8月お盆にフィリピン航空を使って、マニラ経由でバンコクまで行ってきました。両便ともにエアバスA321-231の小型ナローボディで機内コンテンツ用のモニターがないタイプです。
7月に海外発券のチケットでマニラから東京へビジネス移動、復路分を8月としていました。マニラ滞在でもよかったのですが、後から気が変わりバンコク接続も追加発券しました。
復路はプレミアムエコノミーなのですが、今回の往路では2便立て続けでのエコノミークラス利用となりました。マニラ〜バンコクはまぁわかるのですが、東京〜マニラでもA321という小型機材を使っていたのは少し意外でした。
機内コンテンツは「MyPal」という独自サービスを使うとスマホでコンテンツを楽しめるとのこと。
ただ、今回は読書に時間を当てたく、紙の書籍にキンドル、書籍の読み上げアプリで四六時中読書していたので、それほど長時間には感じませんでした。
東京からマニラ、バンコクまでのフライト模様を投稿します。
フライト概要(フィリピン航空,成田-マニラ-バンコク)
1便目 | 2便目 | |
---|---|---|
日付 | 2019年 8月 12日(火) | |
時刻 | 13:34-16:57 | 19:00-21:07 |
路線 |
|
|
機材 | A321-231 | |
マイル | PALへ積算(1,175) | PALへ積算(855) |
▲ 2便目は後から思いつきの追加発券。
成田発が遅延してしまうと危ないかな?と思いつつ、あまり夜中にバンコクに到着するのもいやだったので許容範囲の時間にしていました。PR732の後にまだ1便ほどバンコク行きがあったので、最悪振り替えてもらえるんじゃないかという思惑も含んでいました。
マイルは、ANAステータス保有ながらあえてマブハイマイル側に積算しています。貯めづらいのは把握していますが、人よりはフィリピンに行く機会があるのでこれからもPALを使う機会がありそうかなと。
フィリピン航空 A321ceo
日本には小型機材も飛ばしているんですね。
クラス | 奥行き | 広さ | 座席数 |
---|---|---|---|
ビジネス | 37インチ | 27インチ | 12席 |
プレエコ | 34インチ | 18インチ | 18席 |
エコノミー | 30インチ | 18インチ | 169席 |
小さい機材ながらビジネス、プレミアムエコノミーの設定もあります。
エコノミーの広さは、同じセブパシフィックと比べると奥行き、広さで1インチ(2.54センチ)広いです。
機内エンターテイメント
フルサービスキャリアであれば機内に当たり前のように機内モニターがあり、映画やテレビ、音楽などのエンターテイメントを楽しむことができます。しかし、このA321機材にはモニターがありません。
その代わり、「MyPal Player」というエンタメ専用アプリが用意されています。利用に際して事前にダウンロードしておく必要があります。
チケットの発券
フィリピンには行くことが多いので、今後のことを考えてフィリピン航空の公式サイトで手配しました。
正直なところ、使い勝手の良いウェブサイトとは思えないですね。
元のグローバルサイトを必要最低限にローカライズ(日本語化)しただけの感じでところどころに不都合を感じます。それと、このフライトではない便で機材変更に伴う座席のダウングレードを受けたので日本のコールセンターに電話する機会がありました。スタッフの人数に限りがあるのか非常に繋がりづらかったです。
普段は航空券価格の比較サイトを見ながら価格比較を行い最安で利便性が高いフライトを探しています。航空会社直接、または航空券予約サイトはその時々で使い分けています。
Skyticket(スカイチケット)
わかりやすいインタフェースでスマホアプリから予約しやすいのが「Skyticket(スカイチケット)」です。数多くの航空会社と提携しているので目的の航空会社以外でお得なチケットが見つかることがあります。
「atta(あった)」
「atta(あった)」ってご存知ですか?
