2019年GW初日の搭乗、、、ではなく1日前の搭乗です。しれっと11連休化したのは私です。香港エクスプレスの深夜便に搭乗してきました。
香港は目的地ではなく、とりあえず出国用に確保しました…w
発券時点で目的地は決めておらず、帰国はマニラからANAで戻るつもりで検討していました。そこをつなぐ作業を考えながらとりあえず香港でいいやとLCCを発券(その後、目的地をチェンマイとした)。
香港エクスプレスは初搭乗で今後まとめて乗って記事を増やそうかと思っていたのですが、、、どうやらキャセイパシフィック航空に吸収されるようですね。
ということで最初で最後の搭乗になってしまうかも。それと今回は、深夜便なので前から試したかったネックピローを持ち込むことにしました。座席自体は先頭なので窮屈さはないけれど、首の痛さをどう解消するか。
控えめに言ってオススメできるネックピローでした
フライト概要(香港エクスプレス HND-HKG, UO 623)
- 1便目HND-HKG(香港エクスプレス/UO623)
今回の投稿対象です。
- 時間つぶし香港国際空港 制限エリア外 プラザ・プレミアム・ラウンジ
プライオリティパスで時間つぶし。(記事投稿予定)
- 2便目
機内食二つ頼んでやらかしました。
日付 | 2019年 4月 26日(金) |
---|---|
時刻 | 01:00 – 04:00 |
路線 | UO623 東京(羽田/HND) – 香港(HKG) |
機材 | エアバスA321 |
航空券価格 | ¥23,130 |
香港エクスプレスへの搭乗は初めてです。羽田から使えるLCCで利便性が高いですね。羽田の国際線化が近年は進んでいるので成田を使う機会が年々少なくなっています。
たまに使う成田エクスプレスの往復チケット購入に自動販売機で凍りつくわ。
運賃 | 12,680円 |
---|---|
手数料および諸税 | 3,570円 |
手荷物 | 3,500円 |
座席指定 | 2,700円 |
予約 | 680円 |
航空券はセールでの購入です。一見、安くはないのですが手荷物と座席指定でオプションを支払っています。
座席は先頭確保しました♪
香港エクスプレスのことを少し
香港のキャセイパシフィック航空は27日、格安航空会社(LCC)の香港エクスプレスを49億3千万香港ドル(約690億円)で買収すると発表した。中国複合企業、海航集団(HNAグループ)から全株式を買い取り、年末までに完全子会社化する。香港エクスプレスが持つ日本の地方都市など豊富な路線網を使い、顧客基盤を広げる。
日本経済新聞「キャセイ航空、香港エクスプレスを買収 690億円 LCC取り込み 」
記事内を見ると、「ビジネス客を主要な顧客にしてLCCとは距離を置いていたが、競争激化でライバルを取り込む方針に転じた」とあります。
時を同じくしてマレーシアではフラッグシップキャリアのマレーシア航空の存亡が危ういことが発表されました。マレーシアではエアアジアが非常に強いです。エアアジアは空港建設に意見をできるほどマレーシアでは発言権があります。
フルサービスキャリアであるはずのマレーシア航空が他の国とは一線を画すセール販売を連発してきた背景もエアアジアの影響でしょう。また、他の航空会社でもクアラルンプール発券は他の周辺国に比べて割安です。LCCの影響力が増している一つの例ですが、キャセイが香港エクスプレスを吸収することにも影響があるように思えます。
運航成績
香港エクスプレスの運航成績(定時運航率)はどの程度でしょうか。以前、このブログで記事にしたことがあるのでそこから振り返ってみます。
星評価 | 二つ星 |
---|---|
定時運航率 | 65.1% |
フライト数 | 22,481 |
▲ 元ネタはOAGです。それによると五つ星中、二つ星。定時運航は65%とのこと。
大丈夫です。私は一つ星のセブパシちゃんに乗り慣れています
呼んだ?
