以前、空港ラウンジを予約できるアプリ「ラウンジバディ(LoungeBuddy)」の紹介記事を投稿しました。
飛行機に乗りまくるような修行僧さん向けの記事ではなく、たまの海外旅行で空港ラウンジを使ってみたい人に向けた記事でした。私が想像していたより読まれており、有料といえど空港ラウンジのニーズの高さが伺えます。
私自身は、ANAの上級会員資格を昨年取得、現在はプライオリティパスも保有しているので大抵の空港で何かしらのラウンジを使うことができます。
しかしながら、海外に年に一度いくかいかないか程度の方にとってはプライオリティパスを取得する手続きだったり、クレカ発行だったりと割りに合わない、メンドウと考える人もいるはずです。
でも空港ラウンジを使ってみたい、見てみたい。
その気持ちは察します。すべてはあの人のせいです。日本国民を煽った…
高橋真麻女史。
香港やらクアラルンプールの高級ラウンジで飲み食い。空港ラウンジの魅力を日本中に知らしめた。
さほど海外に行く機会がなければ、ぜひ空港ラウンジに入って優雅な時間を過ごすのも観光の一つです。
ということで新しい空港ラウンジの入り方・利用方法としてアプリを使った方法をご紹介します。前回は、「ラウンジバディ」、今回はタビナカを埋める最強ツール「Klook」を使った方法です。
空港ラウンジとは
空港ラウンジとは、空港において飛行機の出発を待つ搭乗客に向け、航空会社や空港によって提供される特別な待合室です。
- 制限エリア外にあるラウンジ
- 保安検査場前にあるラウンジ。暗ーいイメージのあるカードラウンジ…
- 制限エリア内にあるラウンジ
- 保安検査場を抜けた先にあるラウンジで優雅なイメージがする方はこちら。
プライオリティパスというサービスに対応したクレジットカードであれば、空港ラウンジに入ることもできます。ただ、何度も海外に行くわけでもないのにクレジットカード発行に抵抗のある方もいると思います。
入り方・利用方法
マイラーさんには説明不要な空港ラウンジの入り方や利用方法。
日本の空港であれば、どこかしこのゴールドカードがあれば「カードラウンジ」を使えます。でも海外ってぶっちゃけよくわかんないよ、って方もいると思います。大まかに次のような分類になります(多分)
- 航空会社が保有するラウンジ
- 航空会社共通利用のラウンジ
- クレジットカード提携のラウンジ
- 有料前提のラウンジ
航空会社専用、共用などは上級会員資格を持つ人やビジネスクラス以上を使う人が使えます。場所によっては、有料で使える場合もあります。クレジットカード提携だと、ダイナースとかが有名ですが、一般的なゴールドカードだと日本国内ほど使えるところはありません。
プライオリティパスがあると、空港によりますが上記の2.~4.のラウンジを使えます。対象ラウンジが複数あればホッピングして食事三昧することも可能です。
空港ラウンジで出来ること
元来、タダでご飯を食べる場所だったわけではなく、各航空会社の上級会員、ビジネスクラス以上の利用者に対して飛行機の待ち時間を快適にすごしてもらう場所です。
だいたい、こんなところでしょうか。多くの空港ラウンジは3時間程度の利用までとなっていますが、それ以上いても文句を言われることはないとは思います(が、どうせ飛行機に乗らないといけないのでそのくらいの時間で出て行くことになります)。
アプリで空港ラウンジが予約できる
いくつかラウンジを予約、利用することのできるアプリが存在します。日本だと知る人ぞ知るって存在でそこまで有名ではないです。プライオリティパスに流れる人が多いんでしょうね。
すみません、ドラゴンパス、ラウンジキーはあんまり詳しくないです。
ラウンジバディ (LoungeBuddy) |
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ドラゴンパス (DragonPass) |
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ラウンジキー (LoungeKey) |
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プライオリティパス (PriorityPass) |
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クルック (Klook) |
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色々ありますね。他にもあるかもしれませんが、空港に行ってよく見かけるのは上記のような感じです。今回、ご紹介するのは海外現地オプショナルツアーをスマホから予約できる「Klook(クルック)」です。
Klookが何気に便利
Klookというのは、海外現地のオプショナルツアーをスマートフォンから予約できるアプリです。
現在、旅行業界では飛行機に搭乗している以外の時間、いわゆる「タビナカ」に商機を見出そうとしています。H.I.SやJTBなどで旅行をツアー・パックで予約すると予定がぎっしり詰まりますよね。
でも個人手配で旅行を手配すると、現地で何をするか自分で決めないといけない。これ、調べると結構大変です。現地オプショナルツアーに特化した会社を使うと、スポットの観光を気ままに予約・利用することができます。
国内企業であれば、老舗のベルトラ、新興のタビナカ。外資系だとKlookやKKdayなどがあります。各社それぞれ特徴や良いところがあります。今回の空港ラウンジ利用だとKlookの取扱量が多いです。
Klook利用の流れ
Klookはアプリです。商品によって当日予約→利用できるものもあります。空港ラウンジはその類ですね。
公式ページ 現地アクティビティが極められる「Klook」
- ステップ1使う予定の空港でラウンジサービスを探す
ロケーションを選んで「airport lounge」で検索します。
- ステップ2利用条件を確認して予約する
キャンセルの条件はどうなっているかなど確認しましょう。だいたい翌日利用か、当日利用ですね。
- ステップ3購入・決済する
支払いはスマホやパソコンからカード決済です。
- ステップ4現地でバウチャーを見せてラウンジへ入室する
簡単です。英語が心配な方、とりあえず「クルック、クルック」といってスマホのバウチャーを見せれば後は勝手にコトが運びます。
- ステップ5食事やドリンクを楽しむ
あとは優雅なひと時を。
食べ過ぎに注意しましょう。飲みすぎると飛行機でトイレが近くなります。
Klookで取扱いのある空港ラウンジ
著名な空港だと次のような感じです。実際はもっとあって50〜60くらいあります。大体、3,000円程度で少し良いラウンジだと5,000〜6,000円なんてのもあります。
え、高い?
クレカ発行とか、面倒な手続きはショートカット。お金で解決。
いいですか、空港は観光地です。
そこでしか感じられない空間がある。
美味しいものがある。美味しいお酒がある。
とはいえ、もう少し安く… という方は初回利用のみリンクからの登録で25香港ドルの割引が適用されます。
Klookは一度使うとやみつきに
Klookは便利なアプリです。空港ラウンジ以外にも使いどころが豊富です。
たとえば、先日渡航したホーチミンシティだとこんなプランニングをKlookひとつで行えます。アクティビティによってはその日当日から予約・利用できます。
レビュー投稿すればポイントももらえる
Klook上のアクティビティを利用後に、アプリ上で写真付きのレビュー投稿を行うと80クレジットほどバックがもらえます。使うと結構貯まっていき、現地SIMカードくらいであれば無料にすることもできます。
まとめ「旅は思考せずアプリで解決する時代」
ここ最近はKlookを使って、色々手配しています。楽なんですよね、カタログ形式で興味のあるものを選択するのでほぼアマゾンでの買い物感覚です。空港ラウンジ以外にも「え!?こんなものまであるの」って驚きが多いです。
クルック使ったことない方はお試しあれ。