マニラから東京への帰国便にフィリピン航空のエアバスA330-300のビジネスクラスに搭乗してきました。
マニラ発券の2ループ目です。同路線ではANAやセブパシフィックには散々乗ったのでしばらくマニラ行くのであればPALさんを使うようにと考えています。今回、エコノミーで往復諸税込みで350ドルほどで発券したのですが、後から有償アップグレード・オファーをもらい、往路分(MNL-NRT)分でトライしてみました。
結果としては成功、しかも座席で1Aを確保しました。幾分か追加の費用は払いましたがA330-300スタッガードのビジネスクラスを体験できました。機内スタッフもホスピタリティに溢れて良い搭乗経験となりました。
フライト概要(フィリピン航空, マニラ-成田/PR432)
日付 | 2019年 7月 16日(火) |
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時刻 | 14:40~20:10 |
路線 |
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機材 | エアバスA330-300 |
航空券価格 | 元の発券:351ドル(往復、諸税込み) + 有償アップグレード310ドル (復路アップグレードは失敗) |
マイル | PAL側に積算:2,350マイル (プレミアエリート資格で+25%混み) |
フィリピン航空は記憶が正しければ、2016年のマニラから香港往復以来の搭乗となります。そのころはまだブログやっていなかったのでブログ記事はありません。それ以外ではマニラから国内線利用で複数回の利用を経験しています。
国際線はどちらかというとセブパシフィックの利用が多いです。そちらは数えられないくらい搭乗して、2018年から始めたブログ記事もそれなりにあります。
この夏から国際線で4便ほどの利用予定があります。まとめて使うのでせっかくなら上級会員を経験したいと、ステータスマッチを依頼して時間はかかりつつも「プレミアエリート会員」の資格をもらっています。
SFC/JGCで書類をきちんと集めれば大体どの方でも資格はもらえるのではないかと推察しますが、如何せんフィリピン人はこの手の事務手続きが簡易化されておらず時間を要します。
手続き自体は無料なので、資格があってフィリピン航空を使うのあればトライすることはやぶさかではないです。ただ、時間がかかる覚悟はしておいた方が良いです。
フィリピン航空A330-300
A330-300のワイドボディ機、通路は2列です。ビジネスクラスは18席、プレミアムエコノミーは24席ありました。
フィリピン航空のA330-300は何種類あるようですが、今回利用するのは「309席タイプ」で2017年より使用されているもののようです。
マニラ空港ターミナル2(NAIA-T2)
ホテルから空港までの移動
今回は、マカティにあるデュシタニ・ホテルに滞在していました。午後便だったので11時半過ぎにホテルを出ます。道路は混雑している時間帯ですが、Grabの運転手がスカイウェイを勧めてきたのでそれにしたがって30分ほどで到着しました(追加は現金で45ペソ)
NAIA-T2は国際線と国内線で入り口が別れています。今回はエントランス付近で工事していました。多少の改修程度では使い勝手は改善しようがないので、いっそ日本からの円借款で立て直しては…(苦笑
優先チェックイン
カウンターはすべてフィリピン航空です。感覚的には羽田第1を縦横半分くらいに縮小した感じのカウンターエリアです。
▲ ウェブチェックインで電子搭乗券があったのですが、それでは受け付けないと歩いていた係員に言われたので紙の航空券をもらいにカウンターに立ち寄ります。
ビジネスクラスなので優先カウンター利用ですが、それがなくても事前にステータスマッチしていたのでこのカウンターを使うことができます。
▲ と言いつつも、結構人がいますね…
マブハイマイルは、暦年度25,000マイル程度で優先チェックインの資格があるエリート会員になることができます。OFW(出稼ぎ労働者)は、ドバイやら欧州、アメリカへのフライトが多いのであっという間にクリアしそうなレベル。資格者もかなりいるのかなぁ…
空港ラウンジ
マニラ空港ターミナル2にあるラウンジは一つだけです。立ち寄って来ました。
フィリピン航空A330・ビジネスクラス搭乗記
機内への搭乗(優先搭乗…失敗
東京からマニラへの往路ではANAプラチナなので優先搭乗に並びますが、搭乗口で予想していなかった復路のPAL分のエアチケットを求められてしまいすぐに見せられず、まさかの優先搭乗失敗でした。
そしてマニラから東京へのこの便では、搭乗口が直前で真逆に変更となり、こちらも優先搭乗に失敗すると言う失態をおかしました(苦笑
▲ A330って女性的な曲線ですよね。
▲ CAさんお綺麗でした。
機内の様子
出発は定刻通りでした。マニラ空港のターミナル1, 2がもっとも遅延率が高いです。この日は運がよかったようです。
機内コンテンツ・アメニティ
▲ 機内では「アリータ:バトル・エンジェル(吹替版)」というCG映画を見ました。
これ、面白いですね。時間が有る限り見返すほどよくできていました。シリーズではないのかな…?是非とも続編がまたみたいです(匂わす終わりでしたし
離陸
▲ 昨年(2018年)、厦門航空のB737-800が滑走路から逸脱したオーバーランを起こしました。乗客・乗員はすべて無事だったということで何よりですが、主翼左側から着陸した面影が今も残っていました。
機内食
離陸後まもなくご機嫌斜めの乱気流に見舞われてしまったため、最初のアルコールにありつけるまで1時間くらい時間を要しました。
▲ ビジネスといえば…シャンパンということで。
▲ できれば窓越しに…と行きたかったのですが、周囲もすでに機内窓を閉じており、光を入れてしまうとご迷惑になるので、映画「アリータ」を背景に乾杯♪
▲ 機内食は最初に和洋を聞かれ、洋食を選ぶとビーフかチキンの選択となりました。そりゃ、ビーフだろう。
▲ 日頃、ムースなんてなかなか食べません。真ん中の棒はチョコレートでした。
▲ メインはやはり美味しかった。牛肉は柔らかく上品に仕上がっていました。
▲ 飲み物がなくなったので、ちょうどCAさんが持ち歩いていた赤ワインをもらいました。
▲ 食後にデザートなわけですが、CAさんがやたらとアイスの良さを熱弁してきます。フィリピン人は甘いもの好きだからね。バニラをいただきました。
着陸
映画に集中していたのであまり気にしてませんでしたが、この日は乱気流が多いフライトでした。それでも巡行自体は順調だったようで定刻よりも早めのランディングとなりました。
最後に
半年以上ぶりのビジネスクラスはなかなか良い時間でした。頻繁には搭乗できませんが、PALからは周辺カ国でわりと魅力的なチケット料金が見られるのでチャンスを見てまた搭乗したいです。
マニラにはよく行くので当面、フィリピン航空分やマニラでの宿泊分くらいはマブハイマイル側に貯めて何か楽しみを見出そうかと思います。
おしまい