しばらく前にアンカーのスティック型・コードレスタイプのサイクロン掃除機「Eufy HomeVac S11 Go」を購入しました。
ジャンル的に書くトピックでもないのですが、控えめに言って生活の質が向上したのでレビュー記事を書くことにします。
掃除機なんて別に詳しくないし、滅多に買い替えもしないタイプです。たまたま、前に使っていた掃除機が壊れてしまい、仕方なく買い替えをする羽目になりました。
前に使っていたタイプは、電源コードが付いたパック式の日本のどの家にもありそうな「ザ・掃除機」と言われるようなやつです。
買い替えするにあたり、タイミングよくアンカーから新しい「スティック型+サイクロン掃除機」が発売され、ダイソンに比べると圧倒的に手に取りやすい価格だったので「物は試しに」ということで買ってみました。
初めてのコードレスで、ちゃんと掃除できるのか吸引力とか心配だったのですが全く問題なし。
正直なところ、良い意味で裏切られました。驚き。
私と同様なコードレス掃除機ビギナーにオススメできる製品です。
【意外性】Ankerが出すスティック型掃除機
Anker(アンカー)って知ってますか?
ガジェット好きなら知っているはず。Ankerは数々のモバイルバッテリー、パソコン・スマートフォン向けの充電器をリリースして日本をはじめとした多くの国で知名度を上げています。
我が家にもAnkerグッズがいくつかあります。
品質の良さ、リーズナブルな価格、無難なデザイン… ガジェット周辺機器で何かが必要になったとき、国産メーカーで価格が高いなぁ…ってときはアンカーを見ます。
アンカーには選んで損をしない安心感がある。
充電デバイスの技術で信頼を得たアンカーは、今は掃除機やスピーカー、プロジェクターなんかにも技術を応用しているようです。
掃除機で邪魔になるものといえば、電源ケーブル。一方で、世の中はケーブルレスが加速する。しかし、掃除機は強力なパワーを必要とする。
なるほど、これほどアンカーのバッテリー技術が活きる分野もないか。
Ankerのコードレス掃除機を購入した理由
今回は、前に使っていた掃除機が壊れてしまいました。
部屋を掃除できない状態はキツい・放置はダメ。
埃はわれわれを待ってくれない。
ということで、製品選びに時間を使う余裕はなく、即断・即決する必要がありました。
とりあえず吸引力が強そうなコードレスタイプ
長年電源ケーブルの煩わしさを感じていました。
部屋を移動するたびにコンセントを変更する。うちのリビングは20畳以上あるので部屋の中でも電源ケーブルを付け替えます。長年、不便には感じていたのでこれを機会にコードレスタイプを選ぶことにしました。
気になるのは吸引力。
「埃を吸い取る」という掃除機本来の機能を満たす上でどの程度の吸引力が必要か。「Eufy HomeVac S11 Go」は、最大120AW/ 20,000Paもの吸引力を持つようです。
120AW/20,000Paというのは吸引の効率性を示す指標のようで、この記事投稿時点でスティック型掃除機としては強い部類に入っていました。
圧倒的なコストパフォーマンス
この手の掃除機で真っ先に頭に浮かぶのは、ダイソンですよね。
いやぁ、もちろん欲しいんですけど、いいお値段ですね…(苦笑
Dyson以外でも今回のアンカーより安い価格帯でスティック掃除機はあります。しかし、吸引力がアンカーと同程度でよく知るメーカーでは選択肢がありませんでした。
Anker(アンカー)は、PCやスマートフォン周辺機器でコストパフォーマンスが優れた数多くの製品をリリースしてきました。ジャンルが変わってもコスパ重視のポリシーには違いがないようです。
発売されたばかりの新製品、安心のAnker
掃除機を買わなきゃ、となった2020年夏タイミングよくAnkerの新製品を目にします。
すでにロボット型掃除機として同じAnkerの「Eufy RoboVac 11S」を保有していました。安価な価格にして概ね製品としては満足していたので、スティック型もアンカーで揃えてしまおうという結論に至ります。
「Eufy HomeVac S11 Go」レビュー
開封の儀
- 本体(Eufy HomeVac S11 Go)
- ACアダプタ
- スティック
- フロアブラシクリーナーヘッド
- コンビネーションノズル
- ミニモーターブラシ
- 隙間ノズル
- 延長ホース
- 壁掛け取り付け用アクセサリ
- 壁用プラグ、ネジ
- 18ヶ月保証(Anker会員登録するとさらに6ヶ月)
- 取扱説明書
消費電力 | 350W |
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掃除時間 | 最大40分 (省電力モード) |
