iPhone/Androidで使えるRSSリーダー「Feedly」スマホアプリの使い方をご紹介します。
優良なメディアやブログはFeedlyに登録して、情報のキャッチアップを見逃さない環境に身を置いています。Feedlyは星の数ほどあるアプリの中でも非常に有益なので必ず入れておきたいものの一つです。
便利なキーボード・ショートカットが使えるパソコン版の使い方 は先日記事投稿しました。今回はスマホ版の利用方法について記事投稿します。
ニュースアグリゲーター「Feedly」
「Feedly」は情報収集アプリです。
ブログやWebメディアには記事の更新情報を発信するための「RSS」という仕組みを持っています。「RSS」に対応していればFeedlyに登録して更新情報を受け取ることが出来ます。
RSS(バージョンによってRich Site Summary, RDF Site Summary, Really Simple Syndication)は、ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を配信するための文書フォーマットの総称である。
ニュースサイトと違って自分の興味ある分野に絞った情報収集ができるのが「Feedlyの強み・メリット」です。Feedlyはパソコンでも使えますが、スマホアプリもあるので同期させて二刀流で使うのがスマートな使い方です。
「Feedly」の始め方
Feedlyはクラウドサービスになっています。パソコンのブラウザでも、iPhone/Androidスマホアプリどちらでも使うことが出来ます。
パソコン(Mac含む)が使える環境があるのであれば、まずはそちらで始めることを勧めます。パソコンの場合、メディア登録が楽なのと、記事閲覧を超高速化するショートカットがあり情報の消費(=閲覧)が容易になります。
私の場合はパソコンで大量に情報を見て、見返したい記事・職場では読めない記事に「後で読む」フラグを立てて出先でスマホで閲覧したりする使い方が多いです。
1週間で数百に上る記事を目にしていますが、時間がないときはタイトル+導入文のみ見てショートカットで高速に読み流しています。
アプリのダウンロード・インストール
iPhone、Androidどちらでも使えます。
Feedly – Smart News Reader
Feedly Inc.無料posted withアプリーチ
▲ ログイン手段が豊富なのがFeedlyです。Google、Facebook、メールアドレスの他にツイッター、Evernoteアカウントなどと連携が可能です。
「Feedly」スマホ版の使い方
画面構成
アプリを開いて最初に出てくる記事一覧の画面。
購読中のメディアから取得した記事一覧が表示されます。数十くらいメディアを登録しておくと数日で数百記事くらいすぐにたまります。
フラグのようなマークは「Read Later(後で読む)」機能です。
Feedlyは記事を読むと記事一覧からは消えてしまいます。後で読み返したい記事があればフラグを立てておけば見返すことができます。
私はパソコンを使ってショートカットで読み流します。時間をかけて見たい記事、職場じゃ読みづらい記事にフラグを立てて移動中などにスマホで見るようにしています。
「+」ボタンで読みたいブログやメディアを追加します。
▲ 左のアイコンをタップすると
▲ フィード(カテゴリ)が表示されます。
Today、Reader Laterなどはデフォルトであるもの、下部のざっくりとジャンル分けしているものは私が作ったフィードです。
購読(追加・削除)
アプリを入れたらとりあえず何かWebメディアを追加しましょう。
URL検索で探す
一番上の検索ボックスでURLを入れて目的のサイトを入れることができます。
「http://」「https://」などは省いてもOK。
サイト側がRSS配信していれば記事一覧を取得できます。
ジャンルでざっくり登録する
Feedly側である程度ジャンルを用意しているので最初はここから登録すると良いでしょう。
訪問したブログ等から登録する
うちのサイトもそうですが、訪問先のウェブサイトやブログにFeedly登録を促すバナー、ボタン、アイコンがある場合があります。そんなときはボタンを押せば簡単にFeedlyに登録できて便利です。
例えば、こんな感じ↓
フィード(カテゴリ)
最初からあるフィード
最初からあるフィードは次の通りです。
- Today
- 今日配信された記事一覧
- Read Later
- 自分で「後で見る」フラグを立てた記事が溜まります。
- Annotated
- 自分で保存した記事が溜まります。
- All
- 全ての記事一覧
私は「Annotated」は使ってないですね。フラグは「Read Later」を使っています。読んでもう良いやと思えばフラグは外します。
あ、もう良いやとならないのを「Annotated」に入れていくと良いんでしょうね。
自分で追加するフィード
Favorites(お気に入り)以下が自分で作るフィードです。カテゴリと理解してもらって結構です。
既存のフィードへ追加する
まずフォローするメディアを見つけたら「Follow」します。
入れたいフィード(カテゴリ)を選べばOKです。
新規のフィードへ追加する
既存のフィードで合いそうなものがなければ、新しいフィードを作ります。
「New」を押します。
「Feed Name」にフィード名を入れて「Create(作成)」を押すと新しいフィードが作成されます。
フィードを変更・移動する
ウェブメディアをすでにどこかのフィードに入れていてそれを他のフィードに入れる場合は次の通りにします。
▲ 「・・・」を押します。
▲ 「Following in …」を押します。
▲ どこのフィードが選択されているか表示されます。現在のものをタップして外します。
▲ 変更先のフィードを選べば変更完了です。
ビューの変更
ビューは、フィード内に貯まっていく記事一覧の見え方を変更します。次の3通りあります(パソコンは4通りあります)。
- Title-Only View
- MagazineView
- Cards View
▲ 「・・・」を押します。
ビューの見た目
Title-Only View Magazine View Cards View
並べ替え
並べ替えは、記事一覧の右上上部にある「…」を押します。
私は「Oldest」で古い記事から読むようにしています。こうしないと時間が取れないときに古い記事がいつまでたっても読み終えることが出来ません。
Most Popular | 有料機能みたい |
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Popular + Latest | 人気、かつ最近の記事を上から並べる |
Latest | 最近の記事を上から並べる |
Oldest | 古い記事を上から並べる |
サイトで見る
Feedlyで記事を読むときに、Feedly内で読めるときとウェブサイトに行かないと続きが読めないときがあります。
当ブログの場合、意図的に後者の設定をしています。ウェブサイトで記事を読む場合は、記事のタイトル、または記事下部にある「Visit Website」をクリックします。
後で見る(Read Later)
後でじっくり読みたいなぁ、というときはツールバー左の「Read Later」を使います。
共有アクション
保存的なオプションとしては「Read Later」かPocket、Evernote、共有はツイッターやFacebookといったところだと思います。入ってないアプリは表示されませんでした。
便利なTips
記事一覧スライドアクションで高速処理
▲ 記事一覧の画面でひとつの記事を「左側」にスワイプすると、既読状態になります。もういちどスワイプすると未読状態になります。
▲ 記事一覧の画面でひとつの記事を「右側」にスワイプすると、Read Later(後で読む)に保存できます。もう一度スワイプすると、解除できます。
右へのスワイプをさらに引き込むと記事を保存することができます(動画後半)。
グーグルのように使えるパワーサーチ
パワーサーチという検索機能があります。ルールは概ねグーグル検索のお作法と同じなので日頃使いこなしている人であれば効率よく記事を探せます。
最後に
私の場合、スマホ版のFeedlyはPCの補完として使っています。
大量の記事をざっと読み通すにはPCのショートカットは強力です。後で読み返したければ「Read Later」しておけば良い。これで移動中や出先でスマホでじっくり読める。
Feedlyは自分の興味あるメディアを集められるので分野を集中すれば一気に知見が高まります。