JGC修行が始まっており、東南アジア路線で「FOP倍率が1倍」のJAL便に搭乗してきました(苦笑
修行僧ならわかる話。なんで「1倍?」「1.5倍じゃろ」となりますよね。
JALの飛行機であって純なJAL便ではない。それはつまり…他社のコードシェアだから(苦笑
そう、予約自体はマレーシア航空を通しています。マレーシア航空から見たコードシェアのJAL運航便に搭乗してきました。私にとっては生涯はじめての日本航空の利用となります。
グヌヌ… お客様(怒
ハハッ…意図せず(苦笑
2019年のいつぞやから海外発券ループ状態が続いています。ということでホーチミン発券クアラルンプール経由のフライトをJGC修行最初のルートとして選びました。1便目はマレーシア航空の小型旅客機(B738)、乗り継ぎ2便目が本投稿となります。
搭乗した便は、ボーイングB787-9ビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」と呼ばれるフルフラットになるシートで深夜便でその性能を体験してきました。
フライト概要
日付 | 2020年1月中旬 |
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時刻 | 22:50-6:35(定刻通り) |
路線 | MH9118/JL724 クアラルンプール – 成田 |
機材 | ボーイングB787-9 |
マイル | 4,173 |
Fly On ポイント | 4,173 |
マレーシア航空のコードシェア便
マレーシア航空は2012年にワンワールドに加盟しています。それ以降、JALとマレーシア航空は両国間でコードシェア連携を始めました。この記事投稿時点でNRT-KUL間をJALが週7便、マレーシア航空が週12便飛ばしています。
さらに2020年春を目途に共同事業(JV)を始めることを目標にしており、関係当局への独禁法除外申請の手続きを行っているそうです。搭乗客にとってどのようなメリットが出るのか今後期待されるところです。
MH予約JAL運航便は座席変更できなかった
実はこの便なんですけど、JAL運航便であることを予約後に気付きました。
ホーチミン~東京区間(クアラルンプール経由)4便ビジネスで発券したものの、うち1便だけ座席変更が出来なかった。よくよく見てみるとJL724の文字が…あらコードシェア便だと。
出来れば窓際の座席がよかったのでマレーシア航空、日本航空にそれぞれメールや電話で問い合わせをしましたが、座席変更についてはシステム的な連携が甘いのか結果的に変更が出来ませんでした。
まぁ、割安な値段でJALビジネスを使えるという結果にはなっているのでアウトレットとして受け止めました。
クラス | ピッチ | 広さ | 座席数 |
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ビジネス | 78インチ | 20.1インチ | 52席 |
プレミアムエコノミー | 42インチ | 19.3インチ | 35席 |
エコノミー | 32-33インチ | 18インチ | 116席 |
これから予約する人は少し注意したほうがよいですね。窓越しのシャンパン芸が出来なくなります(いや、深夜便なんだけど
クアラルンプール国際空港にて
この日は乗り継ぎ時間が約8時間もあったので空港外に一旦出ていました。予想よりも空港への戻りが遅れてしまい、そそくさとサテライトターミナルへ向かいます。
優先レーン
▲ パスポートコントロールの前にエアバスA359のディスプレイが表示されています。フロントマスクがイケメンですよね。まもなくこちらにも搭乗する予定を組んでいます(機材変わるなよぉ)。
▲ ファースト・ビジネスクラス利用者は優先レーンで区分けされています。パスポートコントロールが混雑しやすいベトナムやフィリピンにも導入して欲しいですね。まぁ、フィリピンはお金で解決できそうな気もしますけど。
修行僧のメッカ「ゴールデンラウンジ」にて
