マレーシアに旅行した際、クアラルンプールのシンボルで452mの高さを誇る超高層ビル、ペトロナスツインタワーを観光してきました。当日チケットの入手が難しいようですね。運良く夜の部でツアーに参加、展望台からの夜景を見ることができました。
クアラルンプールのシンボルであり、マレーシアの誇り。
短時間で旅する方もここは立ち寄る価値があります。チケットの事前予約は必須。
記事内、現地通貨で表記することがあります。
現在、 1マレーシアリンギット(MYR) = 円です。1万円を両替すると、 リンギットになります。
よく使う通貨・紙幣
- 5リンギット: 円
- 10リンギット: 円
- 20リンギット: 円
- 50リンギット: 円
- 100リンギット: 円
更新日時: (自動取得データ)
ペトロナスツインタワーについて
基本情報
施設名 | ペトロナスツインタワー (Petronas Twin Towers) |
---|---|
住所 | Petronas Twin Tower, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, マレーシア |
URL | https://www.petronastwintowers.com.my |
- 築:1998年
- 高さ:451.9m
- 階数:88階建て
- スカイブリッジ:170m(41階)
- タワー1、2を結ぶのがスカイブリッジ
- オブザベーションデッキ:370m(85, 86階)
- ツアーで行ける最上階
行き方(アクセス、最寄駅)
クアラルンプールのLRTとショッピングモールが直結しています。「クラナジャヤ線」のKLCC駅を出て、タワー下部のスリアKLCCショッピングセンターに行くことができます。
特長
- 20世紀では最も高い超高層ビル
- 21世紀(2003年)に台北101に高さを抜かれちゃった
- でも、2本対のビルとしては今も世界一!
- タワー1は日本の建築会社ハザマが施工
- タワー2は韓国のサムソン物産建設部門が施工
- 41階、42階の連絡橋(スカイブリッジ)はフランスの建築会社が施工
- ネットで噂の傾き疑惑
- スカイブリッジは地上170mに位置し、もはや空中散歩
- 観光で行ける最高階は86階、地上370m
- ツインタワーは主にオフィスビルとして利用されている
- マイクロソフト、アルジャジーラなどのテナントが入っている
- タワーの下部は、大型ショッピングモール:スリアKLCC
ツアー内容と入場料
スカイブリッジ(41階)、オブザーバーデッキ(85階、86階)の順に回ります。グループに別れているのではぐれないようにしましょう。
私たちははぐれました(笑)
はぐれても、「ゴメンご… 落ちこぼれでゴメンね」とスタッフに言うと、クスッと笑って許してくれる素敵なクアラルンプールの人たちです。
種別 | 外国人 | ローカル |
---|---|---|
大人(13-60歳) | RM 80.00 | RM 28.00 |
子供(3-12歳) | RM 33.00 | RM 14.00 |
シニア(61歳以上) | RM 42.00 | RM 14.00 |
幼児(2歳以下) | 無料 | 無料 |
ネット予約、当日券(予約なしでの来訪)
ペトロナスツインタワーのウェブサイトでは、事前予約のページが用意されています。あらかじめ予約して、現地で発券するとツアーに参加できる仕組みです。
当日券はかなり厳しいようで、朝早くペトロナスツインタワー行かないと売り切れ必至な超人気ぶりです。必ず予約してから行くようにしましょう。
手配方法
いくつかチケットの入手ルートがあります。
Klookとタビナカは現地オプショナルツアーの販売会社です。Klookが外資系、タビナカは日本の企業です。チケットだけでよければ、Klookが公式サイトよりも割安でオススメです。しかも片道送迎付き。
日本語のサイトから申し込みたい、プラスαでクアラルンプールを観光したい場合はタビナカのツアーだとクアラルンプールを半日でサクッと回れます。タビナカのガイドは日本語なので安心です。
Klookについては次の記事で登録や使い方をご紹介しています。
チケットカウンター
▲ 南東側に噴水広場があります。チケットカウンターはその逆、北西側の入り口にあります。
