GWはタイ北部のチェンマイに5日ほど滞在し多少の観光もしていました。旧市街に現地で有名な「ターペー・ボクシング・スタジアム」があるというのを聞いて、事前予約の上観戦してきました。
あらかじめ予約しておけば、リングサイドの特等席でビールを片手に生のムエタイを見ることができます。リングサイドからであれば選手の表情が分かるほど近く、ちょっとした望遠カメラでも結構良い写真が取れるので観光の一つとしてオススメです。
タイのキックボクシング「ムエタイ」
ムエタイは言わずと知れたタイの国技で格闘技の一種、いわゆるキックボクシングです。スタンディングで両手、両肘、両脚、両膝の八ヶ所を使った打撃技で戦います。日本だとK-1がこれに似ていますよね。
チェンマイではトレーニングジムに参加もできる
私は痛いことはキライなので無理ですが、現地にはたくさんのムエタイ・ジムがあります。
日本からも結構修行で来られる方もいるようです。思い返してみると、大学の頃の友人が空手修行の一環でチェンマイに行っていたことを思い出しました。
チェンマイでムエタイを観戦するには
ロイ・クロー通りに近いホテルに滞在していたので、そこからの行動範囲では次の方法が手軽でした。
- ロイ・クロー通りのバービアにあるリング
- ターペー・ボクシング・スタジアム
上記より大きなところで「チェンマイ・ボクシング・スタジアム」というところがあるようですが、少し距離が離れていたのでそちらは行かず。
ロイ・クロー通りのバービアにあるリング
ロイ・クロー通りというのは観光客向けにナイトバザールなどが多くあるスポットです。私もチェンマイ訪問が初めてだったのでこの周辺のホテルに滞在しました。
ロイ・クロー通り沿いにバービアが点在していますが、途中一箇所だけ密集しているエリアがあります。その奥に行くとムエタイのスタジアムがあり、バービアでビール片手に観戦することができます。料金は500バーツくらいだったかと。今回は試合日程に合わず、こちらの試合は見ませんでした。
ターペー・ボクシング・スタジアム
現地の人に聞いたところ、チェンマイでもしっかりしたスタジアムの一つのようです。1980年代に建てられて地元民の間で長らく親しまれてきました。
スタジアムは旧市街のターペー門近くにあります。ロイ・クロー通り沿いに滞在しているなら徒歩でもいけます。滞在先から距離があるようであれば、トゥクトゥクで行くことをおすすめします。現地はとにかく暑い。
名称 | チェンマイ・ターペー・ボクシング・スタジアム |
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住所 | 1 Mun Mueang Rd, Phra Sing, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50100 タイ (ターペー門前で「Top North Hotel」近く) |
ショーの時間 |
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座席タイプ |
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座席について
座席は「標準(500バーツ)」「リングサイド(800バーツ)」「VIP(1,500バーツ)」の3種類です。
おすすめはリングサイドかな… それほど大した値段ではないので、VIPでも良いのですが私が行った時はVIPを購入する人がおらず、同じ状態になると晒し者になりそうです(苦笑)団体なら良いですが、単独、少人数であればリングサイドを勧めます。
チケットの入手方法
現地購入が基本のようですが、少し安かったので私はKlook経由で予約購入しました。
- 現地で直接購入
- 一般的な購入方法です。直前でも買うことができます。きちんと料金表示されているのでボラれる心配はないです。日本語は通じないのでジェスチャーや英語などで交渉が必要。
- 現地での購入の場合、座席指定ができるようでした。ネット予約からの場合は指定ができないです。
- Klookで手配(英語→徐々に日本語サイト移行中) 手軽でオススメ
- 事前予約です。この記事投稿時点でほぼほぼ英語サイトですが、徐々に日本語化が進んでいます。現地購入よりも安かったです。
▲ Klookアプリで予約していて、スマホのバウチャーを見せたらすんなりと調べてくれました。
実際の観戦の様子
▲ 今回はリングサイドだったのですが、安いチケットならバーで飲みながら観戦というのもできそうな感じ。
▲ ちなみにVIP席です。エアコンが効いて涼しいらしいのですが、誰も使っていませんでした。ひとり旅で強気でリザーブするとカゴの中の鳥よろしく館内の晒し者になります(苦笑
複数いればいいでしょうね。チェンマイは夜でもそれなりに暑かった…
▲ トイレ行くときにリング裏行ったら練習場になっていました。
▲ ドリンクはなくなりそうになると声かけてくれます。貴重な売上になっているようで結構まめに周回してくれていました。私は呼ぶのが面倒なので助かりましたね。
▲ 21時になると今にも始まりそうなテーマソングが流れ出しますが、20分くらい放置されました。そこは東南アジアですね。
ここからはたくさん写真とったのですが出来の良かったものだけ。珍しくデジカメの連写機能とか使いました。カメラはマイクロフォーサーズ、ルミックスのカメラで45mmを使っています。
試合は5試合前後だったと思います。よく撮れているもの、そうでないものがあるので出来が良かったものだけ掲載します。
▲ ダウンのシーンはスマホで動画録っているときに訪れました。
▲ やっている方は必死なんでしょう。痛そう….
アプリでカンタン事前手配「Klook」
今回はKlookというアプリであらかじめ予約して観戦してきました。
団体割引のようなものが効いているのか、現地より割安です。今回ご紹介の中では一番安い。
座席 | 現地手配 | Klook予約 |
---|---|---|
スタンダード | ¥1,726 | ¥1,380 |
リングサイド | ¥2,761 | ¥2,071 |
VIP席 | ¥5,177 | ¥4,487 |
Klookというのは、現地オプショナルツアーをWebサイトやアプリで手配できるサービスです。観光や空港からの移動、現地SIMの手配などアプリから簡単操作で手配できます。このアプリの便利さに私も魅了されています。
今回の手配のように、現地価格よりも安いこともしばしばあります。Klookの紹介としては次の二つを投稿しています。一つ目は概要・使い方、二つ目はレビュー記事に近いです。
最後に
初めてのムエタイ観戦となりました。試合自体は打撃が強力なので、ほとんど2,3ラウンドで決着していました。やっている方は大変でしょうが、観戦している身としては結果がわかりやすく試合に集中できます。
割と良かったのでバンコクやパタヤに行った時にも行きたいと思います。