聖地への思いを馳せながら、過去に投稿して古くなったラウンジ記事をリライトします。
その場所は、クアラルンプール国際空港サテライトターミナルに位置するあの場所。
そう、我ら修行層が一度は立ち寄らなければいけない「マレーシア航空ゴールデンラウンジ」。
コロナ禍で国際線には乗れない現状ではありますが、年明けの渡航で厚顔無恥に長時間居座り、写真を丁寧に撮りためていました。
その後、新型コロナウィルスの影響により旅行ジャンルというか、人々の思考から「旅行」という概念が消滅し、当然のことながらブログへの検索流入も激減している状況であります…
写真をたくさん撮ったから記事をリライトしなきゃ… と思いつつ、ブログ更新のモチベーションがなかなか上がらない今日この頃。更新する機会を逸していました。
いよいよ、このブログの旅行ネタも完全に尽きてきたので重い腰を上げて記事を編集します(苦笑
マレーシア航空ゴールデンラウンジ
クアラルンプール国際空港(KLIA)内には3つの「ゴールデンラウンジ」があります。このうち、国際線を利用する人は「サテライトラウンジ」を利用することになります。
- サテライトラウンジ(国際線で使われるのはコレ)
- リージョナルラウンジ
- 国内線ラウンジ
新しく改装され、リニューアルされた
サテライトのマレーシア航空「ゴールデンラウンジ」は、2018年 3月 1日にリニューアル・オープンしました。リノベーション期間としては5ヶ月ほど要したようです。
私が最初に訪問したのは、リニューアルが終わったばかりの頃でした。当時は、SFC修行の真っ只中ANA国際線のプレミアムエコノミーを使って新しいラウンジに入ることが出来ました。
広く高い快適性のラウンジに心が踊ったものです。
ラウンジの基本情報(提供サービス)
場所 | クアラルンプール国際空港 サテライトビル2F Mezzanine Floor |
---|---|
営業時間 | 24時間 (コロナ禍では一時閉鎖) |
座席数 | たくあんあり過ぎてわかりません |
有料利用 |
|
喫煙 | 可能 |
![]() ダイニング |
![]() スナック |
![]() アルコール |
![]() カクテル |
![]() テレビ |
![]() 新聞・雑誌 |
![]() インターネット端末 |
![]() プリンター&コピー機 |
![]() シャワールーム |
![]() 託児室 |
![]() キッズ・プレイルーム |
![]() 快適なソファ |
![]() 礼拝室 |
![]() 喫煙可 |
![]() 無料WiFi |
![]() フライト情報モニター |
営業時間は24時間
KLIA内のサテライト以外のラウンジ(リージョナルラウンジ、国内線ラウンジ)は深夜帯は閉鎖されています。このサテライトのラウンジは、24時間利用可能です。
利用料を払えばビジターで利用可能
ちょっと高いですけど、利用料(279MYR/大人、オンライン予約の場合)を払うと、ビジターでの利用も出来るようですね。食事だけだとその価値はないですが、シャワーや仮眠を取ることを考えればまぁよし?
ウォークイン(当日支払い)だと320MYRもします。お金払うなら事前予約が良いでしょう。
入室・利用条件
マレーシア航空のビジネスクラス以上、ANAのプレミアムエコノミー以上に搭乗する人は使えます。
それ以外(有料利用除く)では、スターアライアンスやワンワールドの一定以上のステイタス保有者が利用可能となっています。

- マレーシア航空ビジネスクラス以上の搭乗客
- ANAプレミアムエコノミー以上の搭乗客
- スターアライアンス・ゴールド会員
- 事前サービスを含めたプラチナ会員
- SFC保有者
- 同行者1名まで
- ワンワールド・サファイアメンバー
- セカンドサービス(S2)のサファイア会員
- JGC保有者
- 同行者1名まで
ANAプレミアムエコノミーの利用者でも入れるのは嬉しいですね。
JALについては、KLIA提携ラウンジがゴールデンラウンジではないのでクリスタル会員以下ではビジネスクラスでも今回のラウンジには入れません。
- プラザ・プレミアム・ファースト・ラウンジ
- キャセイ・パシフィック・ラウンジ
- プレエコ、エコノミー(Flex Y運賃)は後者のみ
ラウンジの行き方

