新しいブログのワードプレス設定を行います。初心者の方にも必要最低限の設定を共有します。
項目を絞れば短時間で終わります。ただ、初期設定の中には一旦設定すると、あとで変更することが難しいものも含まれます。よく考えて設定するようにしましょう。
それでは、サクッと終わらすワードプレスの初期設定を記事投稿します。
ワードプレス(WordPress)の初期設定
設定の方針と設定内容
多少の軸を持たせて設定していきます。
- セキュリティは大事にする。
- 運用に手間がかからないようにする。
- 意図を持った設定をする。(テキトーにやらない)
管理画面で設定していく項目は「設定」以下が対象になります。
- 一般設定
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション設定
- メディア設定
- パーマリンク設定
一般設定
ワードプレスの「一般設定」では、サイトの概要を設定します。ここで設定する情報は5つ。
サイトのタイトル | ブログの名称を入れる。 |
---|---|
キャッチフレーズ | ブログがどんなトピックを扱っているか概要的に書く。 |
WordPressアドレス | WordPressがインストールされている場所を示します。通常は、設定不要。 |
サイトのアドレス | 独自ドメインで取得したアドレスを入れる。設定が入っている場合あり。 |
メールアドレス | 問い合わせフォームやエラー通知で使います。あとでもOK。 |
サイトのタイトルは何が良い?
一つブログを運営して言えることは「覚えやすいもの、人の印象に残るもの」と考えます。あまり長い名称や、カッコよさげに専門的な言葉を入れてしまうと見に来てくれる人が覚えてくれない。
覚えてくれると何が良いか?というと、ブログ名で検索してくれます。皆さんも経験ありませんか?お気に入りのブログ名の一部を入れてググる。アレです。
指名検索を考えると検索上位が取れそうなワードを選ぶと良いかも。
ということで、覚えやすい名称を入れましょう。ブログの特性が含まれていればなお良し。今回作るブログは次の通りにしました(使っている中で変更するかも)。
- サイトのタイトル:「 アレコレメモ 」
- キャッチフレーズ:「オフィスワークで役立つことの走り書きブログ」
サイト名、キャッチフレーズはいずれも後で変更することができます。
キャッチフレーズは?
ブログがどんなトピックを扱っているか、一行、それこそ少ない文字で表記するのが良いのかなぁ…
これも長すぎてはダメ。15〜20文字くらいの感覚。「ブログ」って文字を入れておくと「検索ワード+ブログ」って検索してくれる人に表示されるんじゃないかと入れておきます。
私は「ブログ」という文字列はサイドバーのプロフィールとか、入れられそうなところに自然な感じで入れるようにしています。
メールアドレス
メールアドレスは問い合わせフォームを設置した場合の連絡先や、ワードプレスの各種エラーを受信することを目的に使います。問い合わせフォームを設置する際に、再度設定を見返すので後回しでも良いと思います。
プライベートで使っているメールアドレスを使うと、アレコレ混在して大事なメッセージが埋もれるかも。メールアドレスは分けた方が良いと思います。
投稿設定
ワードプレスの「投稿設定」では、記事の投稿に関する設定を行うことができます。メール投稿設定ができますが、スマホでも投稿できるので個人的には不要かなと思います。
▲ 投稿時にデフォルトで分類されるカテゴリを決められます。私の時は英語名称のカテゴリ「Uncategorized」だったので日本語で「未分類」と変更しました。
カテゴリ名の変更は「投稿設定」からではなく、「投稿」→「カテゴリ」からの設定で行います。
▲ カテゴリー設定画面の右側にカテゴリー一覧が表示されます。「Uncategorized」にマウスをホバーさせると、編集リンクが出ますので「クイック編集」を押します。
▲ 「Uncategorized」からデフォルトで分類したい日本語カテゴリー名称に変えます。私は、「未分類」としました。スラッグはURLに使われます。
▲ 「投稿設定」に戻ると、初期カテゴリーも「未分類」に変わっていることがわかります。「投稿設定」はこれで十分です。
表示設定
ワードプレスの「表示設定」では、トップ画面(ホームページ)上で投稿した記事がどのように一覧表示されるかを設定できます。デフォルトでは、「最新の投稿」で10記事が順番に表示されます。
自分で作ったオリジナルのホームページを表示する場合は固定ページへの差し替えを行う必要がありますが、記事が増えるまではやらなくていいんじゃないかと思います。
Cocoonテーマでのやり方になりますが、トップページを固定ページに差し替える方法を次の記事にしています。
▲ 「表示設定」はこれだけですけど、設定項目の下の方にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、、、
検索から誰もブログを見にこない
ということなので、チェック入れない方が良いです。意図して設定する場合は忘れないようにしましょう。
ディスカッション設定
コメントのやりとりなどブログ特有のコミュニケーションツールとしての設定です。ここは完全に好みですね。うちのような中性的で無難な文章の書き方をしていると、コメントは一切来ません(笑
初期設定のままで良いでしょう。
メディア設定
メディア設定では、管理画面からアップロードする画像サイズやファイル格納場所に関する設定を行います。
アップロードした際に、オリジナル画像の他に、「大・中・小(サムネイル)」それぞれの画像が生成されます。最近は大きなスマートフォンやタブレットでの閲覧が多いです。閲覧する人にとって情報量が多くなるので画像は大きい方が良いでしょう。
ということでデフォルト設定の中サイズがやや小さいので変更、大サイズはCocoon標準の横幅に合わせています。
サイズ | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
サムネイル | 150px | 150px |
中 | 300px | 560px |
大 | 1024px | 800px |
パーマリンク設定
パーマリンクとは、「Permanent Link(恒久的リンク)」のことで、URLの末尾部分をさします。
この設定は大事です。これを途中で安易に変更してしまうと、アクセスできない状態(404エラー)が発生します。
リダイレクトという工夫をすれば、パーマリンクは後から変更できますが慣れないうちはリスクが伴います。最初に、設定方針を決めるようにして安易に変更することは避けましょう。
で、どんなURLが良いの?
グーグルさんに聞きましょう。
シンプルな URL 構造を維持する
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
Google Search Consoleヘルプ
「http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation」という記載がありますが、今の主流はこういった表記ですね。なので、今回はこのパーマリンクにします。
ちなみに、当ブログは年月を含んでいますが、古い記事の登録日時を新しくするといった使い回しができない現状があります(月またぎでURLが変わってしまう)。
一方で、サーチコンソールで年月で分析できるメリットもあります。フィルターで「2018/12」とか入れて期間分析ができます。
▲ 自由に人にもわかりやすい表記で入れられます。難点としては自由度が高いのでテキトーにURLを決めてしまうと、サーチコンソールとかの分析が手間になりそう。
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▲ 「カテゴリ/投稿名」の場合。これを推奨しているブログも結構あります。私は、時折カテゴリ整理するので、パーマリンクが変わってしまう可能性があります。
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▲ 素直にこちらにしました。特定のトピックについては、決まった用語を入れるとかしてグルーピングしておくと分析しやすくなるでしょう。
以上でワードプレスの初期設定は終わりです。
最後に
今回の投稿で、サクッと終わらすワードプレスの初期設定を記事投稿しました。慣れないと用語が意味不明ですよね。少しずつ慣れていきましょう。
このあとは、プラグインを入れましょう。オススメを次にまとめています。絞っているのでCocoonテーマ以外の方も参考にできます。記事内で紹介しているプラグインを入れるとワードプレス標準のものよりよりセキュアな設定が可能です
この後、Cocoonテーマを導入します。それはまた今度。
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