フィリピン航空の最新エアバスA350-900のプレミアムエコノミーに搭乗してきました。
お盆にマニラ経由でバンコクへ。4泊ほどを過ごしてマニラへの戻りの便となります。実はこのフライト、当初予定した機材ではありません。
機材変更、しかも二度。
当初は、エアバスA330-300のプレミアムエコノミーに搭乗する予定でした。その後、プレエコ設定のないボーイングB777-300ERに機材変更されました。座席的にはダウングレードですね。
当日、再度機材変更されたようで、プレミアムエコノミー座席設定のあるエアバスA350-900に搭乗することができました。ということで「棚からぼた餅」的?搭乗記、いやプレエコで購入したからなぁ…(苦笑
フライト概要(フィリピン航空/PR731, バンコク-マニラ)
日付 | 2019年 8月某日 |
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時刻 | 13:30-17:00 |
路線 |
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機材 | エアバスA350-900 |
航空券価格 | |
マイル | PAL側に積算中 |
今年から貯めづらいというのは百も承知でマブハイマイルを貯めています。PALへステータスマッチを行い、現在はフィリピン航空の上級会員(プレミアエリート)となっています。
何かとフィリピンに行くことは多いのでマニラ周辺のフライトではPALさんを優先するか…という感じで今年の夏は4便ほど搭乗しました。今年、もう一回くら乗りそうです。
マブハイマイルの加算は鈍い
マイルの加算は処理がスムーズじゃないですね。
予約時にマイレージ番号入れたからすんなり…そんなことはありません。しかも、空港のグランドスタッフに頼んでもなかなか加算されません。日本出発の便では1週間ほどで加算されましたが、マニラ発や今回のバンコク発ではいつまで経っても未処理状態。
この記事は、有給休暇をとった日(ズル休み)に書き始めたのでついでにさっき電話しました。フィリピン航空では日本語で会話できるコールセンターがあります。なかなか繋がらない上、ナビダイヤルは20秒/10円なので要注意です。
航空券の発券
今回はフィリピン航空の公式サイトを使いました。しかしまぁ…使い勝手の悪いこと。正直セブパシフィックの方がサイトの完成度は高いですね。
普段は航空券価格の比較サイトを見ながら価格比較を行い最安で利便性が高いフライトを探しています。航空会社直接、または航空券予約サイトはその時々で使い分けています。
Skyticket(スカイチケット)
わかりやすいインタフェースでスマホアプリから予約しやすいのが「Skyticket(スカイチケット)」です。数多くの航空会社と提携しているので目的の航空会社以外でお得なチケットが見つかることがあります。
「atta(あった)」
「atta(あった)」ってご存知ですか?
最近知った航空券や宿泊施設(ホテル・旅館・民泊・別荘)を横断的に検索できるサービス。売りはビッグデータ・AIを駆使したところで、安いタイミングを通知で知らせてくれます。
来年使う航空券検索で使っています。GoogleフライトやSkyticketよりも安いことが多いです。加えて、安いタイミングが知れること、安くなると実際に知らせてくれる機能は便利。やはりAIってすごい。
まだ使ったことなければお試しを。
二度の機材変更
冒頭でお話の通り、機材が二度変更されました。
- A330-300からB777-300ERへの変更(座席PY→Yへ格下げ)
- B777-300ERからA350-900への変更(座席Y→PYへ戻る)
B777はプレエコ設定なしで、エコノミー格下げでした。何らかの払い戻しがあるのかと思いきやそんなこともなく、しれっとメールで機材変更のみを伝えてきます。
まぁ、コールセンターに電話したり、メールしたりといろいろあったのですが最終的にはダウングレードのお詫びとして、搭乗当日にクーポン券をもらえることにはなっていました。
しかし当日、現地に行くと再びの機材変更、そして座席はプレミアムエコノミーに返り咲きました。いろいろなネタをご提供いただいたフィリピン航空さんにはある意味感謝?w
フィリピン航空A350-900
