フィリピン有数の絶景観光地であるパラワン地方・コロン島(ブスアンガ島)への行き方をご紹介します。
私は2018年に旅行し、可能であれば2020年に行けないか現在検討しているところです。航空券を調べていると現地に行った時とは就航路線に変化が見られたため、改めて記事投稿することにしました。
コロン島はボラカイのように知名度がそこまで高くなく、ネット上の情報もさほどありません。裏を返せば、手つかずの自然を満喫できるフィリピン有数の観光スポットです。
控えめに行って素晴らしい場所です。私もまた行きたい。
ということで、現時点での日本からコロン島(ブスアンガ島)の行き方についてまとめます。
パラワン州 コロン島(ブスアンガ島)について
ブスアンガ島は、フィリピンで有名なパラワン州に属していて、カラミアン諸島最大の島。主要な島は、コロン島、クリオン島で、特にコロン島が有名で、ほぼ…「ブスアンガ島 ≒ コロン島」的な扱いになっています。
厳密には異なることは押さえておきましょう。日本から行く人はまずブスアンガ島に行きます。
コロン島はブスアンガ島から舟で行くことができる島です。観光客はコロン島周辺でアイランドホッピングやダイビングが楽しむこととなります。
コロンタウン
このブスアンガ島に来た際の主要な活動拠点が、コロンタウンとなります。コロンタウンは、ブスアンガ島南部に位置します。
▲ 街自体は小さいです。ベストシーズンは気温がかなり高いので外を歩くのはオススメできませんが、距離的には徒歩でも十分に回れる範囲です。
ベストシーズン
これはズバリ日本の冬〜春先です。
この時期はフィリピンでは乾季となるため、天候に恵まれる可能性が高いです。一方で日本に限らず滞在客が多い時期でもあるので航空券や宿泊先は早めに手配しておくべきでしょう。
航空券検索する際には、比較サイトなどを使うと便利です。
普段は航空券価格の比較サイトを見ながら価格比較を行い最安で利便性が高いフライトを探しています。航空会社直接、または航空券予約サイトはその時々で使い分けています。
Skyticket(スカイチケット)
わかりやすいインタフェースでスマホアプリから予約しやすいのが「Skyticket(スカイチケット)」です。数多くの航空会社と提携しているので目的の航空会社以外でお得なチケットが見つかることがあります。
「atta(あった)」
「atta(あった)」ってご存知ですか?
最近知った航空券や宿泊施設(ホテル・旅館・民泊・別荘)を横断的に検索できるサービス。売りはビッグデータ・AIを駆使したところで、安いタイミングを通知で知らせてくれます。
来年使う航空券検索で使っています。GoogleフライトやSkyticketよりも安いことが多いです。加えて、安いタイミングが知れること、安くなると実際に知らせてくれる機能は便利。やはりAIってすごい。
まだ使ったことなければお試しを。
エクスペディア
コロン島に行くのであれば、航空券とホテルはセットで考えるべきです(断言
都市部に行く感覚でホテル予約なしで行かない方が良いでしょう。ピークシーズンには良いホテルは抑えられてしまいます。私がホテル探しした際にも3ヶ月前に目星をつけていたホテルが1ヶ月前には予約不可になっていました。
ホテル予約が必須、現地への主要な移動手段も空路です。こんな時にどこよりも割安に予約できるのは「エクスペディア」です。
エクスペディアには「エア割」と呼ばれる航空券とホテルをセット予約をすると大幅割引される仕組みがあります。
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日本からブスアンガ島への行き方
ブスアンガ島にある空港は、正式には「フランシスコ・B・レイズ空港(空港コード:USU)」という名称です。「フランシスコ・B・レイズ」というのは、空港に土地を寄付した当時の市長の名前に由来します。航空券検索する際には、3レター表記の「USU」を覚えておくと便利です。
国際路線からの就航はなく、フィリピン国内線のみの運行となるためブスアンガ島に行くには一旦フィリピンのマニラ、セブ島、クラーク、プエルトプリンセサ(エルニド)などに立ち寄る必要があります。
- 飛行機で行く
- マニラ、セブ島、クラーク、プエルトプリンセサ(エルニド)
- 船で行く
- マニラ、プエルトプリンセサ(エルニド)
1週間くらいまでの短期旅行ではエルニドと両方楽しむ日程はきついと思います。できれば分けて行きたいところ。日本から行く場合は、空路のマニラ、セブ島、クラークが選択肢になるでしょう。
近年は日本からルソン島北部クラークへのフライトが増えつつあります。
マニラの場合、高い確率でターミナルをまたがる乗り継ぎとなります。クラークの場合、同じターミナル内なので意外に楽かもしれません。関空はクラーク線あり、成田もそのうち就航しそうです。
マニラ経由
航空会社 | 空港 | 所要時間 | 便数 |
---|---|---|---|
