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マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段。最安ではなく快適さを求めよ。

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段。 トラベルハック

慣れていても精神を消耗することが多いマニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動・アクセス方法をまとめます。

渡航回数はおそらく30回は超えているので、4つのターミナルを全て利用済み、レンタカー以外の移動方法はすべて試しています。それでもなかなかベストといえる移動は、そのときの空港の混雑状況や天気に応じて変化します。東南アジアのなかでも市内への移動の難易度は「屈指のレベル」です。

CEB姉さん
CEB姉さん

言い方をかえると、NAIAに慣れるとほかの国が楽になる♪

チャンビア
チャンビア

空港から鉄道がある国に行くと「神」と感じます…

マニラに鉄道なんてものは求めないでください。あったようななかったような。

そもそも、空港のつくりが悪い。

マニラ・ニノイアキノ国際空港マップ
(画像引用:Wikipedia

複雑怪奇に分かれた4つのターミナルは移動を困難にします。はじめてターミナル1に降り立とうものなら、「ザ・東南アジア」といえそうな雑然として雰囲気に驚き、人によっては少し怖いと感じる人もいるでしょう。

不慣れであれば、いえる助言は一言。

「最安の移動」にこだわらないこと。

安く移動しようとすれば、精神を消耗します。交通機関が発達した他の東南アジアは工夫できます。マニラはあまり工夫は効かないので「快適」は時としてお金で買うことも選択肢とします。

値段はそこそこに精神を消耗しない方法=「快適さ」を求めた方法がベストと考えます。

記事内、現地通貨で表記することがあります。 現在、1フィリピンペソ(PHP) = 円です。1万円を両替すると、 ペソになります。

よく使う通貨・紙幣

  • 5ペソ:
  • 10ペソ:
  • 20ペソ:
  • 50ペソ:
  • 100ペソ:
  • 500ペソ:
  • 1,000ペソ:

更新日時: (自動取得データ)

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ニノイアキノ国際空港の混雑が加速している…

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段(NAIA-T2の様子)
NAIA-T2の様子
マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段(NAIA-T3到着口の様子)
NAIA-T3到着口の様子

ターミナル1, 2は以前から酷かったですが、ここ2, 3年ほどターミナル3の混雑も酷くなってきました。就航している航空会社が増加していることが背景だと思います。こういった事情もあり、クラーク空港のハブ化が進んでいます。また、ブラカンに国際空港の年内着工が決まっています。

マニラ空港に到着して市内へ移動するなら、タクシーやGrab、エアポートバスを使います。

Grabカーがすぐつかまればそれにこしたことはないのですが、最近は時間帯によってはなかなかつかまりません。タクシーはマニラに不慣れな様子を少しでも見せようものなら彼らはつけこんできます。

人によっては降りるそぶりを見せて値切る…とか言う人もいますが、ほんとうに降りなければいけないこともあります…(本当に降りたらメンドクサイだけです

ターミナル1, 3で到着階から出発階に移動して人が降りてきたタクシーを…とか裏技もありますが、そんな小手先のテクニックは…

世界中に知れ渡っています。時間帯によってはそれも混雑します。

そう、まさしく四方八方の不便ぶり(苦笑

マニラ空港から市内への移動手段

到着階からの移動

ジプニーは空港敷地内には入れないので使えません。唯一ターミナル4が幹線道路に近いので、そこから拾うことができるでしょうが在住者ではない旅行者にはムリです。

メータータクシー

メータータクシーは、空港のイエロータイプと市内を走る白いタイプがあります。到着階からのタクシー乗車であれば、イエロー、出発階に移動して乗車するなら白いタイプを使うことになります。送迎を事前手配せず、深夜着であればまずタクシーが選択肢になります。

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段(マニラ空港イエロータクシーの料金・運賃)
マニラ空港イエロータクシーの料金・運賃
クリックで拡大できます
タクシーの料金表
  • イエロータクシー(空港タクシー)
    • メーターでの従量料金
    • 初乗り70ペソ(最初500m含む)
    • 4ペソ/300m
      • または4ペソ/2分ごと
  • 白いタクシー(一般タクシー)
    • 初乗り40ペソ(最初500m含む)
    • 13.50ペソ/km
      • または2ペソ/2分毎

