2022ゴールデンウィークも中盤を過ぎて、帰国の日が近づいています(残念
この記事投稿時点(2022年5月上旬)では、タイから日本への入国に際して結構な宿題が課されています。パスポート一つでスワンナプーム空港へ行ってもフライトの搭乗はできないので、厚生労働省が定める手順に従って対応する必要があります。
中でも、面倒でコストがかかるのがPCR検査証明書の取得です。
パタヤで数日過ごした限り、場所によっては施設を利用するにあたり簡易検査などするケースがあります。しかし、これらは帰国用途には使えず、厚生労働省が既定するガイドラインに沿った検査証明書が必要となります。
今回、パタヤの中心部でRT-PCRを受けてきたので記録投稿します。
タイから日本への帰国する際に準備するもの
記載内容は2022年5月時点です。最新の情報は、厚生労働省または在タイ大使館のサイトを確認したほうがよいでしょう。
- 必須:検査証明書の取得(72時間前)
- これがないと搭乗できない
- 事前準備は任意:政府指定スマホアプリ(MySoS)の準備
- ワクチン接種状況の登録
- 検査陰性証明書の登録
- 誓約書への回答
- 質問票への回答
上記以外に、日本の空港についたら検疫で検査があります。ワクチンの接種回数によっては、自宅待機などの制限が加わります。
セントラル・パタヤロード沿いにある民間のPCR検査場
パタヤには、海外渡航者向けのPCR検査場がいくつかあります。詳細については、ブログ「パタヤ千夜一夜」さんの記事で詳しくまとめられていました。
当初、価格が900THBと最も安いナックルア市場にあるPCR検査場を使う予定でしたが、運悪くタイの祝日に当たってしまい使えませんでした。
代わりにパタヤ中心部で価格も比較的安い「We Health Medical Technology Clinic」を使うことにしました。
宿泊は、ソイブッカオ近辺のアレカロッジを使っていましたので行きは徒歩で向かいました。ゆっくり歩いて所要時間15分程度だったかと思います。
RT-PCR検査を受診
場所はグーグルマップに従えばOK。セントラル・パタヤロード沿いにそれらしい看板をした店舗があるのですぐにわかるかと思います。
▲ セントラル・パタヤロードと3rdロードの交差点でここから正面に行くとPCR検査場があります。
▲ こじんまりとした店舗です。
人が何人かいたので並んでいるのかと思ったらそうではなく、抗原検査(ATK)の結果を待っていたようです。写真を撮っていたら、スタッフが案内をしてくれて列は気にしなくとよいことに気づきました。
▲ 事前情報では、RT-PCR検査は2,500THBと聞いていました。この日は、2,200THBで検査を受けることができました。需要減で価格が値下がりしたのかもしれませんね。
支払いは現金払い、税金のようなものはなく、2,200THBのみを支払いました。
- Please check with your airlines concerning international flights requirements.
(国際線フライトの必要条件については、ご利用の航空会社で確認するようにしてください)- ATK # Results with a certificate can be obtained within 30 minutes.
- RT-PCR # Results with a certificate can be obtained within 24 hours.
(ATKは30分以内、RT-PCRは24時間以内に証明書の入手が可能です)
- Time of tested before travel i.e 24 hrs, 48 hrs or 72 hrs.
(テストのタイミングは、渡航前24時間、48時間、72時間など)
▲ 店舗には入らず、この直径20cm程度の穴から口内、鼻腔の検査が行われました。中腰の姿勢でちょっとやりづらかった。検査自体は数十秒で終わります。
▲ スタッフからもらった店舗情報が記載されたカード。電話、メール、LINEなどで連絡することができます。
▲ 上記は領収書、結果は翌日10時AMに来るように言われました。
翌日、結果を取りに行く
指定通りのAM10時にクリニックに出向きました。
すぐに係員に対応してもらい、検査証明書を取得することができました。
結果は、「Not detected(陰性)」(ホっ…
これで飛行機が欠航しない限りは、日本に向かうことができます。
検査証明書
検査証明書は2種類、あとは検査概要を示すレポートをもらいました。
日本政府指定の書式が含まれているのは安心できますね。
- 検査概要のレポート
- クリニック独自の英文証明書
- 日本政府指定の英語・日本語併記の検査証明書
政府指定スマホアプリ(MySoS)でも証明書は有効
必須ではありませんが、政府指定の公式アプリで質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、検査証明書を登録しておくと、入国手続きが簡易化される(らしい
今回取得した証明書もきちんと使えて事前承認してもらえました。
最後に
すでにタイ側の入国では、ワクチン接種済みであればPCR検査が不要になっているんですよね。日本側の入国要領はまだまだ面倒です。
今は20年来の円安の時期、外国人に日本でお金を使ってもらえる絶好のタイミングなので、是非とも規制を緩和してもらいたいものです。