セブゴー (Cebgo) | マニラ空港ターミナル4 | 1時間20分程度 | 1日1~3便 |
スカイジェット航空 (Skyjet Airlines) |
マニラ空港ターミナル4 (NAIA) | 40分程度 | 1日2~4便 |
2018年は上記に加えて、AirJuanという水上ジェットも就航していたのですが現在ではホームページにアクセスできない状態となっています。
セブゴー
セブゴーは、フィリピンの格安航空会社(LCC)です。親会社は、日本へのフライトもあるセブパシフィック航空です。機材の見た目もそのままセブパシです。便数が豊富で、値段も安いのでマニラからのフライトであれば有力な選択肢になるでしょう。
機材としてはATR機が使われています。スポーツ器具など大型の荷物は機体単位で持ち込み数が決まっているようなので事前に問い合わせた方が良いでしょう。
スカイジェット航空
スカイジェットは、2012年から運行しているフィリピンの小さな航空会社です。主にフィリピン国内向けに定期便やチャーター便を運行しています。少ないながらも台湾等への国際線もあるようです。
日に2~4便ほど。値段もそれなりです。
セブ島経由
セブ島のマクタン・セブ国際空港は2018年の夏以降に国際線ターミナルができました。なので、コロン島への発着は旧ターミナル(国内線)が使われます。
セブ島には多くの日本人向け留学生がいるので週末だけコロン島に行けるという贅沢ができますね。
航空会社 | 空港 | 所要時間 | 便数 |
---|---|---|---|
セブゴー (Cebgo) | マクタン・セブ国際空港 | 1時間30分程度 | 1日2便程度 |
フィリピン航空 (PAL Express運航) |
マクタン・セブ国際空港 | 1時間30分程度 | 1日3便程度 |
PAL Express
PAL Expressは、フィリピンの子会社です。母体としてはフィリピン航空なのでマブハイマイル が貯まります。フィリピン航空は、ANAとマイレージ提携をしているので少なからずのANAマイルも貯まりそうです。
クラーク経由
2018年では気づかなかったのですが、クラークからも行けますね。PAL Expressとしては、セブ島よりも便数が多いようです。クラークは、マニラもあるルソン島北部の都市です。
現在では関空からの直行便もあり、そのうち成田からも発着するのではないかと考えられます。マニラの場合、ターミナルを乗り継ぐ必要がありますが、クラークなら空港自体が小さいので簡単ですね。
航空会社 | 空港 | 所要時間 | 便数 |
---|---|---|---|
フィリピン航空 (PAL Express運航) |
マクタン・セブ国際空港 | 1時間程度 | 1日5便程度 |
プエルトプリンセサ経由
同じパラワン地域のプエルトプリンセサ(エルニド)からもコロン島に行くことができます。
このルートは長期滞在+贅沢な旅行者のみでしょう。エルニド〜コロン島で定期便の船が出ています。エルニドも楽しみつつ、コロン島にも行っちゃおうという方試してみると良いでしょう。
いくつかフェリーが出ているようですが、大体 1,500〜1,800ペソ程度のようです。(TravelPalawan)
ブスアンガ島内の移動
空港から宿泊先やコロンタウンへ
ホテルは事前に必ず押さえておくべきです。
ブスアンガ空港から各ホテルへは、バンをシェアした移動となります。空港に到着すると、多くのドライバーが待機しているため、誰でもよいのでホテル名を伝えると担当のドライバーを教えてくれます。
料金は、私が行った時で一人150ペソ、所要時間は、私が滞在した最も港に近いホテル(空港から最も遠いホテル)で30分ちょっとくらい。
ホテルから空港へ
各ホテルで手配してくれます。コロンの人たちは、一般的に時間にルーズなフィリピン人たちと違い、時間に正確にです。送迎用のバンは時間通りに来るケースがほとんどなので旅行者も時間にきっちり行動しましょう。
コロンタウンでの移動
ここからはコロンタウン内の移動手段について。
トライシクル
タクシーや、バスのような公共交通機関はありませんが、トライシクルがそこらじゅうにいます。
料金はコロンタウン内であれば、10〜20ペソ、マキニット温泉など少し離れていればもうちょっとかかります。遠出する場合は、戻りのトライシクルが捕まらないケースを考えると往復で交渉しておくと良いです。
マニラと違い、高額のふっかけはないのでドライバーに聞いて許容範囲であれば素直に支払っちゃいましょう。
レンタルバイク(スクーター)
私が行ったときは借りてないですが、料金のみ聞きました。料金は、バイクのサイズと時間で変動します。以下、目安の料金。バイクは返却の際にガソリンを満タンにする必要があるようです。
- 2時間:200ペソ
- 半日~24時間:600ペソ
最後に
最近は、DJIからかなり格安+高性能なドローンが発売されていますよね。現地行くならゲットしておくべきでしょう。その後、使わなくなってもいいじゃないですか。素敵な思い出が取れるはず。