おすすめの時間
人それぞれでしょうか。晴れた日中なら遠くが見渡せますし、日没に近い時間なら幻想的な夕暮れに出会えるかもしれません。夜ならクアラルンプールのメトロな夜景を楽しめます。
今回、私は夜のチケットしか取れなかったので選択肢はありませんでした。クアラルンプールには、来年以降も行くチャンスがありそうなので時間を変えて何度か行ってみたいと思います。
夜に行く方は、三脚が使えないので手ぶれ対策を考えておきましょう。
ペトロナスツインタワーの豆知識
映画の舞台に(エントラップメント)
懐かしい映画でわりと私は好きですね。タワーができた翌年の映画(1999年)。ペトロナスツインタワー の宣伝も目的にしたのでしょうか。
美術品泥棒・マックに扮した名優ショーン・コネリー、なんとなく007の続編を匂わす感じが意味深です。保険外交員・ジン役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。まだ、若いですね。
テンポが良い作品です。今回、行く前に鑑賞しました。
タワー1を手がけたハザマ
ペトロナスツインタワーの建築に関しては、日本の企業も関わっています。
- 日本の建設会社
- 東京都港区虎ノ門に本社をおく中堅ゼネコン
- ダム、トンネル工事が得意。城郭の復元工事に定評。
- 1997年〜2001にかけてペトロナスツインタワー を手がけた
都市伝説?あの噂(傾き疑惑)
Googleのサジェストワードにも出てきますし、「ペトロナスツインタワー 」と検索するとこの情報ばかり出てきますね… タワー2は、韓国のサムソン物産が手がけています。
建築に当たって日韓戦が行われた? 都市伝説か、はたまた・・・
これ以上は掘り下げないでおきます… 現地に行って見ても傾きなんてわかりませんよ。
展望台の観覧へ行ってみた
タワー外観・噴水広場
▲ タワーの外観。マレーシア・モスクの雰囲気がある尖塔が特徴的。
▲ 噴水広場にて。
▲ 少し近づいたところから。カメラに収まり切らないほどの迫力。
チケットカウンター側の入り口へ
▲ スリアKLCCに入ると、こんな感じのF1のディスプレイがあります。左に曲がると地下に降りるエスカレーターがあります。チケットカウンターはそこ。
当日券は夜以外売り切れ
時間は、午前9時過ぎだったでしょうか。特に予約もせずに行ってしまいました。結構な人がいましたが、エスカレーターを降りた途端、係員が騒がしい。
残念ですが、夜以外のツアーは売り切れました。出直して。
しまった… やらかした
仕方ないので夜のチケットを発券し、ほかの観光地へと行きました。プトラモスク(ピンクモスク)、セントラルマーケット、KLタワーなど回って夜に再び戻ることになります。
時間をつぶしてから夜に戻る
▲ 夜のKLに存在感を示す「ペトロナスツインタワー」。ほかの観光地で時間をつぶし、20時すぎにふたたびタワーに戻ってきました。昼と夜では、また雰囲気が違います。
▲ チケットは昼に発券済みだったので列に並びます。
▲ ツアーチケットの半券。ペトロナスツインタワーのロゴがあしらわれています。
スカイブリッジ、展望台、夜景
▲ 41階、地上170mのスカイブリッジにて。近未来的な感じがします。外の夜景も何枚かとったのですが、手ぶれしてあまり良いものがありませんでした。でも気分は空中散歩です♪
▲ 85階から見たタワー2。
▲ ちょっと光が強く白とびしていますが、ビル内からの夜景。ちょっとした空中散歩でしょうか。
▲ 85階でもたもたしていたらグループの人たちが先に行ってしまいました。遅れて86階に行きます。こちらにはペトロナスツインタワーやその周辺の模型がありました。
おみやげ
エレベーターで下の階に降りると、ギフトショップがあります。コースターと、壁に掛ける飾りのようなものを購入しました。
最後に
事前の予約なしでしたが、なんとか夜のツアーに参加することができました。平日でこの人気ぶりですのでペトロナスツインタワー に行かれる予定のある方は、オンライン予約をオススメします。
チケットが少し高いですが、行く価値はありますね。当日券は厳しいので予約しておいたほうが確実です。
▼ 2018年夏のマレーシア旅行記は次のまとめ記事に集約しています。
- 旅程
- 観光・ツアー内容
- 移動手段
- 宿泊先
- 旅費
などポイントを記載しました。