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暇を持て余して、松井証券の投信工房(ロボアド)を始めてみた。

暇を持て余して、松井証券の投信工房(ロボアド)を始めてみた。 サブスク生活

フライトもないある日の週末、暇を持て余して気づいたら松井証券のロボアドバイザー「投信工房」を仕込んでいました。

投資は、まぁちょいちょいですね。

長らく不勉強でしたが、ツイッターでマネーリテラシーも鍛えられました。今では確定拠出年金はマッチング拠出で上乗せ、もちろんつみたてNISAもやっていてサラリーマンとしての非課税枠は埋め切りました。

それ以外の特定口座では楽天証券をメインに、ロボアド・ウェルスナビを運用しています。ロボアドは、なーんも考えずに実績のあるETFを積み立てられる楽ちんサービスなんですけど、痛いのが手数料1%

200万円を超えた頃から毎月の手数料2,000円を弾きだし、ちょっとしたサブスク気分です。分配金の多くを手数料で没収されてしまい、資産は増えているものの達成感は半分くらい削がれた感じです。

年内でウェルスナビはやめる予定。

しかし、自動で積立してくれたり、ポートフォリオを最適化してくれるロボアドバイザー自体のコンセプトは好きです。

後釜を探していたら、元々口座を保有していた松井証券の「投信工房」が手数料が安く、知る人ぞ知る評判のサービスらしい。アカウント準備も必要なかったので、毎日ワンコイン積立を設定してみました。

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意外と付き合いの長い「松井証券」

今回、アカウントは元々持っていたので口座開設の手間がありませんでした。

松井証券のホームページ

その昔に個別株運用をしていましたが、ほとんど上手く運用できた試しはなく、資金は徐々に引き出し(多くは旅費へ消え…)、今では楽天証券がメインなので今回お金を振り込むまで0円状態の口座でした。

ネットで株取引が流行り始めた頃は、実績と評判のある証券会社だった印象ですが、ここ数年では楽天証券、SBI証券のほうが利用者が多く後塵を拝しているように見受けます。

かつてはオンライン取引最大手だった松井証券

口座開設したときは、オンライン株取引ならココ!って立ち位置だったと記憶する。

オンライン株取引のイメージ

創業は、1918年と実に歴史ある証券会社です。2001年8月にインターネット取引専業の証券会社として日本で始めて東証一部に上場したそうです。

今ではあまり目立たない存在ですね。ツイッターで見聞きする名前は、楽天証券、SBI証券、マネックス証券など。松井証券の知名度はすっかり落ちた印象ですが、堅実・ひっそりとロボアドを作っていました。

実はロボアドをやっている「投信工房」

松井証券のロボアドバイザーは、「投信工房」「投資提案ロボ」「投資見直しロボ」と投資経験に応じたものが3種類あります。

このうち「投資工房」は、もっとも初心者向けでゼロから5種類のリスク許容度に応じた資産運用を自動化してくれるサービスです。

松井証券ロボアドバイザー投信工房

画像 松井証券

ロボアドは、資産運用をいい感じのポートフォリオで自動運用してくれるサービスです。資産運用の要である「長期」「分散」「積み立て」を継続しやすくして、投資のことが全くわからない人でも最初の一歩を踏み出しやすくしてくれます。

この辺りのロボアドの広告訴求は、ウェルスナビに一日の長があり、私もまんまと引っ掛かり、2年も積み立て運用させられています(笑)。

ウェルスナビは積立設定をしたら、なーんもすることなく淡々と積立を継続、最初に決めた資産配分(ポートフォリオ)に歪みがでれば、自動で整えてくれます。

松井証券のロボアドバイザーは、少し触った感じは「半自動」くらいのロボアドバイザーですね。資産配分の提案はしてくれるものの、多少のカスタマイズ性があるので投資を少しかじった私にはちょうどよく感じました。

ウェルスナビと比較

ウェルスナビは手数料が高いので解約予定です。

ウェルスナビの手数料が高い

手数料1%(隠れコストも含めるとそれ以上)は、投資の世界では大きなコストなんだと改めて感じました。自分でETF、投資信託を買えば0.1%以下〜0.2%程度で収められるのでロボアドに1%という手数料以上の価値を見出せるか。

ウェルスナビは毎月、契約者に潔く手数料を見えるようにしているので、私にとっては日に日に「不必要なコスト」と感じるようになってしまいました。使わないサブスクは整理対象になるので、今はウェルスナビさんがロックオン状態。

とはいえ、ロボアドのコンセプトは好きなんですよね。感情に左右されずに淡々と適切なポートフォリオで運用できる人類が生み出した素晴らしき英知。

どうにかコストを抑えられないかな…と調べて「投信工房」に落ち着きました。

以下、ウェルスナビと「投信工房」の比較。

ウェルスナビ
投信工房(松井証券)
  • 投資一任型
  • 最低投資額は10万円から
  • 手数料は1%(長期割あり、3000万以上で割引あり)
  • 節税機能あり
  • 投資対象は海外ETF
  • 投資助言型
  • 最低投資額は100円から
  • 手数料は0.38%(カスタムでさらに引き下げ可能!)
  • 節税機能なし
  • 投資対象は国内流通の投資信託

松井証券の投信工房(ロボアド)を始めてみた

まずは投資方針の診断

ロボアドバイザー投信工房はまず、8つの質問に答えて自分に合った投資方針を提案してもらいます。

松井証券ロボアドバイザー投信工房

▲ 今から口座を開設する人は「無料診断」から、すでにアカウントを持っている人は投資信託の管理画面から「アドバイザー」→「運用方針の見直し」で診断することができます。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ まずは年齢から。投資は若い人ほど有利です…