充電時間 | 約210分 |
サイズ | 約110 × 23 × 10 cm |
カラー | T2501014 (ブラック) / T2501524 (ホワイト) |
もっと詳しく | 詳細はこちら |
▲ 製品の梱包方法がなんだかおしゃれです。封を開けずとも内容物がわかります。
▲ ヘッドは4種類、それにスティック、延長ホースがつきます。
▲ 製品を取り出してスティック型として組み立ててみました。高さは、身長174cmの私と比べたときにちょうど溝落ちあたりにきます。
クリーナーヘッドは柔軟性が高く掃除はしやすい反面、立てたときに自立しないというデメリットがあります。別途、壁掛けキットがありますが、自立できる仕様だと嬉しいな。
基本的な使い方
組み立て方法
▲ 最初にバッテリーをはめます。
▲ 好きなパーツの組み合わせを取り付けます。各ヘッドは本体にも直接取り付けられるので「4ヘッド x 3取付口」で12通りの使い道があります。
一番多いのは、スティック+大きなクリーナーヘッドの組み合わせになると思います。ソファやベッドを清掃するときは、右から二番目のブラシタイプのノズルが役に立ちます。
それ以外は、クリーナーヘッドが入らないところ、隙間で狭いところなど使い分けています。
使用方法
▲ 構造上、ピストルのような形をしています。
- 引き金のようなボタンを引いている間にモーターが周り掃除をすることができます。
- ボタンを離すとモーターがとまります。
▲ (電源ボタンをONにしながら)本体上部のボタンを押すと吸引力を切り替えられます。
- ボタンを押さずにそのまま使う(デフォルト:中モード)
- ボタンを1回押す(強モード)
- ボタンを2回押す(弱モード)
- 再度押すと中モードに切り替わる
スティックタイプとして
一番よく使うクリーナーヘッドとの構成で、2.6kgあります。男性の私が持ってもずっしりきて長いこと持っていると疲れます(苦笑
部屋の掃除は何の不自由もなく埃・ゴミを吸い込んでくれます。電源ケーブルがなくなったことでちょっとしたきっかけで掃除機をかけるようになりました。
機能云々よりも「掃除をするという精神的な障壁」を取り払ってくれました。
▲ クリーナーヘッド前部にLEDがついており、埃を照らしてくれます。若干くらい洗面所などで掃除がやりやすくなりました。
ハンディタイプとして
ちょっと重さ的に女性はつらいかもしれませんが、ハンディタイプでも使えます。
ソファやベッド、棚上のほこり・ゴミをとるときは便利です。
吸引力はいかほど
掃除機の専門家でもないので素人目線として。
結論として、吸引力で困る場面はほとんどないですね。
弱モードは使わず、ほとんど標準モードで掃除をしています。フローリングが多い特性もあり強モードはあまり使いませんが、強モードにすると絨毯ごと吸い上げることがあります。
騒音もさほどではないので、よほどの深夜でなければマンションで使っても問題ないと思います。
充電方法
バッテリーは、省電力モードの利用で最大40分持ちます。デフォルトの標準モードで25分、最大モードで8分使えるという仕様です。
▲ ボタンを押しながらバッテリーを引くと取り外せます。バッテリーだけの充電が可能です。
▲ 理想は、USB-Cとかで充電できるとパソコン卓上にあるAnker製の急速充電器を使いたいところですが、現実にはACアダプターが必要となります。
収納は…
製品付属の壁掛けキットがついています。木材か、石膏ボードなら取り付けできそうでした。
▲ うちは自己所有マンションなので、壁に穴を開けても良いのですがちょっと気が引けました。衣装掛けに上手いこと掃除機が引っかかったのでそこに立てかけています。ヘッドも足元の木箱にまとめていれています。
メンテナンス・手入れ・消耗品取替
▲ 製品のメンテナンス性がよく考えられた製品という印象を受けます。細かい部位ごとにばらすことができてモーター付きの本体以外のほとんどのパーツを水洗いすることができます。
消耗用の交換パーツは別売されているので長く付き合えそうです。
まとめ(使った感想・評価)
コードレス掃除機って最高ですね!
テレワークで家にいる時間も増えたので、立ち上がって何かをするついでに掃除機をかけるようになりました。ケーブルをつながなくて良いという、精神的な障壁が一つ消えたことでこれほど掃除への意欲に変化があるとは想像してませんでした。
この手のコードレスタイプのスティック掃除機は初めての購入です。なので、ほかの製品はよくわからない。でも初購入のコードレス掃除機としては満足度が高いです。
機能性高く、メンテナンスしやすい、値段が安く気に入っています。