実際には、交渉するケースもあるので上記料金は目安としておきましょう。

CEB姉さん
CEB姉さん

日本人観光客がよく訪れる地区(マラテ、エルミタ、パサイ、マカティ)への所要時間は道路が空いていれば30分以内くらいよ。

チャンビア
チャンビア

感覚的に、マラテ・エルミタやマカティまでで空いていれば200ペソ以内、混んでいれば300ペソくらいが相場。最近はスカイウェイを使うことも提案してきます。その場合は、50ペソ余計に支払います(これはGrabも同様)

クーポンタクシー

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段(マニラ空港で捕まえられるイエロータクシー)
マニラ空港で捕まえられるイエロータクシー

固定料金。イエロータクシーの2倍〜3倍程度の料金、目的地により価格が異なります。マラテやマカティで800ペソ前後だったかと思います。タクシーが行列で乗れそうにない時たまに利用しています。

ここ最近はぼったくりの営業が本当に多い。声をかけてくる輩はマカティまで3,000ペソとか平気で言ってきます。

▲ T2からクーポンタクシーを使いました。この日はお買い得だったようです(笑

エアポートバス(UBE Express)

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段(マニラ空港のエアポートバス料金表)
マニラ空港のエアポートバス料金表

ここ数年で少しよさげなエアポートバスが運行しています。タイミングがあえば、安く安全に市内に移動することが可能です。2018年に使いました。ルートはあるんですけど、その通り動いていないような…

2018年にUBE Expressを利用しています。当時よりは、バス路線の拡充が進んでいます。

Grab(グラブ)

コロナ禍では、空港のGrabスタンドは運用が停止されています。22年10月確認時点では、スタンドはありませんでした。

Grabは東南アジアを中心とする配車サービスです。マニラではかなりGrabが普及しています。以前は、Uberも使えましたが、現在では使えなくなっています。

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(ターミナル1にあるGrabスタンド)
ターミナル1にあるGrabスタンド
マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(ターミナル3にあるGrabスタンド)
ターミナル3にあるGrabスタンド
マニラ空港 各ターミナルGrabスタンド
ターミナル 場所
NAIA T1 メイン到着階カーブサイド
NAIA T2 ビル寄り内側のカーブサイド(Bay7, 8付近)
NAIA T3 ビルから見て2番目のカーブサイド(Bay5, 6付近)
NAIA T4 ビル外カーブサイド

係員が持っているスマホやタブレットでGrabカーを読んでくれるので、利用者側で呼ばなくて大丈夫です。車が捕まると金額と車ナンバーが書かれた紙をくれるのできちんと保管しましょう。お金はドライバーに直接支払います。

乗車しても必要なければ、ドライバーに紙は渡さない方が良いです。乗車時に紙を渡して、降車時に値段が異なるスマホ画面を表示して小さいボッタクリをしてくることがあります(体験済み)。

紙を渡さなければいけないようであれば、スクショしましょう。

上記のケースは、Grabスタンドを使った場合です。自分のスマホで手配した場合にはスマホ上に履歴が残るのでボラれる心配はないです。

▲ 自分で呼ぶ場合、キャンセルを複数回行うと24時間のアプリ利用制限がかかります(体験済み)。時間がかかってイライラすることもあるのですが、自己都合キャンセルは一度までにしておきましょう。

CEB姉さん
CEB姉さん

イライラしたのね。

チャンビア
チャンビア

はい。24時間のアプリ利用禁止は痛い…

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(NAIA-T3到着口のBAY表記)
NAIA-T3到着口のBAY表記

▲ T3の場合は、柱にBay表記されています。Grabを捕まえる際にもこの番号ごとに指定するとドライバーとの齟齬がなくなります。

レンタカー

私は利用経験がありません。ターミナル1〜3で以下のレンタカー会社が利用可能です。利用時には国際免許証が必要なようです。インターネットを見る限り、あまり利用している人はいなそうです。

NAIA T1〜T3で見られるレンタカー会社
  • Avis
  • Budget
  • Europcar
  • Hertz
  • National
  • Viajero Rent-a-Car

出発階からの移動

ネット上に裏技的にある方法ですね。時と場合により使います。到着階と出発階が分かれているのはマニラ空港のターミナル1, 2, 3です。ターミナル4では出発・到着階は別れていません。

