これからブログを始めたい方向けに、おすすめの本(書籍)をご紹介します。
本記事投稿時点(2019年8月)で、ブログ開設から1年2ヶ月が経過、収益は月で5万円を超えるようになりました。残念ですけどバズ的な影響はないので、わかりやすい地道な安定成長を続けています)。
昨年、はじめてワードプレスに触れました。1記事数千字にも及ぶ文章なんてインターネット上に公開したことはなかったし、書けるかどうかも当初は怪しかった。
- 人に読んでもらう文章の書き方を知らない
- 検索で1ページ目に出現させる方法なんて想像もつかない
- HTMLやCSSはほんの少し読める程度
これから紹介する書籍やノートはそんな不器用な私をブログ初期の頃に助けてくれました。
インターネット上に全ての情報は溢れています。しかし、玉石混交な世界。
一方で、書籍は出版会社の多くの人にレビューされた上で世の中に出回っています。編集のプロ目線で知識が体系化されています。求めている知識、ターゲットの情報であれば「最短ルート」で学習できる。
インプットなしのアウトプットは遠回りになります。
逆に、インプットばかりしてアウトプットせず頭でっかちになって身動きがとれなくなります。少しのインプット+少しのアウトプット、この両輪を回しながら絶え間ない改善を行うのがブログ運営のコツです。
整理された先人の知恵を借り、行動を起こした人にチャンスがある。
ブログを始める人向けのおすすめ本・書籍
最初に読むべきブログ・マインドセット
確か最初に読んだ書籍です。多くのブロガーが推薦しています。
内容的に、テクニカルなことは書いておらず、筆者が試行錯誤しながら結果的にブログだけで生活できるまでの話しがエッセイ形式で語られています。読んですぐに効果がでるような即効性がある本ではないのですが、長期的な視点でのブログ運営の参考にしています。
テクニカルライティングを養う良書たち
▲ 沈黙シリーズはブロガーおなじみ。私にとってはウェブマーケティングの教科書です。いまでも飛行機に搭乗したときとか、機内でパラパラとキンドルでめくって実践できていないところがないか、気付きをえています。
漫画としてストーリーが続いているので、リンクの上から読み進めることをオススメします。
▲ かなりテクニカルな本です。SEO(Search Engine Optimization)は検索エンジン最適化を意味し、ググった時に検索上位に表示させる技術のことです。
SNS以外でこのブログに来られた方は、入口となった記事がおそらく検索の上位にいたかと思います。1つの記事にメインとサブで狙っているキーワードを盛り込んで記事を執筆しています。また、ブログ全体の構成や内部リンクの張り方など試行錯誤した結果としてグーグルの検索結果に現れるように工夫しています。
本書に数々のテクニックがあり、ブログで集客を狙うのであれば本書が近道でしょう。
本で文章の達人に学ぶ
名著です。
どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか? この授業のスタート地点はそこにある。そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。メールの一通すら、うまく書けない。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
▲ 話すことと書くことを完全に別と捉えています。「頭の中のぐるぐる(まとまっていない考え)」をいかに翻訳し、文章に落とし込んでいくか。話し言葉から書き言葉へ変換していくノウハウや哲学が1冊の新書にまとまっています。
▲ メンタリストのDaigoさんが書いた書籍。テレビでもおなじみ、人の心理を深く理解しています。
ウェブ媒体に記事を書くということは何らかの目的があります。ブックマークやメーリングリスト、Feedlyなどに登録してもらってブログのファンになってもらう、自分が作ったモノやサービスを購入してもらう、SNSで記事を拡散してもらうとか。
ブログに来てもらったあと、読者に行動(アクション)を取ってもらうにはきっかけが必要です。本書では行動喚起を促すための方法論が記載されています。
この書籍を何度も読み返し少しずつ実践して結果が出るようになりました。
ちなみに、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」と「人を操る禁断の文章術」の書籍は音声で聞く「Amazon オーディブル」の対象商品になっています。使ったことない方は最初の1冊は無料となるのでこの書籍に使うのもありかも。
- いつでもどこでも本を聴ける
- 朗読が本を面白くする
- 人気や話題のタイトルがたくさん
- 月額1,500円、退会はいつでもできる
- お試し期間の退会ならコスト掛からず
オーディオブックで思い出しましったが、雑誌系は短時間で聴けてよいインプットになります。日頃、週刊SPA、東洋経済、ビジネスインサイダーなんかを移動中に聴いています。
こういう雑誌にも結構ヒントがあります。
気分転換に視覚的にインプットできる書籍
▲ これはブログいうよりデザインの本です。デザインに関するモノゴトを目で見て楽しめます。画像配置、色彩、フォント、適材適所の文字の配置…など多くのデザインの考えが詰まっています。それでいて「読む」必要はなく、パラパラめくれちゃう。
私自身は何かをデザインする側の人間ではないのですが、プロの広告デザインを見ることで記事内に挿入する画像素材、読者の目の動線、色彩のヒントを得ています。ブログパーツの配置を工夫する助けにもなっています。
一歩上を行くためのおすすめ書籍
▲ 紙媒体で購入したのですが、ハノイでベトナム航空の機材故障で乗換えさせられてそのときに機内に忘れました…電子書籍で買いなおしたよ、トホホ…
買いなおす必要があるほどの書籍です。
グーグルはブログ内に貼り付ける広告プログラムを提供しています。最近では少し審査が厳しくなったという声が増えたGoogleアドセンス。しかし、敷居の高いアフィリエイトよりは早い段階でブログを収益化できるのはまぎれもない事実です。
本書は、アドセンスに関するノウハウの集大成といっても過言ではない。アドセンスで半永久的にアクセスを集める考え方が詰まっています。多くのブロガーが推薦する良書。
現役ASP社員にアフィリエイトを教わる
▲ 2020年になって購入した書籍。目次をパラパラーっと見ていたら惹かれるものがありました。
ASPとの付き合い方、クローズドASPの活用など現役のASP社員からでしか聞けない内容があり参考になりました。広告主やASPの考え方がわかると相手に合わせた行動ができるようになり、ウィンウィンの関係を築くことができます。
初心者を1つ抜けたときに読みたい一冊です。
ワードプレスのことは?
今の時代だと書籍での学習は効率が悪い。さらっと忘れたところを見直すには良いのですが。オンライン学習サイト Udemy(ユーデミー)とかを使うと動画で学習できます。
これからブログを始めたい人が絶対に気になるワードプレス。
私は書籍と実践の場で使い方をマスターしましたが試行錯誤の連続でした。当時、動画で使い方を学べたのであれば絶対に見ていたはずです。
上記は最も売れているワードプレス動画、2時間ちょっとでサイトの立ち上げから公開までのコースとなっています。値段はセール未適用でも5,000円程度と良心的な価格です。
上記以外にもたくさんの動画がアップされています。
私もユーデミーはかなりの頻度で使います。職場では専門性の高いツールを覚えるため、趣味ではカメラの使い方など購入しました。
使った感想は記事にしています。
まとめ
政府が副業推進へ舵を切りました。
この記事投稿時点では、多くの企業で旧式のガイドラインを元に他社就業を禁止している状態ですが、徐々に変わっていくものと考えられます。
ブログは仕組みを作ってメンテナンスをしっかりすれば、「資産型の副業」となります。立上げには労力を使い、とても時給的な換算は出来ません。しかし、一旦流れに乗ると安定した収益を得ることが出来ます。
2018年は政府方針の変換により事実上の副業元年となりました。2019年は副業ビッグバンの年と言われています。この動きはさらに加速していくのでしょうね。
ゼロをイチにするか、ゼロのままでいるか。