▲ イミグレーションを抜けたら、エアロトレインでメインターミナルからサテライトターミナルへ移動します。

▲ゴールデンラウンジはC1-C6のエリアにあります。

▲ つきあたりにラウンジがあります。姿が見えてくるとワクワクしてしまいます。
マレーシア航空ゴールデンラウンジ(サテライト側ビジネスクラス)利用レポート
外観・入り口

▲ 広い入り口でハイクラス・ハイステータスの旅行者を迎えてくれます。

▲ 入り口横の看板も豪華な雰囲気です。ワンワールドのロゴが見えていますね。
受付

中に入るとマレーシア航空の職員と思われる方が迎えてくれます。女性は、サロンケバヤという東南アジア独特の衣装を身に纏っています。
客室乗務員も同様の衣装ですね。CAのサロンケバヤはシンガポール航空のほうが有名でしょう。
ケバヤ(Kebaya)はブラウスとワンピースを組み合わせたインドネシア、マレーシア、ブルネイ、ミャンマー、シンガポール、タイ南部など東南アジアの国々の伝統的な女性の衣服である。時折、薄手の素材から作られる。サロンかバティックや伝統的な他のカラフルな織物等と一緒に着用する。ケバヤはインドネシアの民族服となっており、より正確にはジャワ人やスンダ族、バリ人のものである。
Wikipedia「ケバヤ」

▲ エントランス横にはロッカーや物置があります。荷物が多い場合はここに置かせてもらえます。
回廊

▲ エントランスから見て左側がビジネスクラスラウンジ、右側がファーストクラスラウンジになります。私はまだファースト側には入ったことがないです。
2021年には行きたいところですね…
ラウンジへ続く回廊付近に調度品が飾られています。歴史あるものなのでしょうか。

回廊の奥がメインのダイニングラウンジ、左にはバーがあります。
ダイニングラウンジ

窓際付近

▲ 窓からの風景です。いつもであれば多くの機体が移動する様子が観れるのですが、この時は新型コロナウィルスの脅威が知られ始めた頃で減便傾向でした。




窓際から反対側
ラウンジ全体で座席量も豊富でいろんなシートパターンがあるので思い思いにフライトまでの時間を過ごすことが出来ます。



ファミリーエリア
家族連れで使えるスペースがあります。


仮眠室


▲ 普通に慣れるとは思いますが、エアコンが少しきついので羽織るものがあったほうが良いです。
シャワールーム

▲ シャワーは男女化粧室内に併設されています。数え忘れましたが、男性で3, 4基だったと思います。
写真の時間はガラガラでしたが、この前月に深夜便を使っており、その時間帯は混雑していました。満室の場合は化粧室前で並ぶ必要があります。
タオルは、化粧室入り口で借りられます。
ビュッフェエリア


▲ ある日の深夜便での一枚。機内食が控えているのに結構なボリュームです。
ヌードルバー(名物ラクサ)
ラウンジに入ってすぐの右手にヌードルバーがあります。ここでは、東南アジア好きに人気のサラワラクサを楽しむことができます。

ラクサ (Laksa) は、ガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理です。

リクエストするとその場で盛り付けてもらえます。

▲ これはある昼間の一枚。適量でさらっと流し込めます。
バー
エントランスからダイニングラウンジ手前にバーがあります。
ビュッフェエリアにはお酒がないので、アルコールが必要な場合はこちらのバーに立ち寄る必要があります。飲み物自体はダイニングラウンジへ持っていってもOKです。



▲ 一通り食事が終わればここで飲み続けます…
無料WiFi
計測は少し前のものより。

時間帯 | 13:00 |
---|---|
PING値 | 61ms |
下り速度 | 4.12Mbps |
上り速度 | 1.05Mbps |
最後に
本来であれば、この夏もここに来るはずでした。予約していたフライトは一旦キャンセルして現在では日付未定のオープン扱いになっています。
早くこの場所に戻れる日が来ることを切に願っています。