ANAで東京からマニラに渡航、有料機内食を食べてきたので搭乗記がてらに記事投稿します。ANAでは4月1日から国際線プレミアムエコノミー/エコノミーの有料機内食メニューを新設しています。
GWにもANAに搭乗はしていましたが、このサービスの存在に気付いてませんでした…NH869は過去に数回搭乗しているおなじみの便なのでブログ記事にしてもあまり…ということでネタ探しにANAさんのサイトを眺めていて偶然この有料機内食が目に入りました。
価格は2,500円とちょっとお高い。でも食べてみないことにはその良さやイマイチさもわからないので、今回の便で実食してみることにしました。
ググっても食べている人少なくない?有料機内食が新設!って記事は山ほどでる割に食べている人がいない件について。
フライト概要(ANA,HND-MNL/NH869)
日付 | 2019年 7月 13日 |
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時刻 | 09:45 – 13:30(定刻通り) |
路線 | NH869 東京/羽田-フィリピン/マニラ |
機材 | B787-9 |
マイル | 1,833 (座席Sクラス+αボーナス) |
プレミアムポイント | 1,410 |
ANAプレミアムエコノミー/エコノミー有料機内食
2019年4月から申し込み可能になったようです。和洋の2種類から選択可能。
国内線ではなく、国際線のサービスです。また日本を出発する運航便が対象になります。
搭乗可能な利用客 |
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対象航空券 | 航空券番号が205から始まる航空券 |
対象クラス (予約クラス) |
G/E/N/R(ホノルル線を除く) Y/B/M/U/H/Q/V/W/S/L/K/X |
上記以外、深夜便だと使えないみたいです。
価格と購入方法
価格は1食あたり2,500円です。有料機内食は航空券の発券時、または搭乗の24時間前までならいつでも予約可能です。
7月3連休の羽田国際空港
チェックインはスルー
ANAプラチナなので優先チェックインはできるのですが、自動でWebチェックインが完了していたようなので搭乗券はモバイルのものが使えました。預ける荷物もなかったので直接、保安検査場へ。
ANA国際線ラウンジ
いつ以来だろう…
搭乗記を見返したらほぼ1年前だった。昨年はSFC修行をしていて8月にKUL線プレエコに搭乗していました。その後は、11月にエアチャイナで修行締めくくりで解脱。東京からのANAフライトとしては8月以来となります。
なんだかんだブログでメモしておくとこういう時に読み返せますね。個人的には搭乗回数が多い人は何らかの記録をつけることを勧めます。忘れますよ…
定番のカレーと行きたいところですが、せっかくの有料機内食ですので軽めにしておきました。お蕎麦でもよかったな。好きなスクランブルエッグが目に入り、そこで思考停止してました。
搭乗記
優先搭乗… 失敗
プラチナ側の優先搭乗に並んで時間通りに、機内に入っていきます。
しかし、私の番がきたら「ちょっと待って…」とすぐに入れさせてくれません。帰国便のエアチケットを確認させて欲しいと言われました。
実はこの便、マニラ発券していて戻りの便なんです。ANA側としては私がフィリピンから出国するチケットを保有していることを確認する義務があります。「自動ウェブチェックイン」とかいう気の利いた機能のせいで私もチケットをスクショするのすっかり忘れていました。
メールから探そうとしますがなかなか見つからず、エコノミークラスのノンステータスの方々に次々と抜かれてしまいました。まさかの優先搭乗失敗。
自分も悪いのですが、うーん… この動線で事務確認はちょっと対応できない… 奇しくも便利な機能のはずの「自動ウェブチェックイン」が今回はよくない結果となってしまいました。カウンターに寄ればそこで確認していた訳なので。
しばらく海外発券ループにするつもりなので次からは気をつけたいと思います。
機内への搭乗
少し意気消沈気味に機内へ入ります。
▲ 搭乗は8割くらいでしたかね。数年前に比べるとだいぶフィリピン人の搭乗が増えました。日本の観光政策により、旅行会社主催の観光ツアーであればフィリピン人も日本への渡航が可能となっています。
▲ 座席に座るとしばらくしてCAさんが私の元へ来ました。エコノミー利用ですけど、きちんとお名前で読んでいただけました。
有料機内食(洋食)の注文が間違いないか確認して、他の搭乗客と間違えないように座席にシールを貼っていきました。エコノミーだと座席数も多いし、仮に間違えて機内食が足りないなんてことに大変でしょうね(まぁ、一つや二つ余分にあるでしょうけど)。
出発は定刻通りでした。
有料機内ミール
▲ こんな感じで配膳されてきました。若干ですが、トレーが一般のものより大きいような… その分、ドリンクの置き場に困りました。
▲ (写真ブレ失礼)この日は洋食の国産牛ハンバーグを注文しました。メイン料理以外のアペタイザー、デザートは和洋で共通となっています。
▲ はい、周囲からは浮き気味のひとり空のレストラン♪
隣のフィリピン人になんでアンタだけ違うんじゃという視線があったとかなかったとか(苦笑
▲ アペタイザーは茹でたエビやサーモン、生ハム、2種類の和え物がサラダ風に仕上げられていました。エビはプリプリして美味しかったです。サーモンは普通かな。
▲ メインディッシュ。ハンバーグは小さめですが程よい肉汁を感じます。いきなりステーキのハンバーグに慣れすぎているのでどうもそれと比べてしまいますね。まぁ、機内食なので単純比較してはいけないですね。
というか、付け合わせのお芋が美味しかったです。時期的には新じゃがになるのでしょうか。熱々ではなかったので、ホクホクとした感じではありませんが上品な味で楽しめました。
▲ 有名なパティシエさんが監修したというヨーグルト。酸味と甘みが結構強かったです。日本人だと好みが分かれそうな味でした。
ピエール・エルメ(Pierre Hermé, 1961年11月20日 – )は、フランスのパティシエ・ショコラティエ。「パティスリー界のピカソ」といわれている人物であり、自らの名前を使用した「PIERRE HERMÉ PARIS」(ピエール・エルメ・パリ)というパティスリーショップを展開している。
Wikipedia「ピエール・エルメ・パリ」
▲ 私はあまりくわしくないのですが、マカロンで知る人ぞ知る洋菓子ブランドのようです。
エコノミークラスでの有料機内食を食べた感想
正直安くはない価格ですね。食事は美味しいです(デザートは苦手でしたが
毎回、頼むか…と言われると微妙で機嫌が良い時、お祝い事がある時、今回のようにネタ探しとしてならありなのかなぁ…
そういえば座席予約もステータスや予約クラスで有料になってましたよね。ANAさんとしてはオプションでサービスを強化していく流れなのでしょう。
着陸・到着
▲ 食事のあとは気ままにキンドル読書や
▲ ミッション・インポッシブル6「フォールアウト」を鑑賞。新しいやつなんですけど、若干話が複雑ですね。人物関係が途中でよくわからなくなりました。
詳細 ミッション:インポッシブル フォールアウト (字幕版)
▲ 定刻より10分早くのランディング。最近の搭乗は遅延ばかりだったので、さすがANA。帰国の便はフィリピン航空を使う予定です。
まとめ
マニラ発券からの復路便で有料機内食を食べてみたお話でした。
この往路便は、クラスMでアップグレードを狙ったもののアプグレは無残に失敗し普通のエコノミー搭乗になってしまいました。今のところはアップグレードポイントが20ポイントで未消化状態… 秋以降に使おうか考えていますが、東南アジアのマニラ以外で良さそうなところがない。
東京への帰国はフィリピン航空を使う予定です。事前にステータスマッチにトライしてなんとか…成功しました。