タイ国際航空を使ってホーチミン~バンコク間のビジネスクラスに搭乗してきました。
今回は、昨年のSFC修行の自分へのご褒美とういうことで、幾分か貯めていたマイルを使ってANAサイトで特典航空券として発券しました。実際にはSGN-BKK-NRT区間でのチケット手配となります。
ホーチミン~バンコク間は、近距離で約1時間半ほどのフライトとなります。正直なところ、LCCでも不満を感じない距離ではありますが、日本の国内線ではのれないような座席、かつお手頃な価格でビジネスクラスに搭乗できてしまう区間でもあります。
短いフライトと言えどそこは国際線ビジネスクラス。ラウンジ、機内食、各種優先サービス(チェックイン/手荷物/搭乗)はしっかりと含まれています。
時間的な換算をすると、格安とは言えないのですがフルサービスキャリアのビジネスクラスを体験したことがない方には手頃な価格で空の旅を楽しめる手段でもあります。
フライト概要(タイ国際航空/TG551, ホーチミン~バンコク)

- 1便目ホーチミン〜バンコク(B777-200/TG551)
今回の投稿です。
- 2便目バンコク〜羽田(B747-400/TG660)
1便目が30分ほど遅れてしまい、ラウンジに立ち寄る時間がありませんでした。前便から降りると、係員が待機していて即連行→カートで次の搭乗口へ連れ去られました。
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日付 | 2019年10月某日 |
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時刻 | 10:38-11:48(30分程度の遅れ) |
路線 |
|
機材 | B777-200 |
ボーイングB777-200
機材は、ボーイングB777、トリプルセブンでした。近距離ながらの大型機が使われていました。

クラス | ピッチ | 広さ | 座席数 |
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ビジネス | 60インチ | 20インチ | 30席 |
エコノミー | 31-32インチ | 18インチ | 279席 |
普段は片道3万円台の区間
今回は特典航空券だったのですが、相場が気になったので調べてみました。

▲ エコノミークラスだと、1万円前半から中盤くらいの価格でした。

▲ ビジネスクラスだと、エコノミークラスの3倍くらいが相場のようです。
時間が短い中のフライトで普段この価格を出すかと言われると厳しいですね。A320系なら間違いなく手を出さない、大型機材ならちょっとしたお祝い事や気分良いときならいいかもしれない。
タンソンニャット国際空港
ホテルから空港への移動
ホーチミンシティでは、観光地としても有名なベンタイン市場近くのホテルに宿泊していました。Grab移動は、92,000VND(空港利用10,000VND含む)なのでおよそ日本円だとワンコインでおつりがくる程度です。
所要時間は、混雑程度にもよりますが30分程度を見ておくとよいでしょう。
優先チェックイン

ほぼ3時間前に到着、チェックインカウンターは入り口から少しはなれたAカウンターの利用となりました。Cクラス発券なので優先チェックインカウンターが使えます。チェックイン受付はタイ航空から業務委託を受けたベトナム航空職員と思われる方でした。

ビジネスクラスということで笑顔でお迎えいただけると嬉しいのですが、わりと固い表情のグランドスタッフでした。業務委託スタッフと言えど、「微笑みの国」の航空会社らしく、他国でも笑顔だと嬉しいのですがなかなか期待した通りにはなりませんね。
ラウンジ
利用ラウンジは、「ル・サイゴンネイズ・ビジネスラウンジ」を案内されました。このラウンジは2回目の利用となります。プライオリティパスでは入れないので混雑は緩和されています。
日系二社(ANA/JAL)の指定ラウンジになっているのでビジネスクラス利用や上級会員であれえば入室が可能です。
搭乗記
優先搭乗

搭乗開始は9:25と聞いていましたがその時間直前にゲートに行くと、バンコクから到着したばかりか機体から乗客が下りている際中でした。短い時間での折り返し運航をしているようです。
多少の遅れの後に優先搭乗で機内へと入ります。
機内の様子


▲ 座席はビジネス最後部7Kをいただきました。2シートですが隣は不在で私の独り占め♪ 座席は倒してみましたが、完全なフラットにはならずセミフラットと言った感じでした。

▲ と言っても利用率が3割くらいだったので移動しようと思えば、好きな場所に移れそうな雰囲気はありました。


機内に入るとウェルカムドリンクをもらいました。
それと食前・食後のドリンクを聞かれました。短時間フライトなのでこういう場面で時短を図っているんですね。食後はノンアル前提な聞き方だったのでコーヒーをブラックで指定。
機内食
機内食の配膳は安定飛行に入ってまもなく始まりました。

▲ お酒はシャンパンもらいましたが、グラスしょぼいですね。マイラーの伝統芸能「グラス越しの窓際背景」はやったのですが、グラスが景色に負けていたのでボツにしました(笑

ホーチミン~バンコク間の食事は一種類のみ、この日はチキン?
- 前菜:サーモンフライのタイサラダ
- メイン:チキンフィレのサテソース炒め物
- デザート:バナナのココナッツミルクとカラメルシロップ和え

前菜は、サーモンのフライとカシューナッツを辛味のあるソースで和えたもの。個人的には少し酸味が強かったです。右はデザートでバナナにココナッツミルクをかけたものです。ぶっちゃけ好みじゃないです。

▲ メインは、チキンフィレのソテーとパスタ。これは柔らかく脂質も少なく美味しい。
着陸

▲ せっかくなので何か機内販売を…と思いつつ、決まらないんですよね…カードケースは気になるのですが、ショボかったら使わなくなりそうなので躊躇して結局買わず。

食事を食べ終えてひと段落すると、機体降下のアナウンスが流れます。やはり短いフライトで映画を見る時間もない。
まとめ
小型機だと食指は伸びないビジネスクラスですが、大型機ということで短いながらも楽しめました。奇しくもこの投稿直前に、タイ航空より東南アジア路線の縮小検討のニュースが報道されました。経営状態が芳しくないみたいですね。
来年は細かい移動でビジネスクラスを楽しもうと考えていたのでちょっと残念なニュースです。なんとか路線維持してもらいたいところ。