天草エアラインのみぞか号に乗ってきました。
今年はJGC修行をしておりまして、そちらはすでに解脱済み、JGCプレミアも見えているところなのですが、ダイヤまではやらないつもりなので残りをチマチマと楽しむようにしています。
天草エアラインの初フライトは本来であれば、このフライトの前日のはずでした。しかし、台風による視界不良で欠航してしまいました。
気を取り直して朝一の便で福岡へ向かいました。
地元感たっぷりの天草空港やATR機材のみぞか号の様子を投稿します。
フライト概要
日付 | 2020年9月下旬 |
---|---|
時間 | 8:20-9:00(40分遅れ) |
路線 | JL3890(MZ101) / 天草-福岡 |
機材 | ATR42-600 |
予約(座席) | ウルトラ先得 / 普通席 |
マイル | 160 |
Fly On ポイント | 556 |
40分程度の遅れが出ていますが、前日の欠航が影響しています。
前日乗るはずだった便は熊本空港に駐機していたため、機体が天草に来るのを待ってから搭乗しました。
天草エアラインの保有機は、ATR42-600「みぞか号」のみとのことです。
事前に確認することを怠りましたが、天候以外でも少ない機材やスタッフの関係上、わりとよく遅延や欠航があるようです。渡航予定のある方は、代替での移動手段も調べておいたほうがよいでしょう。
私も前日に熊本から天草へ陸路移動しました。
バスの乗り継ぎが悪い時間帯で結構な時間を要しました。福岡にも陸路移動は可能ですが4時間以上かかるようです。
欠航のお詫び?

FOPが事前に計算していたものに比べて多いですね。運賃種別3のはずが運賃種別1の計算結果で付与されていました。
ウルトラ先得で普通席予約で私のクレジットカードやステイタスだと、本来であればFOPは118と思います。
想定 | 実際 | |
---|---|---|
マイル | 160 | 160 |
FOP | 118 | 556 |

なんでだろ。
計算方法はわかっているつもりでもJALマイル・FOPの計算方法は、JALカードのツアープレミアムが絡んできたり少し複雑です。まぁ、多くもらえる分にはいいんですけどね。
天草エアラインとは
天草エアラインは、熊本県を拠点とする地域航空会社です。

熊本県(53%)・天草2市1町(27%)民間(20%)出資の第三セクタ-として1998年に設立されました。2000年3月に天草飛行場開港とともに運行を開始したそうです。
この記事を投稿する2020年秋時点で、天草から福岡を1日3往復、天草から熊本へ1日1往復しています。別路線乗り継ぎとなりますが、伊丹にもつながっています。まれにですが、伊丹空港で見れることがあるようですね。
個性豊かなATR42-600塗装機「みぞか号」
機材は一機のみ、フランス製のATR42-600のプロペラ機が導入されています。イルカをあしらった塗装が特徴的で「みぞか号」の相性で親しまれています。

「みぞか」というのは天草の方言だそうで「かわいい」を意味するようです。左右のプロペラにも同様にイルカが塗装されています。
画像内で機体の胴体部分を「のぞいちゃダメ」と記載がありますが、熊本界隈で超有名なあのキャラクターでも描かれているのでしょうか。覗けないのが残念です。
今回は、日本航空とのコードシェア便で「JL3890」の便名で搭乗していますが、天草エアラインとしては「MZ101」となります。
2レターの「MZ」は…お分かりのとおり、「みぞか」のことです。
搭乗記
天草空港にて
前日、熊本空港から天草へは陸路での移動、天草中心部のサンロードというホテルに宿を取りました。結構、夜遅く到着してしまったので今回はホテル記事は割愛。
宿泊した場所から徒歩1分で、天草の本渡バスセンターというバス停があります。始発に乗ればギリギリ搭乗時刻に間に合いそうな時間でしたが、不安だったのでタクシーで移動しました。
1,620円と思いの外、メーターがあがっちゃいました。この後、便が遅延したので不要なタクシー移動となってしまいました(泣




▲ 小さい空港なのでバーコードでチェックインとかそんなハイテクはありません。カウンターで自分の名前を告げてのアナログなチェックイン方法です。
制限区域・区域外という概念もないようでして、搭乗できるまでこの座席で待つことになります。

▲ やることがなかったので、空港を散策します。といっても、広くないので1フロアの範囲内ですけど。

▲ なんだかほっこりしますね。

▲ みぞか号の模型が二つ。デザインが微妙に違いますね。

▲ 模型なので機体上部からの撮影も自由自在。

▲ 暇つぶし用の書籍かと思ってよく見ると、天草エアラインを取り上げたものが数多く置いてありました。
ローカル・エアラインですけど、結構書籍があるんですね。

参考 天草エアライン関連の書籍
▲ アマゾンで検索すると結構取り扱いがあったので、ひとまず「島のエアライン」という小説を帰宅後に購入してみました。感想は追記します、秋なので少し泣きたいかも(笑
搭乗開始

▲ 保安検査場は搭乗時間近くまでクローズされています。
まもなく搭乗というタイミングで、チェックインカウンターの係員の方が「いかにも空港」的な雰囲気でアナウンスしてくれます。
荷物をチェックすると、数十メートル先に機体があります。



▲ ATR42に搭乗です。
過去にセブパシフィック航空子会社Cebgoで搭乗した経験があります。セブゴーの場合、座席はかなり窮屈でしたが、天草エアラインはそこまで窮屈さは感じませんでした。



▲ 「安全のしおり」の搭乗人物はイラストではなく、人が出てくる写真です。意外にこういうのはみたことがありません。

天草から福岡へは40分ほど

▲ 小型機ということで長い滑走路も必要なく、走り出しからすぐに飛び立ちました。高度もさほどあがらないので景色を楽しめます。

▲ 機内誌は手作り感満載です(驚

▲ 「抜き取りはご遠慮…」と記載が。個性があるし、抜いて行っちゃう人がいるんでしょうね。

▲「みぞかトーク」となんとラジオ番組をもっているそうです。しかも毎週(笑 聞いてみたい。



iPhoneで45秒ほどのゆるめ動画も作りました。BGM入れているので不要な方はミュートしてから再生してください。
終わりに
久しぶりの小型機でした。なかなか機会のないことなので新鮮なフライトになりました。
まもなくJGP修行も終える予定、来年はどうしようかなぁ…
▼ このフライトの前日はこちら。
コトの顛末もブログとして投稿しているので、この記事の終わりにリンクをいれておきます。