHDMI-ミニHDMIケーブルが付属します。失くしちゃうと変換アダプターを買い直す必要があります。
▲ 私はコワーキングスペース専用で使っているので、TYPE-Cケーブル一本の接続には拘っていません。なのでTYPE-Cは給電用として、ミニHDMIで映像出力で使うようにしています。
Macに接続しているハブはAnker製のもの。最近のMacはTYPE-Cが数個しかついていないので、ハブを間に挟んでHDMIポート経由で外部モニターへ出力しています。
モニターとしての視認性
画角はフルHD、見慣れた解像度です。4Kと迷いましたが15.6インチくらいならフルHDでも十分に綺麗ですね。
▲ ディスプレイ調整は、画面左側のふたつのボタンで設定します。ちょっと触ればすぐに覚えてしまう程度のインタフェースです。
▲ 初期設定は、画面輝度(明るさ30)がかなり落とされているので、給電をPC以外から確保できている場合は、MAX(明るさ100)にしたほうがよいです。
色設定は多少独特な色調な感じなので、私はカスタムして使っています。「色設定」→「色彩」から数パターンの色調が選べます。ネイティブ以外にすると細かな設定ができないので、私はネイティブで微調整をかけています。
タッチパネル操作
シンクライアントからWindowsリモートデスクトップ経由でオフィスPCにアクセスするようなオペレーションですが、RDT越しでもタッチパネルは問題なく使えています。
会議の画面共有時にさりげなく、タッチ操作で説明箇所にアクセントをつけられるので便利です。
まとめ(使った感想・評価)
久しぶりにガジェットレビューしてみました。
一般的なノートパソコンの画面サイズである13.3インチから15.6インチへのスペックアップでしたが、やはり作業のやりやすさというか、没入感がでて仕事が捗ります。
薄くて軽いので気に入っています。
タッチパネルはWindowsPCで有効ということで、Macしか使わない人は非搭載機を選べば多少価格を抑えれます。
テレワーク全盛で仕事を便利に楽にするアイテムにはついつい目がいってしまいます。買いすぎて物を増やさないようにしたいと思います。