フィリピン航空のエアバスA350-900は、当初ニューヨークやトロント、ロンドンといった欧米の目的地向けに導入されました。その後、バンコク、香港、シドニー、シンガポール、日本路線でも使われることがあります。
クラス | ピッチ | 広さ | 座席数 |
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ビジネス | 78インチ | 21インチ | 30席 |
プレミアムエコノミー | 38インチ | 19インチ | 24席 |
エコノミー | 33インチ | 18インチ | 241席 |
座席は、トータルで295席あります。ビジネスクラスは1-2-1、プレミアムエコノミーは2-4-2、エコノミーは3-3-3のアブレスト。
今回、プレミアムエコノミーでは4, 5名ほどの乗客しかいませんでした。一度機材変更して座席格下げされたプレエコ客が他の便に変更した可能性があります。
私も変更は検討しましたが、ビジネス、プレエコともに受け入れられる選択肢がなかったので結局そのまま搭乗することとなりました。
今回は運が良かったです。
バンコク・スワンナプーム国際空港
ホテルから空港までの移動
今回は、バンコクのラチャダムリ地区にあるデュシタニのホテルに滞在していました。午後便だったので11時半過ぎにホテルを出ます。スマホからGrabを予約して空港に向かいました。ハイウェイを使うか聞かれたので提案を受け入れました。(トータル500バーツ)
Grabでクレジットカード払いの場合、ハイウェイ料金を加算してもらうことができます。加算処理の場合には、乗客からもきちんと金額確認した方がトラブルがないです。
優先チェックイン
チェックインするまでは、再度の機材変更に気づいてませんでした。ダウングレードに伴う、100ドルクーポンをくれる予定だったのですが搭乗券とラウンジインビテーションのみ渡してきました。
機材変更の影響でプレエコがエコノミーになると聞いている。クーポンは?
あら?でも、座席はプレミアムエコノミーよ。
ええ!本当?で、機材は何よ
エアバスA350♪(スリーフィフティー)
フィリピン航空さんに翻弄される私でした。このあと、半笑いしつつ出国審査と保安検査場を通過しました。
空港ラウンジはふたつ立ち寄った
ラウンジインビテーションでは、スワンナプーム空港汎用の「ミラクルラウンジ」のみが利用可能でした。搭乗口付近のコンコースFを使いましたが、小さかったですね。
ブログ記事としては扱いづらかったので近くでもう一つホッピング。
搭乗記:フィリピン航空A350-900プレミアムエコノミー
機内への搭乗
▲ 機内への搭乗です。ANAだとプレミアムエコノミーでは優先搭乗は行われません。フィリピン航空については、プレエコでも優先搭乗がついているようです。
事後確認です。ステータスマッチで上級会員をゲットしていたのでプレエコで得られる権利諸々はこの記事を書いているときに確認しました。
優先搭乗だけではなく、チェックインと預け荷物の受け取りでも優先権が得られます。
▲ 優先搭乗ってブログ的な撮影に助かります。人がいないうちに入れる。
▲ プレミアムエコノミーでは左の彼が中心になってサービスしてくれました。
機内の様子
言っておく。プレミアムエコノミーは4名でした!
▲ まぁ、撮影が楽なこと。
離陸
▲ 座席の指定は当初真ん中だったので、離陸するまでは指定の座席に着席していました。そのあとは、CAさんから「お好きにどうぞ」とのことで窓際に移動しました。
▲ プレミアムエコノミーとのことで、エコノミークラスより座席ピッチが約13センチ広いです。やはり快適ですね。
▲ エンジン真横。大きい。
機内食
▲ 機内食はビーフを指定。少し甘い味付けでした。
ちょっと衝撃だったのがビールなんですけど、フィリピン航空フラッグシップキャリアにしてフィリピンビールが備わっていない。この件は、相当CAさんをからかいました。
機内コンテンツ
▲ 機内での映画は、2019年リリースの「キャプテン・マーベル(吹替版)」アクション映画で強い女性の話。まぁ、面白かったですよ。
詳細 キャプテン・マーベル
着陸
バンコクからマニラへは、4時間はかからないくらいです。映画一本見て多少の暇つぶしをしていると到着します。
最後に
当初プレミアムエコノミーで予約して、その後エコノミーへダウングレード、そして再びプレエコ返り咲き。しかも機材は最新のA350-900。色々ありましたが、過程を含めて楽しめたかな?w