このあと本当に遅れる羽目に
機材は汎用のA321
機材はエアバスA321でした。A320ファミリーの中では一番大きいタイプです。シートマップはいつもはSeatguruのサイトを引用しているのですが、どうやら香港エクスプレスの機材登録はないらしい。
▲ 座席指定の画面より。配列は3-3で座席数は230席(2列ほど2-2がある)。
スタンダード | 750円 |
---|---|
アップフロントシート | 1,650円 |
スイートシート | 3,000円 |
チケット自体はずいぶん前に購入しているので最前列を確保できました。座席の種類は3つでいずれも指定する場合は有料のようです。今回はスイートシートを選択していますが、A321の場合は最前列、11、12AF、26列目にスイートシートが配置されています。
価格はチケット購入時で2,700円、上記は購入後の価格です。手荷物オプションもそうですがLCCの場合はチケット購入時にオプションも買ってしまった方が良いです。
深夜の羽田国際線ターミナル、改め第3旅客ターミナル
自宅近辺に大きなホテルがあってそこから羽田行きのバスが出ているのですがバスに乗ろうとしたらHK Expressよりメールが来ちゃいました。
尊敬なるお客様
香港エクスプレス「Important Change To Your Upcoming HK Express Flight – UO623」メール
香港エクスプレスをお選びいただいて、誠に有難う御座います!
運営により、元々0426 0100 HND出発、0426 0440 HKG到着のUO623便は変更しました。
以下は新しい便の詳細:
便名:UO623
新しい出発の日付:0426
新しい出発時間:0200 HND出発/0540 0426 HKG到着
▲ 1時間ほどの遅延だそうです。自宅にいたら出発遅らせましたがすでに出発しているのでそのまま空港へ行きます。昨年、エアチャイナに36時間ほどの遅延を食らったことに比べれば可愛いものです(苦笑
▲ GW開始1日前夜の羽田空港。10連休なのにしれっと11連休にした日本国民がたくさんいました 🙂
▲ 案内板にも1時間遅延との表記が出ていました。先行するフライトの遅れでしょうか。
チェックイン
▲ オンラインチェックインはせずに来ました。今回しか使わないのでスルーしていました。カウンターは全部で5つあって3つがオンラインチェックイン用、残り2つが通常チェックインようでした。荷物預けなくても立ち寄るタイプのオンラインチェックインであまり意味はなさそうですね。
遅延お詫びで飲食チケットを獲得
▲ 思いがけずにお詫びの1,000円クーポンを獲得しました。
深夜なのでお腹が空いているわけではないのですが、こういうクーポンをもらうとなぜか食べてしまいます。クーポンは制限エリアに入ってからの方が使えるお店が多かったです。
搭乗レポート
機内への搭乗
▲ 香港エクスプレスは他のLCCと違って優先搭乗があるんですね。ユービズ、ユーファーストと言った運賃クラスを購入している人は先に入れるようでした。ただ、該当者見かけませんでしたね。
優先搭乗のあとは、後方座席からの搭乗となりました。
機内の様子
あまり機内の写真が撮れませんでした。CAさんが少し嫌そうにしていたので控えました。CAさんは男女二人を先頭座席で見かけましたが、どちらも香港スターのような外見でイケメンと美女でした。顔出しは控えますが、機内雑誌のモデルもしていました。
▲ 随分前に座席を確保していたので1Fをいただきました。
機内誌
時間が時間だったので食事もアルコールも購入しませんでしたのでメニューのみ。
画像のクリックで拡大します。
▲ 内容はフード、ドリンク共にバラエティに富んでおり時間帯がよければ試してみたかったです。
睡眠…ネックピローの出番
そう、今回は深夜便です。
座席は先頭席なので窮屈感はなし。問題は首と腰か…座席はビジネスクラスのように倒せるわけではないので工夫できるのは首元です。私は首の安定感さえ取れればわりと飛行機の中でも睡眠できる方です。
今回の搭乗でネックピローを試してみることにしました。
機内での睡眠を助けるネックピロー
▲ 簡単、首に巻くだけ。色が付いている方が表側になります。私は左側に支えを持ってきて使いました。首元が安定して疲れず痛くなりません。価格も安いのでオススメですが難点は失くしてしまいそうなところ。よくモノを失くすので気をつけたいと思います。
- 値段が安い。実売3,000円以下
- 人間工学設計で睡眠サポート
- 一般的なU字型に比べてかさばらずしかも断然軽い
- 機内が冷えるときはマフラーがわりになる
- 口元を隠せるのでマスクがわりにもなる
- デザインが無難、男女ともに使える
- 多分、洗える
着陸
▲ 香港への着陸は二度目です。前回は2名でのきちんとした旅行でした。今回は乗り継ぎのみです。
最後に
時間が時間、遅延もあり機内をそれほど楽しめるフライトではなかったですが、ネックピローの有用性を確認できてよかったです。このあとは、ラウンジによってエアアジアへの搭乗が続きます。