海外旅行と通勤用を兼ねてアンチセフト機能付きのバックパックを購入しました。
PacSafe(パックセーフ)というは防犯・盗難防止グッズで有名なブランドの製品でバッグやリュックサック類でユニークな製品が数多くある。
空港ラウンジに立ち寄ったときとか、バッグを置きっぱなしにしてビュッフェに行きたいけど貴重品入れっぱなしはやはり御法度。だから荷物を持ちながらビュッフェエリアに行くんですけど、ぶっちゃけカバン邪魔…
それと、飛行機のオーバーヘッド(荷物棚)に現金を入れておくとトイレに行ったときとかちょっと不安です。職場でも社員証、携帯、ノートパソコンを普段から自分の意志に関係なく持たされます。そして紛失すれば非難轟轟でさらし者、始末書扱いですw
そんな被害妄想をしつつ、この不安を解消するには物欲で埋めるしかない…
アンチセフト…魅力。
気づいたときにはパックセーフ・バイブ20Lのバックパックを購入していました。
PacSafe(パックセーフ)とは

PacSafe(パックセーフ)は海外ブランドで、アンチセフト(盗難防止)機能を持つ製品を数多く取り揃えています。
本社は香港にありますが、創業者は二人のオーストラリア人です。二人が南アメリカを旅行中に、市民が盗難を防ぐため金網でバッグを保護している姿を見かけ、そこからインスピレーションを感じてパックセーフの開発に至ったようです。
製品のジャンルは、バックパック、ショルダーバッグ、バッグプロテクター、RFID小物類など旅行中のセキュリティに特化した製品が数多くあります。
輸入元のA&Fでパックセーフ製品のセキュリティ機能についてわかりやすくまとまった動画が公開されています。
Pacsafe Vibe 20Lレビュー(アンチセフト、盗難防止機能あり)
外観・サイズ感
素材 |
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重量 | 820g |
サイズ | 本体:約 W270×H460×D170(mm) |
容量 | 20 L |
バックストラップの長さ | (Max – Min) 92-72 cm |
強靭なアンチセフト性能

極めて丈夫な素材
素材は触れた感じでもわかるほど丈夫にできている。

▲ 引き裂き防止機能として、表地にステンレスのワイヤーがクロス上に入っています。

▲ バックストラップにもステンレスワイヤーが入っています。
ジッパーのロック機構
付属品は説明書?らしきものが一つあっただけなのですが、それにも機能説明ばかりで使い方が書いてませんでした。
ジッパーのロック機構や、バックストラップのクリップ機構の使い方を把握するのに少し考えてしまいました。製品的には不親切ですが、開封に時間を要したという事実を考えると窃盗者目線ではメンドウな製品(盗難を抑止できる)と言えそうです。
ジッパーのロック機構は、「Roobar Locking system」と呼ばれるものでパックセーフの特許らしいです。

▲ ロックしている状態。

▲ 黒い留め金を上にずらします。

▲ その後左にずらします。これでジップが外せるようになる。

▲ ジップが解除された状態。ここまで外すのに5分以上考えてしまいました😅

▲ 二つのZipは重ね合わせてまとめることが出来る(Interlocking Zip Pullers)。慣れればなんてことなくロックを外せます。
ちょっと不便に感じたのが、ロックしたくないときのジッパーの存在感。
ジッパーはロックしておけば静かなのですが、ロックしない状態でいるとジャラジャラと歩くたびに揺れてうるさいです。うるさいので結局ロックしますが、そうするとモノが取り出しづらくなります。
これといった貴重品がなければほかのカバンで使い分けたほうがよさそうです。
肩掛けのセキュリティー・クリップ

しょった状態から見て右側のバックストラップを外すことができます。
これにも「PopNLock security clip」と呼ばれるロック機構がついており、盗難を防ぐためどこかにロックしておくことが出来ます。
出先のレストランやカフェで席を外すときとかに使えそうです。

▲ 左側の黒いプラスチックは回すことが出来ます。

▲ 押し下げながら少し手前に回すと奥に引き込める場所があります。そのまま押し下げた状態でストラップ全体を右にずらすと外すことが出来ます。
収納スペース


▲ メインの収納にはA4サイズのパソコンが入ります。試しにジム用品(スニーカー、衣類、タオル)を入れたところ、なんとか入りました。旅行をメインにと考えていますが、普段使いでも活躍してくれそうです。

▲ サブの収納は細かいアイテムをいれておくのに役立ちます。スペースが分かれているので、財布やスマホ、バッテリーなんかを整理することが出来ます。

▲ 細かい機能で「RFIDsafe blocking pockets」と呼ばれるセキュリティ機能がついています。
RFIDとは、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムです。スキミングを防ぐポケットとなり、個人情報を守ることができます。
バッグを背負った感じ

私は身長174センチ体重70kgほどで太っても痩せてもいません。
バッグストラップは届いたときからほんの少し緩めるとちょうどいい感じになりました。体にフィットする感覚が良く、Macとジム用品を入れたような装備でも軽く感じます。
メリットとデメリット
- おしゃれで通勤でも違和感はない
- 体にフィットする
- 細かい収納が結構あり便利
- アンチセフト機能が優秀
- 説明書が不親切、コツを掴むのに時間を要した
- ジッパーはロックを掛けないとジャラジャラうるさい
- スーツケースにはキャリーオンできない
サイズ毎に選べるバックパック
今回は普段使いのモビリティを考慮して20リットルタイプ(Pacsafe Vibe 20L)にしました。そのほかにもサイズがあるので用途に応じて選ぶことが出来ます(15L〜55L)。
パックセーフでは上記以外にもショルダーバッグ、ワンショルダー、ワイヤー類など多数のセキュリティ製品があります。用途に応じて選ぶといいかも。
まとめ
初めて防犯機能付きのバックパックを購入しましたが、品質としては満足です。
体へのフィット感がよくMacをもって外出したくなりました。油断すると自宅に引きこもって作業してしまうので少しは外の空気を吸うべくこのパックセーフのバッグで外出しようと思います。
- 盗難防止・防犯機能付きのバックパックを探している人
- 一人旅が多い旅行者
- 公共の場に荷物を置くことが多い人
- ドミトリー的な安宿を使うことがある若い人
- 社員証、ノートパソコンの紛失で始末書を書きたくない人w