中国国際航空(エアチャイナ/CA)で羽田からホーチミンへ行きました。途中、北京では日本からの到着から次の便まで8時間ほどありました。
空港待機で必要な時間を考えれば5時間程度あるため、一旦入国して北京市内を少し観光してみました。ツイッターのフォロワーさんに聞いて天安門や王府井(おうふせい)といった場所に立ち寄りました。
日常的な英会話ができるので普段旅行するにしてもあまり不安はないのですが、言葉が通じないであろう中国、かなり不安でした…
北京フライト往復4便の全体像
- 往路1便目羽田/HND-北京/PEK
- 途中北京で北京トランジット5時間今回の投稿対象です。
- 往路2便目北京/PEK-ホーチミン/SGN
- 復路1便目ホーチミン/SGN-北京/PEK欠航+12時間以上遅延して散々な搭乗となりました。
- 復路2便目北京/PEK-羽田/HND
北京空港トランジット事前計画
往路では乗り継ぎ時間を結構長めに確保していました。せっかくの中国乗り継ぎ、まだ入国もしたことないので多少の観光をすることにしました。
事前に次のようなイメージで考えていました。
- AM11:30CA184便の到着時間
北京空港に到着。大体、沖留めになってバスで空港まで移動のようです。
- PM12:30入国審査、出口への移動人民元の確保(両替)などで1時間は必要。北京空港は大きいです。入国審査もタイミングによっては時間がかかりそう。
北京空港からの外出時間:PM12:30-05:20(約5h)
- PM05:20空港に戻るエアチャイナのビジネスラウンジに立ち寄る時間、待機時間として出発の3時間前を目安にしました。
- PM08:20CA903便の出発時間ラウンジで適度にくつろいだ後、ホーチミンへ出発。
過ごし方・時間つぶし
全く土地勘のない北京、言葉も通じないということで珍しく予習しました。というかツイッターで手っ取り早く聞きました。
FF関係の方(フォロー&フォロワー)で強力に中国に詳しい方がいるのでお力をお借りしない手はありません。素直にどこ行けば良いのか聞きました。初めてならオススメは、、、
鉄板の天安門広場の他に近場でいくつか案をいただきました。流石に毎週、中国へ飛び回っているだけのことはあります。
天壇公園は北京からやや南にありますが、広大らしい。
北京の観光スポット
- 天安門広場(外せない)
- 三里屯(さんりんとん)
- 王府井(おうふせい)
- 天壇公園(てんだんこうえん)
入国とビザ
日本からの便は北京空港の第3ターミナルに到着します。図表の左からC, D, Eエリア。
到着はEエリアで入国審査は逆側のCエリアにあります。EからCへはエアポートシャトル(電車のような乗り物)で移動します。5分はかからないですが、タイミングによってシャトルの待ち時間があります。
入国については、日本人は15日以内の滞在であればビザは不要。入国審査前にArrival Cardがあるのでカードに必要事項を記入します。機内では配ってくれませんでした。
両替
北京空港の両替は事前に調べた限り、民営でレートが悪いそうです。
AllAboutの記事によれば、1,000円近い手数料を取られるとのこと。ここまで取られるのであれば言葉の不安のない日本での両替も良いかも。
クレジットカードによるATMキャッシング
私は、空港内にATMがあるということでクレジットカード(VISA)で引き出しをすることにしました。ターミナル3の2F到着出口付近に「中国工商銀行」の店舗があり、その中でATMを使うことができました。移動だけであれば、100元もあれば十分です。
使ったカードはVISAです。記憶が定かではないのですが日本語表記があったような気がします。操作方法はVISA公式に出ているものと大差はなくて、通貨が人民元に変わったくらいです。(操作画面も撮影したかったのですがスタッフが近くにいて気まずかった…)
カード履歴と当時の人民元レートを確認しなおして見ましたが、全く問題ないというかインターネットで出ていたレートより良かったです。
引き出した人民元 | 500元 |
---|---|
請求された日本円 | 8,188円 |
レート(Google, 11/16) | 16.260円/元 |
レート(SMBC, 11/17) | 16,377円/元 |
通信手段
今回は北京での通信は確保しませんでした。数時間だけだし、この後に1週間程度ホーチミンに滞在する予定だったので北京だけWiFiを使うにしても返却に困るので通信難民で我慢しました。
短期間で通信がないと恋しい方は日本でWiFiレンタルしておくと良いと思います。調べた限り、VPNプランが豊富で中国に強いのはグローバルWiFiです。
(追記:’19/05)それからから半年後。最近では英語が通じづらい国や、時間が中途半端な場合にはH.I.Sと日本通信との合弁会社から発行されている「変なSIM」を使っています。私は中国では試していませんが、ツイッター見る限り中国で使われているかたもいるようです。