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 次に資産運用の目的。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 次に年収です、弊社は幸いコロナ禍でも順調です。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 次に投資経験、私は2019年くらいからちゃんと運用するようになりました。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 金融知識を問う質問。もう毎日、複利計算してFireまでの期間を調べてますw

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 資産の値下がりということで、リスク耐性を問う質問ですね。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 資産の値上がり・値下がり、増えるのはいいけど元本割れを許容できるかということで、これもリスクに関する質問。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(投資診断)

▲ 最後に積立投資を行うか否か。ロボアドバイザーを使う人の多くは積立予定かと思います。

診断からわかる5つのポートフォリオ

8つの質問からリスク許容度に応じたポートフォリオが5つ提案されます。

私の場合は、最も高い「積極型」と表示されました。今は強気です♪

リスク許容度が上がると、期待リターンと推計リスクが上昇していき、その分リスクの高い資産クラスへの割合が上昇します。

投信工房のポートフォリオは、株式、債券は先進国・国内・新興国、リート(不動産)は海外・国内、それと個人ではなかなか投資しないコモディティに分散されています。

リスク許容度1

リスク許容度1は、リスクが一番低いポートフォリオです。債券が68%と最も多く、株式は25%と控えめになっています。期待リターンは2.9%となっています。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度1)
松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度1)

リスク許容度2

リスク許容度2は、リスクが二番目に低いポートフォリオです。リスク1より株式の比率が少し上がります。

債券が55%と最も多く、株式は35%期待リターンは3.8%となっています。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度2)
松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度2)

リスク許容度3

リスク許容度3は、リスクが中間のポートフォリオです。リスク許容度1・2で債券有利だったポートフォリオから株式有利に変わります。

株式が45%と最も多く、債券は43%期待リターンは4.8%となっています。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度3)
松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度3)

リスク許容度4

リスク許容度4は、リスクが二番目に高いポートフォリオです。株式の比率が半分以上になります。

株式が55%と最も多く、債券は31%期待リターンは5.7%となっています。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度4)
松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度4)

リスク許容度5

リスク許容度5は、リスクが最も高いポートフォリオです。株式の比率が7割近くになります。

株式が66%と最も多く、債券は19%リートも13%と少し高くなっています。期待リターンは6.6%となっています。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度5)
松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度5)

銘柄は自分でカスタマイズできる

一旦、提案された銘柄そのままに運用しようかと思いましたが、後から銘柄を変更できることがわかったのでより手数料が低いものに銘柄変更することにしました。

リスク許容度5(オリジナル)

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度5オリジナル)

リスク許容度5(カスタム)

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度5カスタマイズ)

▲ リスク許容度5(積極型)の株式配分は良いのですが、ちょっと国内株式により過ぎているかなぁ…という印象です。

先進国株式の割合を上げて、かつ米国 S&P500のインデックスに連動するファンドを選びました。

あとの配分は多少自分好みに、それと表示されていた銘柄からより信託報酬がより低い銘柄へと入れ替えを行いました。期待リターン、推計リスクは変更前同様に、信託報酬のみを0.2560% から 0.1727% 下がりました。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(リスク許容度5カスタマイズ)

▲ 入れ替え後の銘柄。信託報酬以外には、ファンドの純資産などでスクリーニングしていくと、やはり個人投資家の間で人気ある三菱UFJ国際投信のeMaxisシリーズを選ぶ結果になりました。

これだけの資産クラスに分散を効かせて、信託報酬の平均は「0.1727%」と超優秀です。ウェルスナビだとETFの信託報酬に加えて、手数料が5倍以上の1%かかります。

毎日積立ができる

設定をしている時に気づきましたが、投信工房では毎日積立ができます。毎日、毎週、毎月、あるいはスポット購入ができます。

楽天証券で毎月積立をしており、毎日積立はやったことがなかったのでこちらではデイリーで投資することとしました。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(毎日積立ができる)

▲ 初日の様子。設定額が500円なのでどういう配分で購入していくものかと興味深くみていると、やはり配分の高い先進国株式より投資が始まりました。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(毎日積立ができる)

▲ 二日目、今度は国内株に投資が入りました。少しずつポートフォリオに近づくのか。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(毎日積立ができる)

▲ 10日目の朝、この前日に米国関連のインデックス指数が大きく下がっているのでトータルでマイナス一円になってます。

いつになったら全ての資産クラスへ投資されるのだろうとみていますが、まだ国内リートとコモディティには資金が入っていません。

松井証券ロボアドバイザー投信工房(毎日積立ができる)

▲ 8月31日に入金を始めて翌月の9月25日、およそ1ヶ月。ようやく全ての資産クラスに入金がされました。ここ数日で「中国恒大集団」の資金繰りの影響で米国をはじめとした株価は大きく下げていた頃となります。

500円入金が少しまどろっこしくなってきたので、1000円に金額をあげました。

日頃の運用チェックはスマホにて

松井証券は投資信託専用のアプリを用意してくれています。昔使っていた株式のアプリは使いづらかったのですが、投資信託のアプリは洗練されていていい感じでした。

松井証券 投信アプリ

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終わりに

最初のうちはワンコイン積立にしていますが、ウェルスナビの後釜に考えているので徐々に投資額も増やしていきます。

楽天証券、松井証券と稼働させて、さらに春先にはSBI証券のクレカ積立もやる予定。コロナ禍、海外旅行にいけないので資金作り?に励みます。

投信工房は、0から始めたので折を見て運用経過についても投稿するつもりです。

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