遅ればせながらGWに搭乗した ZIPAIRバンコクからの帰国便 について記録投稿します。
行きはエコノミー・スタンダード座席、帰りは ワンランク上のZIP Full-Flat座席 にて帰国してまいりました。
バケーションから現実に引き戻される日本への渡航、しかも深夜便ですので窮屈なスタンダードシートでは、疲れが取れずに仕事に支障が出てしまいます。
コロナ前に比べれば割高な航空運賃であったものの、こういう時にお金を使わないと(こじつけ
フルフラットで横にはなれたものの、グッスリ眠れたかというと…
フライト概要
- 空港への移動パタヤからスワンナプーム空港へのバス移動
- 時間つぶし荷物を預けて再びバンコク市内へ
- 帰国フライトバンコク〜成田へ
日付 | 2022年5月7日 |
---|---|
時刻 | 23:15-07:30 |
路線 | ZG52 バンコク-成田 |
機材 | B787-8 |
機材
機材は1種類のみ、ボーイング787-8を使っています。元々は、日本航空が初期に導入した機体をリース移管、改修や再塗装を経て運行に使われています。
クラス | ピッチ | 広さ | 座席数 |
---|---|---|---|
Standard | 31インチ | 17インチ | 272席 |
ZIP Full-Flat | 42インチ | 20インチ | 18席 |
復路では、Zipairでいうところのフルフラットシートを使いました。
シートピッチ42インチ(約1メートル)は一般的なビジネスクラスと比べても遜色はありません。
なお、往路ではスタンダードシートを使いました。
ZIPAIR Full-Flat
「ZIPAIR Full-Flat」は、「ビジネスクラスに近い体験」を提供する座席となります。
フルサービスキャリアでもフルフラットにならないビジネスクラスがある中、LCCとして180度リクライニング可能な電動式・本革シートを提供しています。
「ビジネスクラスに近い体験」と書いているのは、やはりフルサービスキャリアとの違いがあるためです。主な違いは次のとおりです。
「座席のみが上席」とLCCならではのサービスです。
搭乗した結果論としては「深夜便ではあり」のサービス、一方で日中の便ではわざわざ高いお金を出さなくても良いかもしれません。ZIPAIRのスタンダード座席は、一般のLCCに比べて足元が広く快適です。短距離フライト(たしかソウルとか)であれば、なおさら。
スワンナプーム国際空港にて
空港内の手荷物一時預かり所
パタヤから空港へはお昼すぎに到着。
フライトは夜なので時間がたっぷりありました。空港で過ごすにも無理があるので、バンコクで時間をつぶそうとスーツケースを預けます。
▲ 何階か忘れてしまいましたが、空港内にある手荷物一時預かり所「bellug」です。空港内に3店舗あうようです。
▲ 預入は100THB〜。良心的な価格です。
▲ タブレットを操作して、中サイズ120THBを支払いました。
優先されないチェックイン
チェックインカウンターが開いた頃に行くとすでに多くの人が並んでいます。
帰りは、フルフラットシートとビジネス的な座席ではあるものの、優先チェックインはされず。スタンダード座席の方々と平等扱いで列に並びます。
恥ずかしながら、この時に「あー、そういうこと?」と理解しました。
優先チェックインのありがたみをここで噛みしめます。
2年ぶりの国際線ラウンジへ
LCCですので航空券に付随するラウンジ利用券はありません。
往路はラウンジ利用しなかったので、せめて復路だけでもと…ミラクルラウンジに立ち寄りました。スワンナプーム空港内には数多くのミラクルラウンジがあります。
本来、プライオリティパスで入れますが、コロナ禍ではそれすらも発行していない有り様。料金を支払ってウォークスルーで入りました。
ミラクルラウンジ自体、特筆すべき特徴はありません。しかし、久しぶりの食事付きラウンジの利用ということで少しテンションが上がります。
搭乗レビュー(ZIPAIRフルフラット/深夜便)
機内への搭乗
フライトは定刻通りでした。
▲ この日は深夜便です。
▲ シートは、1Aを頂戴しました。
フルサービスキャリアであれば、なかなか取ることが難しい座席です。タイのコロナ規制緩和のニュースを受けてその日のうちに予約したため、良い座席を確保することができました。
フルフラットシート
シートはフルフラット。
▲ シートベルトはがっちりホールドするタイプ。
こんなんで「寝れるの?」とご心配は不要でして肩部分は外すこともできます。
▲ 座席横にはノートパソコンも置けるスペースがあります。
Mac出したはよいのですが、何も作業しませんでしたね。ここでこの記事の下書きをすれば、こんなに遅れた投稿にならなかったのかもしれません。
▲ 座席横には小物を入れられるカゴがついています。
▲ ご覧の通り、シートはフルフラットになります。若干、窮屈ではあるものの174cmの私は完全に横になれます。
▲ アメニティの毛布を使い、睡眠体勢へ。
アメニティ
アメニティは確かオプションだったと記憶します。パッケージに含まれる形で予約しておきました。後から機内販売としても購入することができます。
無料の機内WiFi
ZipAirでは、国際線にして無料WiFiが使えます。ついに、国際線機上もオンラインの時代に。
▲ 接続は難しくなく、指定のSSID、指定URLへアクセスするだけです。
お世辞にもはやいWiFiとはいえませんが、ツイッターするくらいであればなんとかなります。いくつか機内から投稿を行いました。
機内販売
機内で何かを購入する場合、スマートフォンから行います。これを使うために、先にWiFiに接続しておく必要があります。
▲ QRコード経由でブラウザを立ち上げると機内販売用のWebサイトが開きます。
機内食
本当は食事はいらないのですが、ブログ掲載用に食事を頼みました。
▲ いくつかある和食メニューよりカツ丼をセレクト。味は…まぁ…褒めはしません。ご想像にお任せします。
1Aはおすすめの座席ではないのかもしれない
深夜便ということで食事を済ませたら歯を磨いてさっさと寝ます…
が、今ひとつ寝れない。
というのも、1A横にはCAさんの作業用保管庫になっているらしく、結構な頻度で開け閉めを行います。それが気になってしまい、熟睡できませんでした。
フルサービスキャリアのビジネスクラスシート横でこういった経験はちょっと思い出せません。深夜便であれば、開け閉めの頻度を減らす工夫をしてほしいものです。
降機、最後に
フライト自体は安定したものでした。2022年10月の今となっては、日本の入国条件もすっかり緩和されつつありますが、GWのこの時は数々の関門をくぐり抜ける必要がありました。ついてからが長かった…