中国の通信事情
ご存知の方もいると思いますが、中国では日本と異なりインターネット通信の規制が厳しいです。中国は共産党の一党独裁国家であり、党にとって都合の良くない批判がされづらい状況です。インターネットにもその影響が広がり、言論や表現の自由が実態として制限されています。
北京空港ラウンジでWiFiに接続しましたが、Google系、ヤフー系のWebサイトはほぼ見れません。日頃、Google神に依存した生活をしている私にとってはGoogleさんを取り上げられることは20年くらい前にタイムスリップする感覚くらいインパクトがあります…
トランジットでの外出に備えて事前にGoogleマップのオフライン機能を使おうとするも… 中国ではダウンロードできないと事前に確認していたので「百度マップ(百度地图)」という中国国内用のマップを準備し、オフラインマップを利用しました。
百度地图-科技让出行更简单
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北京市内の半日観光
北京首都国際空港から市内への移動
空港からは天安門広場を目指し、そのあとは時間が許す範囲で移動することにしました。
- 空港線エアポートエクスプレスで空港脱出空港線と呼ばれる路線で空港→東直門へ向かいます。(20分)
- 2号線北京市内の地下鉄移動①東直門→建国門(7分)
- 1号線北京市内の地下鉄移動②建国門→天安門東(7分)
- 徒歩地下鉄を降りて目的地へ天安門東→天安門(3分)。見積もっていた所要時間はこの程度ですが、すごい行列で入れるまで15分くらいかかりました。
エアポートエクスプレス
北京市内にはエアポートエクスプレスと呼ばれる電車に乗りました。成田エクスプレスや京成スカイライナーなものでしょうか。雰囲気的には京成スカイライナー寄りでした。
▲ 券売機と人がいるカウンターがあります。機械と格闘しても仕方ないのでサクッとカウンターでチケットを発券してもらいました。
▲ 赤い車体が中国らしいエアポート・エクスプレス。
地下鉄
エアポートエクスプレスで「東直門」で下車し、ここからは市内の地下鉄移動です。天安門までは2号線、1号線と乗り継ぎます。
北京市内の地下鉄 路線図(1号線) 北京市内の地下鉄 路線図(2号線)
地下鉄は券売機と人がいるカウンターで購入することができます。
それほど人も並んでおらず手っ取り早いのでカウンターで購入しました。事前にいきたい場所をスマホのメモ帳にいれておいてそれを見せました。
天安門広場
北京に行くならここは立ち寄っておきたい場所。テレビでもよく見る場所ですよね。
北京市東城区に位置する城門で、明・清代の王宮「紫禁城(現・故宮博物院)」の第一門(※正門は第二門の『午門』)。楼上で毛沢東が中華人民共和国の建国宣言を行い、中華人民共和国の国章にもその姿が描かれるなど、中華人民共和国の象徴のひとつとされている。天安門広場とは長安街を隔てて隣接する。
Wikipedia: 天安門
王府井(おうふせい)
ツイッターでおすすめいただいた場所より、王府井(おうふせい)に立ち寄りました。天安門から徒歩でいける範囲ですが、天安門広場もかなりの広さで王府井に行くまでにかなり疲れました…
王府井(おうふせい[1]、ワンフージン、拼音: Wángfǔjǐng)とは、北京中心部東城区にある繁華街。巨大デパートや飲食店が立ち並び一帯は歩行者天国になっている。
Wikipedia: 王府井
日本人には「北京の銀座」と呼ばれることもあり、また西洋人からは、ここに居住していたオーストラリア人の新聞記者G.E.モリソン(彼の旧蔵書は東京の東洋文庫の基礎となった)の名をとって「モリソン・ストリート」と呼ばれたこともある。
ご覧の通り、ほぼ銀座です。
最後に
もう少し回りたかったのですが、徒歩だときつい観光でした。
結構クタクタになってしまい早めに空港に向かいました。慣れないし、タクシー使うにしても言葉が通じない不安があり、若干抵抗がありました。
このあと向かったホーチミンでは、アプリで現地アクティビティや観光を予約できるサービス(Klook)を使いましたが、北京では使わずじまい。調べたら結構なアクティビティの取り扱いがありました。
北京市内のプライベート・カーチャーターのプラン。空港でのピックアップもOK。8時間のガイド付き。
適当な観光スポット見繕っってもらって回るのが良さそう。少し高いけど色々手間かけるくらいならいっそあり。
私、500元(8,000円程度)ほどの両替をしてしまい、いまだにいつ使うかわからない人民元があります。こんなことならKlookでよかった… Orz
海外現地アクティビティをスマホからサクッと予約できる「Klook」については次の記事で紹介しています。