タクシー、またはGrabで移動することが可能です。

Grabは目印を伝えないと見つけづらいです。Grabにまだ不慣れだった頃にドライバーからキャンセルを食らったことがあります。ターミナル1, 3だと目印になりそうなものも少なく少しテクニックが入りますね。

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(NAIA-T3出発階からのタクシースタンド)
NAIA-T3出発階からのタクシースタンド

ターミナル1出発階にはタクシースタンドはないので乗客が降りてきたものを拾います。ターミナル3はビルから見て2番目のカーブサイドにスタンドがあります。

音声ちょっと大きいので音量落としてね

▲ 2014年くらいになんとなくiPhoneで撮影したタイムラプス動画です。動画の後半にターミナル3の出発階タクシースタンドで市内に出ようとしています。わりと混んでます。

ハイウェイの利用

ここ数年で空港周辺の道路は、ハイウェイの発達で以前より改善されつつあります(若干

タクシー、Grab、クーポンタクシーが該当しますが、道路事情によってドライバーよりハイウェイ利用を提案されます。金額を聞いた上で利用判断することになります。

Grabでクレジットカード決済をする場合は、ドライバーのアプリ上で金額をプラスしてもらえます。ドライバーのスマホ料金をきちんと確認した上で、決済を指示しましょう。Grab以外は現金払いになります。

  • 19年8月のNAIA-T2からのハイウェイ利用は75ペソと言われました。

マニラ空港から市内へ快適移動

送迎というのは若干値がはるものの、速やかに市内に移動できる移動手段です。

割安なホテルで送迎を手配すると、現地スタッフが待機していないという声も聞くので、送迎を手配するなら良いホテルやしっかりとした現地オプショナル販売会社が良いです。

ホテル送迎を使う

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(Agodaで選べる送迎オプション)
Agodaで選べる送迎オプション

Agoda(アゴダ)でホテルを予約すると、対象の施設であれば空港送迎を手配することができます。予約時にフライトの到着時間を入れておくことで、到着ゲートで出迎えてもらえます。多少の遅延でも大丈夫なように60分ほど待機してもらえます。

画像をとったときは多少円高が進んでいたのでお得な料金でした。

Klook

Klookは、海外発の現地オプショナル販売会社です。スマホで簡単に予約できる手軽さが便利です。私は2018年春くらいからこのサービスを利用し始め、海外現地に行くたびに何らかの現地体験・アクティビティを使っています。

▲ パソコンやスマホからアマゾンのショッピング感覚で現地ツアーが選べます。

Klookで手配できる送迎

参考 スマホから送迎手配できる「Klook」

▲ ドライバーとのやりとりは英語になりますが、スマホのバウチャー見せれば良いだけなので言葉に不安があっても大丈夫だと思います。

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(Klookスタッフの待機様子)
Klookスタッフの待機様子

待機は1.5時間までとなっています。到着ゲートを出ると最近ではKlookブースが目に入るところにあるのでわからなければそこで聞けると思います。

Klook.com

ベルトラ

マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(日本語の現地オプショナルと言えばベルトラ )
日本語の現地オプショナルと言えばベルトラ

ベルトラ(Veltra)も、現地オプショナル販売会社です。HISやJTBのツアー以外で現地に行かれる方で多少の観光もしたい、と言った場合に使えるサービスです。

海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】
マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内への移動手段・アクセス方法(ベルトラで選べる日本語対応の空港送迎)
ベルトラで選べる日本語対応の空港送迎

画像 ベルトラ(Veltra)の安心マニラ送迎icon

空港送迎は若干割高ですが、安心の日本語対応が強みです。評判も高いですね。せっかくなら市内観光なども一緒にお願いしちゃうと良いでしょう。

まとめ

時間があるときはエアポートバスでもいいんですけど、なかなかタイミング合わないんですよね… 早く空港をはなれたいのに、タクシーやらGrabがつかまりづらいとイラつきます。

時間をかけて安く移動しても自分の時間が不毛に消耗されては意味がありません。タクシーとの交渉ゴトに私は価値を見出すことはできない。交渉はメンドクサイ、この一言に尽きます。

許容範囲のお金を使っても、「快適さ」を求めるのがいいのかなぁ…と今日この頃。

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