クアラルンプールのサテライトターミナルに存在感を示す人気ラウンジといえば「ゴールデンラウンジ」。ネーミングの良さもさることながら、豪華な雰囲気にANA/JAL問わず修行僧に人気です。
▲ この日はシャワーを浴びたら残りが1時間しか時間がなくちょっとしか楽しめませんでした。カレー以外にもラクサ(ヌードル)が有名です。
▲ 食べたらバーに。ここのラウンジはダイニングエリアとお酒が提供される場所が異なっていてそこがやや不便。お酒だけをもらってダイニングエリアに行くことはOKです。
2018年のSFC修業の際に記事を投稿しています。まだブログに不慣れな時期ということで記事の質はちょっとアレなので2020年のどこかのタイミングでしっかりと書き直しをかけたいところです。
搭乗記
機内への搭乗
▲ ゲートに入る前に再度セキュリティチェックがありました。前に来たのが1年以上前なんですけど、再検査あったっけかなぁ… シンガポールはありますよね。
機内の様子
▲ ビジネスクラスは、足元を広々と伸ばせるフルフラットシートです。座席がまっすぐ並んでいるわけではなく少し斜めに中心方向に傾いているのが特徴。ヘリボーンって言うらしいです。
▲ 今日の座席。作業のごとく写真を撮っていたのですが、隣の欧米人の方が気にしてくれたのか私の写真を撮ってくれるやりとりがありました。みんなちょっとテンション上がるので不思議なコミュニケーションが生まれます。
▲ 電源プラグの上には隠れた収納棚が。機内は乾燥するのでお水は嬉しいです。
▲ 耳栓やマスクがあるのが日本らしいですね。
▲ 深夜便ということで食事そのものをどうするか、というアンケートがありました。食事を取りたいか、構わず寝たいか、私は食事を取る方を選択。
就寝前の軽食
深夜便なので食事は夜明けに出てきます。しかし、欲張りなビジネス顧客のために軽食が用意されていました。
軽食は、一旦は断ったのですが… なんか出てきました。結果的に美味しかった(笑
ワインのお代わりどうぞ
この後、CAさんはワンコそばのごとくワイングラスがなくなると注いでくれるのですが、なにぶん明け方には職場に行かないといけないという会社員の性がそれを制止します…
機内コンテンツ
食事しながらですけど、ちょっとだけ機内コンテンツを楽しみました。映画は時間が取られるのでテレビ番組を…と言うことで松下奈緒さんの30分ほどのハワイ動画(「松下奈緒のホリデーフライト ハワイ島」)があったのでそれを見ました。
▲ 深夜の飯テロとなりましたが、大きなTボーンステーキをガッついておりました。
▲ 大丈夫、いきステプラチナ会員なので毎週一度はステーキ食べているのでそれほどそそりません(強がり
JAL SKY SUITE Ⅲの寝心地
画像引用 JAL「JAL SKY SUITE Ⅲ」
軽食を食べたらまもなく就寝です。
さて、肝心の寝心地なんですけど身長174cmほどの私にとって足元は十分な広さでした。
一方で横幅がやや圧迫感を感じます。私は中肉中背の体型です。左右に壁があるのがそう感じさせるのかもしれません。
とは言え、2時間半くらいの睡眠は取らせてもらいました。
機内食・ドリンク
食事の時間になると搭乗時のアンケート通りにCAさんが起こしにきてくれます。浅いレム睡眠的な感じだったので目をこすりながらおきます。
▲ 和洋あったので和食を選択。早朝のメニューということでカロリーを抑えつつ、ビジネスクラスの体裁を整えてくる質感です。鶏肉も脂質が少なめです。他も煮物や漬物と言ったもたれない内容でした。
着陸
6時間ほどのフライトですが、途中睡眠が入るので感覚的には半分くらいに感じます。
成田に到着、夜明けでまだくらい。職場はフレックスタイム制が導入されているので10時までに顔出せばいいやと思っていましたが、思いのほか順調に出社できてしまい普通に9時にデスクにいました(眠そうに)。
終わりに
まさかの初JALがマレーシア航空コードシェア便というお話でした。座席が予約できないかもですがコストを抑えてJALビジネスに乗れるのであればこれはこれでありかもしれませんね。
マレーシア航空のTYO-KUL間のビジネスは次に乗ります。A350予定です。
搭乗お待ちしています
純粋なJAL便はいつー?(怒