最近知った航空券や宿泊施設(ホテル・旅館・民泊・別荘)を横断的に検索できるサービス。売りはビッグデータ・AIを駆使したところで、安いタイミングを通知で知らせてくれます。
来年使う航空券検索で使っています。GoogleフライトやSkyticketよりも安いことが多いです。加えて、安いタイミングが知れること、安くなると実際に知らせてくれる機能は便利。やはりAIってすごい。
まだ使ったことなければお試しを。
1便目の搭乗記
まずは成田からマニラへ向かいます。
成田空港での優先チェックイン
▲ 出発は成田空港第2ターミナルです。
普段、マニラ往復はANA、またはセブパシフィック航空が多いです。今年からフィリピン航空を増やすことにしましたが、ANAとは別のターミナルなんですね。業務提携しているので朝まで第1ターミナルに行くつもりでいました。
この時は、お盆に入りたての火曜日でしたがエコノミー側には結構な列がありました。セブパシフィックも同様ですが、フィリピン人が多い便になると列が長くなる傾向があります。彼らの預け荷物が多く、どうしても時間がかかりがちです。
カップヌードル、120個預かって。
ラジャ。
これは、普通の光景です。
待ってられるか。
▲ エコノミー利用なのですが、今回は優先チェックインを使う権利を保有しています。
当便では「NH便」ではなく「PR便」です。ANAプラチナ以上、SFCを保有しても教科書どおりであれば、優先チェックインをできません。ということで、この搭乗のしばらく前にANAプラチナステータスからマブハイのプレミアエリート会員へステータスマッチを行い、見事成功しました。
こういうときに優先チェックインのありがたみを感じます。
▲ エコノミー側は結構な列でしたが、優先チェックイン側は差ほどではなくすぐにチェックインできました。
空港ラウンジ
フィリピン航空から充てがわれたラウンジは、アメリカン航空のアドミラルズ・ラウンジでした。
控えめに言って最高でした。
機内への搭乗
晴れた天候の中、搭乗です♪
▲ 途中にスカイチームの機体を見かけました。こういうのってどうやって予約するのかしら。
▲ 往路はエコノミーです。A320ファミリーは、LCCでいやというほど搭乗しています。足元広さの感覚値はやはり同じフィリピンのセブパシよりは広い印象があります。
▲ 機内誌はこんな感じ。A321には座席モニターがないです。その代わり、コンテンツ配信用のWiFiがあり、「MyPal」というスマホアプリを用意しておくと機内でも映画や音楽を楽しむことができます。私は今回は使わず。
この便では使っていませんが、別のフライトではMyPal Playerを使ったことがあり使い方を記事にしています。
機内食
▲ ビーフ or チキン と来ましたのでチキンを選択しました。結構、しゃれた御前に入っているんですね。
▲ このビール、つい1ヶ月前のフィリピン航空ラウンジで飲みましたが、美味しくないですね。普通にサンミゲル出してくればいいんですけどね…
キンドルで読書
最近、地上ではどうしてもスマホばかり見てしまいます。ブログをやっているというのもあるので情報収集だったり、アクセス状況の確認だったりとどうしても気になります。生活の中になるべく読書の時間を入れたいのですがなかなか…
その分、機内だと全く通信がないので読書に集中できます。数十〜数百冊がこの小さいデバイスに収まります。昨年末にキンドルを購入してフライトの際に必ず持ち込んでいます。
マニラに到着・着陸
成田からマニラへは4時間ほどです。フィリピン航空はマニラ空港ターミナル2に降り立ちます。乗り継ぎ便は追加発券なのですが、2時間の時間を置いておきました。同ターミナル内なので移動はなしです。
2便目の搭乗記
続いて、マニラからバンコクへのフライトです。機材は同じなのでさらっと書きます。
マニラ空港での乗り継ぎ
▲ 乗り継ぎは到着階から一旦下の階に降ろされて、保安検査場を抜けて再び上の階に上がります。
空港ラウンジ
フィリピン航空の国際線はNAIAターミナル2で運航されています。T2にはラウンジが一つだけあります。
搭乗
機内食
▲ 1便目はチキンにしたので2便目はビーフにしました。太麺のパスタに和え物もパスタですか… しかもパン付きで炭水化物だらけ。味自体は悪くないです。
▲ 食後デザートにマンゴーアイスをもらいました。
オーディオブックで聴書
1便目で書籍を読みまくっていたので少し疲れたので、オーディオブック(audiobook.jp)に切り替えました。以前、アマゾンのオーディブルを使っていたのですが、現在はオーディオブックを試しています。
この種のサービスはフライトと相性が良いと思います。飛行機に乗るとどうしても待ち時間が多くなります。空港や機内での時間つぶしにいいですね。
着陸
マニラ〜バンコクは3時間弱のフライトです。時差がフィリピンから -1時間、日本から -2時間です。
スワンナプーム国際空港の入国手続きは世界でも有数なほど時間を要しますが、この日は比較的空いていました。
最後に
この後は空港近くのホテルに移動しました。モニターのない座席、でも読書に集中できた日となりました。
しばらくバンコク関連の投稿が続きます。